世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「年金制度」に関する いろいろ・感想!

2012年07月05日 | Weblog

●公的年金制度=「自営業者らが加入する<国民年金>」、と「会社員が加入する<厚生年金>」、と「公務員が加入する<共済年金>の三つから成っている。各年金とも制度の土台となる共通の「基礎年金」が支給される。厚生年金と共済年金は、更に<所得に応じて保険料>を納付する2階建ての構造に成っている。国民年金の保険料は現行月額“1万4660円”で、支給額は40年間保険料を払い続けた場合の満額で<月6万6千円>。ただ国民年金には失業者や学生、非正規労働者らも加入しているので保険料納付率の低下が深刻化している。

●国民年金=「自営業者や農林漁業者らが加入する公的年金制度」で20歳以上から60歳未満が対象。保険料は“月額1万3300円”で2002年度の保険料未納率は37・2%で悪化している。厚生労働省と社会保険庁は特別対策本部を設けて徴収権を強化しているが時効が2年と短い為、1986―2002年度にかけて徴収不能となった保険料は<約8兆千億円>に達した。

※:納付率=ある年度中に、国民年金の加入者が保険料を実際に納めた月数を、本来納めなくてはならない全体の月数(全額免除や学生納付特例を除く)で割って算出。1990年度以降~96年度までは80%台を維持していたが、97年度に70%台に落ち込み、更に2002年度には62・8%にまで低下した。特に20歳代の納付率の低さが目立っている。納付率を高めないと、これから先が思いやられる。皆で知恵を絞って対策を講じるべきである。