新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

陰陽と気の流れ

2018年01月31日 | 四柱・その他
自然界は全て陰陽で出来ています。

昼があれば夜がある。昼だけでは休むこともできませんし、夜だけでは働くこともできません。
昼と夜とがあるから良いのですね…。

高い処があれば、低いところもあり、
硬いところもあれば柔らかいところもあります。
また、凸があれば凹もある。
餅つきの杵と臼もその様なものです。
陰陽の二つが一つになって、バランスが取れて一人前。
完成ですね…

男と女も陽陰の代表です。
男は全宇宙の陽の代表で、女は陰の代表です。
男は女を前提として存在しますし、女は男を前提として存在します。
男は女の為に、女は男の為にですね…

一日では、昼(陽)があれば夜(陰)があり、夜から昼になる中間に朝があり、昼から夜になる中間に夕があります。
1年で例えれば、春夏秋冬の四季ですね…。そして季節の変わり目が土用になります。
春(木)・夏(火)・秋(金)・冬(水)+土用(土)で五行ですね…。

春(木)は土の中から草木の芽が上に伸びます。
夏(火)は、暖かい陽射しで温度が上昇し、草木が繁茂します。
秋(金)は、エネルギーが下降し、収縮して硬くなります。
冬(水)は外から内へと縮みます。
この様に、内から外へ伸びて上昇して、下降して、外から内へと縮みます。
自然界にはこの様な気の流れがあります。
そして、植物も人も企業も国も、これらの五行の気の影響を受けています。

年月日時の目に見えない時空の気を、十干十二支という干支で表したものが命式表です。
命式表は運命の方程式ですね…。


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春夏秋冬と一生(お米・人間)

2018年01月26日 | 四柱・その他


上図は、「お米と人生」の一生のイラストです。
陰陽五行と大運の良し悪しという観点でこれらを説明したいと思います。

男性は「天」、女性は「地」を表します。
男性は天(肩幅)が広く、女性は地(腰幅)が広いですね。

天と地の愛の関係から人生の出発が始まります。
この世に生まれる前は、お母さんの胎中。羊水という「水の袋」で守られた世界で過ごします(水)。

春(木)になると、地(母)に巻かれた種は、天(父)からの暖かい陽射しや適度な雨によって、芽を出し、そしてスクスクと育ちます。…春(木)には内から外へ出ていくエネルギーがあります。
お尻が青い頃で、青春ですね。
特に、三つ子の魂百までとも言いますし、小学校へ上がるまでの期間は、仲の良い両親の愛をふんだんに受けることが大切です。
…しかし、この頃の大運に強い比肩星等が出ていると、育つ環境が整いきれない傾向も出てきます(例えば親の離婚や 虐め等…)。

夏(火)になると気温も上昇。植物は急成長します(上昇運)。
人の年齢では30代~50代で、子供を育てたり社会で活躍する働き盛りの頃です。
…しかし、この年代の大運に、命式本体の中心星を強く尅する変通星や、強い比肩星や傷官等が出る場合は、まるで冷夏の様になり、植物も繁茂することが出来なくなります。
…夫婦や仕事運にも影響が出る場合もあります。

秋(金)になると植物は収縮します。茎や葉は黄色く萎びますが、稲穂は豊かに頭を垂れます。
金には上から下に下るエネルギーがあります。
春夏が順当の場合は稔の秋となるでしょう…。
人の年齢では60歳~の時期で、沢山の孫にも恵まれ、身体は衰えても、その魂は豊かな愛で稔ります。
…高齢になってからの偏印の時期は、病気のもとを作りやすい暗示もあります。

この世は「空気の袋」で守られた世界です。
豊かに稔ったお米は、美味しいと主人に食べられて、主人の血や肉となり主人と同化します。

人の場合も、豊かな愛で溢れた魂は、肉体を脱いだ後に、愛の源である太極(神)と同化します。
また、子供達は、その生き方かを相続します。

・水の袋(胎中)
・空気の袋(地上)
・愛の袋(あの世) 
水は口で飲み、空気は鼻、愛(魂)は目で現し、口の上に鼻があり、その上に目が付いています。
何かの象徴かも知れませんね…。

運勢の良い人は…
1.まず、命式本体が良い。
2.学業を修める時に、学習に良い大運が来ている。
3.お金が必要な時期に、良い財運が来ている。
4.社会の位置や立場を得る時期に、良い社会運が来ている。
  等、時に合った大運に恵まれている方は、ラッキーですね…。

自分自身の特徴を知って、それを活かすこと。
また、運気の春夏秋冬を知ることも大切だと思います。
これらは、個人や企業にも当てはまると思います。

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五行=気の五つの運動状態。

2018年01月24日 | 五行
木…内から外へ出て行くエネルギー(伸展)。
根は下に伸び、枝は上に伸びる。春は土の中から外へ出る。

火…下から上に昇るエネルギー(上昇)。
炎は下から上に燃え上がる。気温も上昇、植物も急成長する。

土…相対的に安定しているエネルギー(安定)。
大地は基本的に安定している。各季節の変り目。

金…上から下に下るエネルギー(粛降)。
金は重いので沈む。秋になると植物は固まり収穫。動物も体重が増える。

水…外から中へ入るエネルギー(収縮)。
低いところに降り、溜め込む。植物は枯れる。動物も冬眠する。貯蔵・封蔵。

※ 生(木)・長(火)・収(金)・蔵(水)・化(土)。

■五行と感情

(木)…怒る。中から外へ出ていく気(爆発)。

(火)…喜ぶ。嬉しいと飛び上がる。下から上に舞い上がる動き。

(土)…悩む。土は相対的に安定している状態。考え込んだり悩んだりしている状態の時は、気は動かないでじっとしている。

(金)…悲しみ。落ち込む気分は、上から下へ下がっていく感情。

(水)…恐怖。不安、ビクビクする時は、身体は怯えて収縮する。

《東洋医学から》

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新しい出発の時

2018年01月23日 | 今日の出来事

上図はある有名人の命式です。
彼の命式を見ると、日干・年干の戊の比肩が月上の癸の正財を干合して引き寄せながら尅しています。また、行運を見ると、戊の比肩が大運・流年に双並びで出ています。
五行では合計6個の土の比肩が水の正財を土尅水と干合しながら尅しています。
今年は還暦の年ですね…。
比肩には分離という意味があります。
一つの段階が終わり、新しい出発をせざるを得ない時期なのでしょうが…
厳しい出発になりそうです。
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夫婦の相性

2018年01月20日 | 今日の出来事


上図は、ある夫婦の命式です。
左上は、俳優の三浦友和さん、右上は歌姫 山口百恵さんの命式です。
二人は、1974年9月に映画「伊豆の踊子」で初共演。
その後、ヒットを飛ばし、1980年11月19日に結婚。

二人の命式はとても対照的な命式。

三浦さんの命式は…
比肩が1個で、天干の並びは偏印を中心とする食神との並びで、五行にも印星と食傷に星が固まる。
典型的な俳優の命式。

山口さんの命式は…
天干の並びは、偏官を中心とする劫財との並びで、土の比劫に星が太過(6個)。
男っぽい性格かも知れない…。

山口さんには、三浦さんの様な人が合うのでしょうね…。

また、三浦さんも、初の自伝的人生論『相性』で、「私は素晴らしく相性の合う女性と出会い結婚できたといえる」などと、妻で元歌手の山口百恵さんとの夫婦関係について、ありのままに語っていたらしい。…夫婦円満の秘訣を問われた時、三浦が考えた末に達した答えが”相性”だったとのこと(2011.11)。

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出産に良い時期。

2018年01月17日 | 今日の出来事
子供運について…

(男命の場合は)

1.良い官星(正官・偏官)を持っていること。
2.また、その官星を壊す傷官が四柱に出ていないこと。
3.時柱に比肩・劫財(敗財)が出ていないこと(少し影響)。

(女命の場合は)
1.良い食傷を持っていること(女命では食傷は子供を表す)。
2.また、四柱本体に、その食傷を守る良い財星(正財・偏財)があること。
3.時柱に比肩・劫財(敗財)が出ていないこと(少し影響)。

がポイントですね…

特に女命の場合、強い偏印があり、財星も弱い場合が気になります…。

その様な命式の方は、良い財星が出て、食傷が守られる時期を見つけると良いと思います。
そして、その時を逃さないことがポイントです。
財星は家庭を表しますし、財星の時期は、気持ちも落ち着きやすくなります。
子作りには良い時期なのでしょうね…。
良い財星の年や月を意識することも重要かも知れませんね…。

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合格 おめでとう!

2018年01月13日 | 今日の出来事


当方の流派(安田流四柱推命)の資格試験が、昨年の11月末にありました。
本日、受験者の合否が発表となり、合格者から続々と合格の連絡が入ってきました。

おめでとうございます!

資格試験には二つの種類があります。

「教部試験」と「教範試験」の二つです。

・教部免状…安田流四柱推命の基本的な内容を理解したレベルの免状。

・教範免状…安田流四柱推命を使って実際の鑑定が可能なレベルの免状(プロ免状)。

の二種類です。今回は7人全員が合格です。

さあ、これからが出発です。
一緒に頑張りましょう!

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平成30年の日干毎の大雑把な運勢傾向

2018年01月03日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成30年の干支は「戊戌」です。
そこで、平成30年の「日干毎」の大雑把な運勢傾向を記入します(平成30年の立春から)。
※以下の内容は日干毎の流年の傾向性をワンポイントで記入しました(注意月も)。
詳しい判断は命式本体や大運も見ないと何とも言えません。
※日干とは、生れた日の柱の十干(甲.乙.丙.丁.戊.己.庚.辛.壬.癸)のことです。

●日干:甲の流年:偏財 養(偏財)…社交性も強まり、何かと人の面倒を見やすい年といえます。遊び心も出やすくなり、男性の場合は女性を口説きたくなる場合もあります。また、受験生の場合は、遊び心から勉強に集中できなくなる傾向がありますので、学習のスケジュールはきちんと立てて下さい。
商売(営業)等に携わる人は活躍の年とも言えます。
大運に敗財や食神が一緒に出ている場合は流されたり遊び過ぎたりしないようにして下さい。
2月・3月の月運は少し気になります。魔が刺さない様にして下さい。

●日干:乙の流年:正財 墓(正財)…一般的に正財の流年は安定した時期といえます。しかし、正財の十二運が休囚している場合は、そのエネルギーが弱い年ともいえます。大運に正財を尅す敗財(劫財)が出ていたり、四柱本体に正財を尅す敗財(劫財)が強く出て、流年の正財を尅す場合は注意も必要です。
2月・3月の月運は少し気になります。高い買物等は控えて下さい。

●日干:丙の流年:食神 墓(食神)…平成28・29年の辛い時期が過ぎてホッと一息。今年は吉星の食神の年ですので、まあまあの年とも言えます。しかし、食神の十二運が休囚しているので、その働きが弱く受け身の年ともいえます。但し、四柱本体や大運に偏印が強く出て、倒食となる場合は「儘ならない」運気になる場合もあります。…倒食かどうかで、吉凶が変わってきます。2・12月は月運が偏印ですので少し注意が必要。また、5月は流されない様にして下さい。

●日干:丁の流年:傷官 養(傷官)…平成28・29年の冬の時期が過ぎて、運気に明るさが出てきます。しかし、現実と理想のギャップで少々ナーバスになる場合もあります。焦らずに気分転換を心掛けると良いですね…。また、四柱本体や大運との関係で傷官と官星との尅が強くなる方は、事故や怪我には注意が必要かも…。5・11月は少し注意かも知れません。(命式全体を見ないと何ともいえませんが…)

●日干:戊の流年:比肩 墓(比肩)…10個の天干の中で、今年は少々注意が必要なのが「戊:つちのえ」の方かも知れません。…特に大運にも比肩・敗財(劫財)が廻っている場合は尚更です。無理なことや高い買物は控えて下さいね。また、身体の弱い方やお年寄りには気を付けて下さい。月運では6・7月は少々嫌ですね…。

●日干:己の流年:劫財 養(劫財)…今年の傾向は物に賭けたくなる運です。特に、四柱本体に劫財や比肩が強く固まっている命式の方は気を付けて下さい…一か八かの投資は避けて下さいね。大運や四柱本体に確りした食神がある方は、「劫達」的要素で「棚からぼた餅」的な事もあるかも知れませんが、それらは稀です。欲をかかずに地道を心掛けて下さいね…。特に6・7月は気を付けて下さい。9月は少しおもしろいかも…。

●日干:庚の流年:偏印 衰(偏印)…平成28・29年の疲れが出やすい時期です。特に大運や四柱本体との関係で「倒食」となる方や年配の方は健康診断をお忘れなく…。受験生の方は、勉学がはかどる年ですので頑張って下さい。経営者の方は、足もとを固める時ですので、もう一度事業内容を見直すのも悪くは無いと思います。月運では8・9・10月は少々気になります。※ 「倒食」とは、偏印と食神とが並び、偏印が食神の福禄を壊してしまうことをいいます。

●日干:辛の流年:印綬 冠帯(印綬)…思考力や理解力が発揮される年ですので、勉強や研究には良い年となります。また目上の引立てもあり、母親の様な年配の女性とも縁がある暗示があります。一般的に平穏な年で、良い官星と並ぶと社会的評価を受けられる暗示もあります。月運では8・9月は少し注意。

●日干:壬の流年:偏官 冠帯(偏官)…行動力が湧き、カッとしやすい年でもあります。また、人によっては、他からプレッシャーを受ける場合もあります。そして、現状を変革させたい気持ちが強くなり、地位や職場の異動が生じやすい年ともいえます。また、既婚女性の場合は夫に対する不満も出やすくなり、とにかく現状を変えたくなる気持ちが強くなります。この年は強い行動力と変化の年ですので、冷静に判断して行動しましょう(特に印星が弱い命式)。3・10・11月。

●日干:癸の流年:正官 衰(正官)…未婚の女性の場合は夫を得る暗示もあります。また、責任感も増し、社会性も強くなり、評価も受けられる年ですので、受験や就活等には良い年ともいえます。但し、大運や命式本体に強い傷官を持つ場合は、せっかくの正官の良さが半減する場合もありますので、やはり命式全体を見て判断する必要があります。2・11月は少し気になる月運です。


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謹賀新年

2018年01月01日 | 今日の出来事


明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年も宜しくお願い致します。

新栄堂
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