新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

64卦と8つのグループ

2015年08月15日 | 易・断易

断易では64卦を8つのグループに分類する。
上図は乾宮八卦の親卦~帰魂卦の例です…(この卦の五行は全て金)。

   (八卦)…親卦・一世卦・二世卦・三世卦・四世卦・五世卦・遊魂卦・帰魂卦
1.乾宮八卦…乾為天・・・
2.兌宮八卦…兌為沢・・・
3.離宮八卦…離為火・・・
4.震宮八卦…震為雷・・・
5.巽宮八卦…巽為風・・・
6.坎宮八卦…坎為水・・・
7.艮宮八卦…艮為山・・・
8.坤宮八卦…坤為地・・・

親卦(しんか)を八純卦とする…親卦(おやか)が居たら、あと7人の子供たちが居るんだよ!

(注)○○八卦の○世卦と出さないと、八卦の五行が出ない。

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爻と八卦

2015年08月12日 | 易・断易


爻(こう)には―(陽爻)と- -(陰爻)とがある。
太極→両儀→四象→八卦
爻が重なって卦(か)が出来る。
八卦の別名を小成卦という。
八卦には陰陽は無いと言っているが、人物を陰陽に分けると上図になる。

上爻-|
五爻-|上卦(外卦)
四爻-|

三爻-|
二爻-|下卦(内卦)
初爻-|


☰(乾為天)
爻を書く場合は下から上へと書くが、読む場合は、上から下へ読む。
上卦と下卦は性格が違う。違う性格の人が仲良く一つの家に1階と2階で住んで居る様に見える。

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太極~八卦

2015年08月11日 | 易・断易

上図は、太極~八卦までの図です。
この内容を簡単に説明します。
1.まず宇宙の根本は太極です。太極とは、混ざり合った泥水の様なものです(陰陽が一つになっている状態)。
2.泥水をしばらく放っておくと、上の方が透明に澄んできて、下の方に濁った泥が溜まります。これを両儀と言います。水の上澄みを陽、泥水の下の方が陰となります。(陽は澄んで透明、陰は濁った部分です)。
3.澄んだ部分をまたしばらく置いておくと、また二つに分かれます。四象といいます。
4.より、澄んでいる部分を老陽。澄んだ範囲の中に少し濁った部分があるものを少陰といいます。また、濁っている範囲の中に少し澄んだ部分のあるものを少陽、そしてより濁っている部分を老陰といいます。
5.老陽の部分から、乾と兌が分れ、少陰の中から離と震が分れます。また少陽から巽・坎が分れ、老陰から艮・坤が分れます。これが八卦となります。
6.乾は自然界では天を人物では夫(父)を表し、兌は自然界では沢(川の流れ)を人物では少女(昔は三女、今は幼い女の子)を表します。また、離は自然界では火を人物では中女(女盛り、中年の女性)を表します。そして、震は自然界では雷を人物では長男を表します。
7.次に巽は自然界では風を人物では長女を表し、坎は自然界では水を人物では中男(男盛り中年の男)を表します。また、艮は自然界では盛り上がった山を人物では少男(幼い男の子)を表し、坤は自然界では地を人物では妻(母)を表します。
※八卦(はっか)の読み方は、乾(けん)・兌(だ)・離(り)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん)です。
この八卦が占いの基本となります。
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八卦(はっか)について。

2014年08月11日 | 易・断易
宇宙の根本は「太極」です。
太極とは「陰」と「陽」とが混ざりあった状態をいいます。
例えて言えば、「泥水」があるとします。
泥水は水と泥とが混ざり合ったものです。
その泥水をコップに入れて数日放置しますとどうなるでしょうか?
コップの上の方は澄んだ水となり、下の方には泥が沈殿します。
澄んだ上の方の水が「陽」で、沈殿した泥が「陰」となります。
自然界では陽は澄みわたった青空(天)の様なもので、陰は大地ですね。
陽は無形の「+」のエネルギーで、地は有形の「-」のエネルギーです。
人間で云えば、陽は無形な「心」で、陰は有形な「体」ですね。
心(陽)が主体で体(陰)は対象の立場ですね。
また、男性は陽で天(肩幅)が広く、女性は地(腰幅)が広いのもそのせいです。
太極という原因の世界が陰陽で出来ているので、結果という万物世界も陰陽で出来ています。
鉱物:陽イオンと陰イオン。
植物:オシベとメシベ。
動物:雄と雌。
人間:男と女。等、全てが陰陽から成り立っています…(両儀)。

陽の中には老陽(+・+)と少陰(+・-)とがあり、
陰の中にも少陽(-・+)と老陰(-・-)とがあります。
この四つを四象といいます。

また、老陽から☰(乾)と☱(兌)が生じ、少陰から☲(離)と☳(震)が生じます。
そして、少陽から☴(巽)と☵(坎)が生じ、老陰から☶(艮)と☷(坤)とが生じます。
この八つを八卦(はっか)と言い、それらを自然界や人物で表すと下記の様になります。

正象・自然・人物

①☰【乾:天・父(夫)】 

②☱【兌:沢・少女  】

③☲【離:火・中女  】

④☳【震:雷・長男  】

⑤☴【巽:風・長女  】

⑥☵【坎:水・中男  】

⑦☶【艮:山・少男  】

⑧☷【坤:地・母(妻)】

①と⑧は対、そして②と⑦、③と⑥、④と⑤も、それぞれ対になっています。
続く…。
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八卦と五色の配当

2014年04月22日 | 易・断易
■ 八卦(はっか)とは乾(ケン)・兌(ダ)・離(リ)・震(シン)・巽(ソン)・坎(カン)・艮(ゴン)・坤(コン)のことで、方位を示すためにも使用されている…また、その色は?

・震(☳)=東、青色
・兌(☱)=西、白色
・離(☲)=南、赤色
・坎(☵)=北、黒色
・艮(☶)=東北、紅色
・巽(☴)=東南、緑色
・坤(☷)=西南、黄色
・乾(☰)=西北、紫色


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八卦(易)

2013年06月17日 | 易・断易

東洋占術の根本には「易」があり、「易」は太極・陰陽・八卦から構成されています。
太極は万物の根源であり、ここから陰陽の二元が生ずるとされています。
この陰陽は表裏の関係であって、別のものではなく陰と陽の関係から万物の生成が可能になる。
易では陽を、陰を - - のしるしで表しますが、
これは文字ではなくシンボルで、このシンボルを爻(コウ)といいます。
陽は積極的・剛強的なものを指し、陰は消極的・柔弱的なものを指す。
(陽): (陰)
 +    -
 男    女
 昼    夜
 天    地
奇数    偶数 等がある。
一切の事物や事象は陰陽の関係によって成り立っている。
太極の陰陽は二つの別のものではなく、一方に陽があれば、他方に必ず陰がある。
そして、陰陽の関係は常に相対的・流動的であり、陽であっても、ある観点では陰になり変化する。
陰陽の関係は、互に反転し合いながらも互に補足し合う関係となる。

下記に、八卦に秘められた象意を簡単に書きます。

・乾(ケン) 三爻全てが陽爻で、天(人物では夫・父)。卦徳は剛健。

・兌(ダ) 地に凹みがあり、水をたたえている澤を表す(人物では少女)。卦徳は説(よろこぶ)。

・離(リ)  灯の中心は暗く、外は輝いているということで火を表す(人物では中女)。卦徳は麗。

・震(シン) 雷が鳴り渡る形で、動く作用がある(人物では長男)。卦徳は動。

・巽(ソン) 風は揺れ動くので流動する意を表す(人物では長女)。卦徳は入。

・坎(カン) 坎の字は土が欠けるところから穴であり、陥る意がある(人物では中男)。卦徳は陥。

・艮(ゴン) 山のように動ぜず、安んじて動かない意がある(人物では小男)。卦徳は止。

・坤(コン) 三爻とも陰爻で重なり、地を表す(人物では妻・母)。卦徳は従順。

※ 八卦は自然哲学的な思想であり、この八卦を二つ重ねて出来たのが六十四卦です。
六十四卦は複雑な現象を表すことができ、人生や社会現象に深い関係を持つようになる。

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過去、現在、未来という時間…易から

2009年03月31日 | 易・断易
☆ 過去、現在、未来という時間の流れの中で、わたしたちは生きていますが、実感できるのは現在だけで、過去は記憶、未来は想像としてしかとらえることはできません。
☆ わたしたちと実際に関わっているのは現在しかない。すべては現在にかかっている。
☆ この現在をあなたはどうやって手に入れたかといえば、その時々にそうなるように努力してきたからでしょう。
☆ 過去のあなたの行動が現在につながっている。
☆ 現在から振り返れば、いまのあなたのすべては過去のあなたの思考と行動の帰結としてある。
☆ 未来とは想像された現在であり、過去は記憶のなかの現在である。言葉を変えれば「未来はあなたの現在の心の中にある」。
☆ 我々はこの宇宙を創造した偉大な存在と調和することによって、運命を変えることができる。

新栄堂


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雑学・現在から未来を読む・・・易占いから

2009年03月26日 | 易・断易
雑学
■ツキを呼ぶ
・人生は選択と決断の連続です。
・人は誰でも自分の未来を予知する感覚受容器を持っている。
・占いの最大の効用は、次に打つ手を教えてくれることである。
・あなたの運命はあなたの手中にある。宇宙の法則に合った思考をすれば、あなたの思考は宇宙と調和し、あなたの望みはことごとくかなえられる。
・占いのもたらすメッセージは、あなたの未来予知の感覚受容器にインプットされるソフトウエアである。
・ツキとは強さである。強い人間がツキのある人間である。弱いツキというものはない。
・ツキを呼ぶには、自分に最大限の自信を持つことである。自身を持つためにするあらゆることが、ツキを呼ぶ行為である。
・自信とは自分の能力や技量で物事ができるかどうかの見通しのことです。そして見通しを立てるのは想像力である。
・どんなことでもいい、自分が誇れることをいますぐ見つけよ。それが自信をつける最良の方法だ。見つけられないなら、そうなった自分を想像せよ。
・占いの回答は、わたしたちの未来を予知するキーワードである。

■現在から未来を読む
* 未来は本当は現在のわれわれの心の中にある。
* 過去、現在、未来という時間の流れの中でわたしたちは生きていますが、実感できるのは現在だけで、過去は記憶、未来は想像としてしかとらえることはできません。そしてその現在も瞬時に過去となり、未来へと向う。・・・
* わたしたちと実際に関わっているのは現在しかない。・・・すべては現在にかかっている。
* 過去のあなたの行動が現在につながっている。
* 現在から振り返れば、いまのあなたのすべては過去のあなたの思考と行動の帰結としてある。
*五年先十年先のあなたは、いまのあなたの思考と行動によって決定される。
* 未来とは想像された現在であり、過去とは記憶された現在である。すべては現在、すなわち「いま」にかかっている。
* この宇宙を創造した偉大な存在と調和することによって、変えられる。
* いま現在に最良、最善の思考と行動をすることで、自分たちにとって好ましい未来を創造していかなければならない。
* 未来に絶望することも、未来だけに希望を託すことも愚か者のすることである。いま現在に最善、最良の努力をする者だけが、未来に希望を抱く資格を得るのである。                          
                              「易占い」から
新栄堂


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