世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

上手な死に方・逝き方 を考える!(中)

2011年02月14日 | Weblog
「おひとりさま」の末路は、人間の哀れさを露呈する。人それぞれではあろうが、あまりにも酷である。身よりのない“おひとりさま”は政治(政策として)が、社会が、何らかの手立てを講じないといけない。<人間尊厳の本質>に関わる問題を孕んでいるからである。先代が今を築き、今が築いた文化・文明を、後代が享受する。その延々としたバトンタッチの連鎖・連続が我々の社会であるはずだ。かつて人間関係の煩わしさから地域を捨て、故郷を捨てて都会へ都会へと逃避した。その挙句の果てに「無縁社会」を生み出した。もう後戻りはできない。社会学(隣接諸科学等々)の法則からして後戻りはできない。― 卑近な例、<方言>が、再び隆盛を極めることができない様に(言語学の未来法則)― 共同体の隆盛復興も有り得ない。細々と地域で、集落で、気概ある方が地域のリーダーとなって成功した例もあるが、それは稀である。NPOの活躍も見逃せないが、少数である。・・・しからばどうするか、「無縁社会」を受け入れるしかない。どう上手く受け入れるか、である。人間終焉の儀式、葬式の在り方も多様化してきた。エンバーミング(ベトナムの戦死者の死に化粧)や遺体処理の方法も多様化してきたし問題も噴出した。次回は、その事に触れて考えてみたい。