世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

国民安心の社会保障制度の確立を!

2013年06月10日 | Weblog

昨今、雑談をすれば決まって老後の話が話題になる。公平な分配とか世代間の格差の是正とかと大義名分は、よく納得するが、事、自分の身に降りかかるとダンマリを決め込む。 “いやーあ!・・・”、その心情は、よく分かる。万一の場合は、どうなるのかと心配でならないのだ。単身所帯や高齢所帯が毎年増加の一途を辿っている昨今、将来に不安が先立つのは当然である。<自助、共助、公助のバランスを執り適正な社会保障制度にすべきだ>と、その道の専門家や識者は指摘する。その事に誰も異論はないし、誰でも納得はするのだが・・・、でも、釈然としない。不安が先立つのだ。特に老後の暮らしの在り方として、“医療、介護、年金、病気等々”に不安が募る。少子高齢化の日本の現状では早急に取り組まなければならない懸案である。・・・為政者は口を開けば世代間の応分の負担を強調するが、あの敗戦後の困難・困窮、疲弊しきった日本の社会を今日の繁栄ある社会に築いてきたのは言うまでもなく現今の『高齢・老齢者』である。短い余生を不安なく心配なく過ごせる様に叡智をだして解決策を見出すのが為政者、政治家の勤め、使命なのではなかろうか。公平、応分の負担、世代間の格差是正云々を強調する前に、歴史の果たしてきた歴史認識を前提にした今を考えるべきではないのか、そういう視点が今の為政者には欠けている。熟考してもらいたい。