世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

“大和魂”は犠牲精神の権化?!

2015年03月21日 | Weblog

かつての強豪“なでしこジャパン”の名声が流布するにつけ、その精神は、なへんに有るのか、と考えてみた。皮相的な見方だが、美しき犠牲精神に帰結する様な気がしてならない。一点突破にせよ、一致団結が日本精神の神髄である様な気がしてならない。どうして、そう考えるのか自分でも定かではないが、戦前の天皇制の名残が今も延々と続いて今日に至っている様な、やはり、そういう気がしてならない。中途半端な戦前戦後を股にかけた私だが戦後民主主義の洗礼を受けて育ったものとしては、視野を戦前に入れると、そういう結論になる。“なでしこジャパン”の命名の<なでしこ>も紐解けば、植物に由来するのだが、それも<大和魂>の別名である様な気がする。曰く「大和魂」とは、“日本民族の固有の精神”として強調されてきた。それは日本人の<対外意識の顕れ>でもある。対外に対する闘争精神の権化が“なでしこジャパン”をして顕示された。そういう見方も成り立つ。歴史的に古くは中国に対して、近代以降は、西洋に対して主張された。“大和魂”は、古来、日本人独自の思考と行動様式を指した。日本的“美意識”と中華思想に対しては“日本文化自立の精神”を謳歌したものだった。別の見方からすると、尊皇攘夷の行動様式を吐露した精神である。明治以降は、天皇への忠誠精神としてナショナリズムの中核的内容となった。対外侵略を美化する精神的支柱となり、昭和の戦時中の士気高揚のスローガンとなって一億総動員の戦争参加・賛美へと駆り立てた。結果は、承知の通り惨憺たる敗戦に終わった。・・・
※:今国会の安保法案の成立に躍起となっている安倍政権、自公の態様は戦前の悪夢を想起させる。

夢一夜“云十年前の現実の再来?”か!

2015年03月20日 | Weblog

最近、頻りに夢を見る。それも現役時代の現実の夢である。定年後、歳月は大分経過しているが今頃、どうしてそんな夢を見るのか不思議でならない。・・・でもいいや、それを辿る事にしよう。・・・学生時代の受験勉強の最中である。国文学の脚本の勉強の仕方を一生懸命、親友に教えている。どうせ放課後は<ハムレット>の劇の練習が有るのだから、その脚本では漢字だけ覚えたら良いよ、という具合に、である。親友も神妙な顔で聴いている。理解しがたい風貌で不安そうな仕草でコツコツと鉛筆を走らせている。私は自己流で他の分野を征服する。まあ、そういう具合に勉強に熱中しているのである・・・。これは一例であるが、以前も類似の夢を見た。何で今頃、と言うのが感想である。夢の分析でフロイドや無意識の意識、超意識、宇宙意識、人類共通の意識の底の意識の共有性等々を調べてみるか、そういう衝動に駆られる。仏教との因果関係もありそうだ。輪廻転生、六道、因果律等々も複雑に絡んで解明が待たれるような気がする。思考の遊戯である。現実からの逃避かもしれない。・・・

識者よ! 沖縄の痛みを分担せよ!

2015年03月19日 | Weblog

評論、解説、コメントは常識人なら誰でも出来る。世界に冠たるトップレベルの教育水準の日本国民なら日常茶飯事の見解の吐露である。論評、評論、解説、注釈等々のコメントは要らない。“行動で自己の信念を証明せよ!”、という事だ。つまり<沖縄の痛みを共有せよ!>、ということである。“主権の完全?回復”というマヤカシの明言で国民を騙し糊塗する。爾来の保守政党(自民党)の常套手段である。一億総右へならえ、の態様である。立止って考え熟考する事すら出来ない。現状は哀れな日本の政治家や識者の生き様となったのである。・・・思考停止の具現である・・・。嫌味の一つや二つも言いたいが、それすら効き目がない。そういう現実、実状、現状である。安倍官邸の一強の猛進で与党(自公民)さえ追従している。最早、この国には真の民主主義は根付かない、育たない、と達観している。・・・
※:野党の奮起に期待したいが絶望が先立つ。政治に疎遠になっている。

“吾が闘争”―心の旅路―

2015年03月18日 | Weblog

小さな島の小さな物語である。・・・遠い追憶の彼方に想いを馳せ若き青春の熱気溢れる日々を回想する、その心境が現時点での吾が心の彷徨(さまよ)い、在り様だ。物怖じせず何事にもチャレンジ精神で好奇心の赴くままにアタックした若き日々! ―期間― その時々の社会諸事象に自分なりの回答を与え、見出し、悦に入っていた日々が懐かしくさえ思える。かような回帰心境は社会現事象に不満が生じた時に生起するのだと思う。それは「小さな島の小さな物語」の現実には、逃避したい世相が、社会諸事象が、あまりにも多すぎるからだ。かつての住民闘争の数ヵ年余の「座り込み」にみる「都市型施設」の設置使用に反対する闘争、巨大な代替施設の設置賛否の闘争、関連した極東一の広大な軍事施設の小さな島国の狭隘な場への統合案、国外、県外への移設案等、懸案の現実でもあるが昨日の様に想起される―現今もグァム移設、ハワイ、オーストラリへの分散移設―。先に急浮上した米軍のアジア防衛へのシフト、中国の台頭を念頭に置いての世界的軍事再編の枠組での再々編成。・・・この小っぽげな海上に浮遊する様な南の島の運命が近世より歴史に翻弄されて来た事が如実に実感される現実だ。・・・私達島の島民(とうみん)は、この現実・現況に生起する、その時々の問題解決にのみ躍起になる事ではなく歴史認識に基づいた深遠な問題であるとの認識に立つ必要である。宿命なのか運命だと諦観していいものなのか、今こそ小さな島の一人一人の問題として取り組むべき真摯な問題である。自己の防衛・擁護と私利私欲のみに奔走する風潮に一定の鉄槌を加えたい心境である。・・・かかる現状に鑑み自己の現在位置を明確にして今後も拙い愚見を開陳したいと思う。現実を逃避した思弁の言い訳ではなく現状に即した実効性ある論考として認(したた)めていきたいのである。遠い青春の追憶の彼方から想起された現状認識に年齢の進展・進化を実感している現況であると告白し益々、若き日々の原点に還ってパイオニア的チャレンジャーとして今後も社会と関わっていきたい。「小さな島の小さな物語」ではあるが当事者にとっては深刻で深遠で、切実な辛辣な現状認識の問題である。・・・

“自分らしく生きる”を選択した黒田投手!

2015年03月17日 | Weblog

古巣の広島カープに帰ってきた!(・・・“男の決断”・・・である)。引退を予想しての「花道」は自分で創る、その信念の基に黒田投手は広島カープのファンの元に帰ってきた。 天晴れ! その一語しか思いつかない。メジャーの20億円のオファーを蹴っての決断である。正に黒田投手は<男の中の男>である。・・・人生は、あらゆる側面が交錯して決断を迫られる、その連続である・・・。金額の過多を選ばず、左右されず、“自分らしく生きる!”の道を選んだのである。ここには黒田投手の“男の心意気”が感じられる。世知辛い世の中に黒田投手の様な人生を選択する事は艱難辛苦の壮絶な選択である。今後は広島カープでファンを楽しませる事に専念してほしい。一外野席からの願いである。


自分らしく生きる!

2015年03月16日 | Weblog

たとえ「認知症」になっても<健常の頃>から その対策をとっていると“自分らしく生きる!”ことに繋がる・・・“自分らしく生きる!”ことになるからである・・・ 生前に“遺言”を認(したた)めて おくのと同列にあるからだ。“備えあれば憂いなし”である。現今では生前の、認知症になる、以前の準備としての自己の責務となっている。居酒屋通いでカラオケ三昧に浸っても、その間隙を縫って“自分らしく生きる”ことへの万全の準備をしておくことである。有終の美を飾り、潔く散っていくのも「男の美学」である。・・・

現状の日本政界は魑魅魍魎?!

2015年03月15日 | Weblog

誰も頼りにならない・・・諦観が先に立つ。特に日本の政治に対して。そういう定番が成り立ち確立しつつある・・・。国民の側からすると、選挙が真に民意だったら日本国民としての矜持を示すべく投票に行く事である。投票もしないで外野であれこれと不満、批判をするくらいなら沈黙すべきである。沈黙が金として光を放つ。 他方、為政者側からは、ポピュリズムを主張している一部の政治家も居る。、あるいは具現、代弁していると思っている政治家が居るとしたら誤解も甚だしい、認識不足である。一般大衆の陰の声、埋もれた声なき声を聴いていない、KY(現在に馴染まない古い文言ではあるが・・・)である。地域に溶け込み地域の声を吸い上げ政治に反映させる政治家が果たして、どれ程、居るか、甚だ疑問とせざるを得ない。昨今の日本の政界の動向は政治の貧困を露呈している証左である。一点突破をしてくれそうな第三者(第三極)に期待する様な向きもあるが、実績の薄い集団が果たして、日本のこの現状を大改革してくれるのか、疑問である。“試しにさせてみようか”くらいの認識で任せるべきではないと思っている。閉塞感漂う日本の現状には皆、辟易している。だからと言って実績の積み上げの薄弱な集団に期待する様では日本国民としての矜持が許さない。過去の延々として地道に積み上げてきた先達の功績を蔑にして時代遅れだと一蹴する様では組できない。真っ当に今こそ一歩後へ引き下がって沈思黙考すべき時期である。政界の重鎮、長老を引き出したり、弁舌爽やかな分かりやすい若手を担ぎ出したり、東京都を軸に大阪、愛知の広域圏を形成して、この日本を変えようとしている試みは一つの先見、見識ではあると思う。・・・でも、どうしても人材不足の感は否めない。過去の人達を担ぎ出したりする様では日本の政治の貧困を露呈している様ものである。。若手の台頭も既成の政治家に期待できない事を国民は突きつけている。今の日本の現状は、魑魅魍魎の渦中に有る。断言すれば“情けない”、“頼りない”の一言に尽きる。既成政党や老練な重鎮は後輩を育てる、若手や中堅の政治家は信念を持って政治に当たる。そういう事をしないと政治は劣化する。その具現が今の日本の政治の現状である。過去の実績を地道に積み上げてきた功績ある中堅や若手の政治家の出番が今こそ待たれる。“既成政党”や“既成政治家”よ! ひと踏ん張りも二踏ん張りもして頑張ってほしい。期待する。



定年後の“居場所づくり”が幸せの鍵!

2015年03月14日 | Weblog

一説によると定年後の時間は数十万時間あるという。この膨大な時間を如何に過ごすかが第二の人生の“幸せ”のカギを握る。否、これからの“想い通り”の人生、別れ道になると言う。然らば、この<持てあます時間?>を使い、幸せを手に入れるにはどうするか。ズバリ心の落ち着く「居場所づくり」である。異年齢との居場所づくり、趣味の仲間との居場所づくり、スポーツ仲間との居場所づくり等々で絆をつくり深める。同年齢だとマンネリに落ち入りやすい。中高年は若い人達との付き合いで若さを取り戻し維持する。そういう心がけが大切だと思う。・・・ジョギング仲間、絵画の仲間、書の仲間、赤提灯での飲み仲間、地域でのボランティア仲間・・・挙げれば限が無い。兎に角、自分流に赴くままに好きな事に熱中する。それが定年後の幸せに繋がる。私はそう信じて疑わないし今日もせっせと「赤提灯通い」を実行している。カラオケ仲間と歌いまくっている。・・・
※一節によると「認知症(ぼけ)」予防にもなると専門家は指摘している。


“冬の星座”を聴く至福のひと時!

2015年03月13日 | Weblog

一日に一回は、唱歌「冬の星座」を聴いている。パソコンの上部に貼り付け何時でも聴ける様にしている。<お気に入りバーに追加>している。他に「故郷の廃家」、「ゴンドラの歌」、「埴生の宿」、「野ばら」、「忘れな草をあなたに」、「牧場の朝」、「我は海の子」、「波止場気質」・・・その他エトセトラ・・・。特に心が滅入っている時は、決まってこの「冬の星座」を聴いている。あの広大な天空一面に広がる銀河体系! 濃紺の空間に青白い星の群れがキラキラと輝く。娑婆の労苦を払拭し幼子の様な童心に還る。全てを忘れ人生の何たるかを反芻する。その一時が至福の絶頂になる。晴れた夜空は一面の銀河・天の川の帯だ! 体験した事の無い人には分かるまい。ひと月に一偏は経験してみる事である。そうしたら、それの何たるかを実感できる。今後もそれを繰り返し体験してみようと思う。・・・

公明党と集団的自衛権行使!

2015年03月12日 | Weblog

日本の命運は「公明党」が握っている。“平和の党”の「党是」、“矜持”に懸けても「集団的自衛権行使」を阻止すべきである。自衛隊の歯止めのきかない膨張・拡張主義、暴走を食い止めるのは「公明党」しかない。“公明党”しか頼りになれない。<参戦>を目論む安倍政権に鉄槌を食わせ日本に真の平和を齎す重大な使命は正に「公明党」が握っている。・・・公明党の双肩に懸っている、平和の「党是」を死守し安倍政権の無謀な暴走を食い止めるべきである・・・。与党としてのミッションは、たとえ友党でも世界に冠たる「平和憲法」の爾来の貢献を無視することは出来ない。自民党内にも自衛隊が前線(武器の補給であれ食料の供給であれ、実質的に<参戦>)に出動する事に疑問を呈する慎重派が居る。そういう方達と共闘を組み安倍首相の目論見を打ち砕くべきである。自衛隊が出動(実質的<参戦>)する理論的論拠の構築は弁護士である高村副総裁が為し与えている。憲法9条を改正しなくても関連法案で可能な構築である。日本の70年余の「平和」の堅持は正に「日本国憲法9条」のおかげであり貢献である。良識ある日本国民は「日本国憲法9条」を死守する事を心に誓っていることと確信している。・・・
※:「公明党」の責任は重大である。慎重にも慎重を期して、事、「集団的自衛権行使」には安倍政権と対峙すべきである。




平和ボケを喧伝し憲法改正 主張!

2015年03月11日 | Weblog

人間の習性は長年、現状に甘んじ安住すると対極を恋しがり希求する傾向を顕現する。本性といっても過言ではない・・・心理学の定義、帰結である・・・。幾ら理論的に自己防衛を主張しても識者は見抜いている。悲しいかなあ、主張が空しく響く。彼らの主張は憲法を改正し世界の趨勢に伍していく国防を訴える。聞こえは良いが内実は空虚である。現に日本の平和憲法は世界に冠たる地位を占め世界の平和に貢献してきた。この現実を無視して空理空論を展開しても日本の国民の大多数は受け入れない。・・・過去に辛酸をなめた敗戦・沖縄戦を体験した日本国民としての矜持が憲法改正を受け入れない・・・その点、改正に反対する野党の一部には賛同する。共産党や社民党の主張だ。何でも反対の矢面に立つ両党ではあるが、事、憲法改正には反対だ、という主張には賛同する。憲法改正を目論む自民党や維新の会には賛同できない。北朝鮮の核ミサイルの脅威、中国の海洋進出、韓国の竹島領有問題等々の台頭、脅威に対処する為に憲法改正を主張し国防に備える、と喧伝する。果たして現実・現状の打開に適切な対策と言えるのか甚だ疑問だ。彼等の主張の根底には「日米同盟」を真に対等に機能させ自力で国防に当たる、それが独立国 日本の在るべき姿、国の矜持だと主張する。・・・うん!そうかなあ?!・・・現実・現状を的確に把握しているとは、とうてい思えない。日本の立ち位置、現状は平和憲法に依拠しているのが真相である。表面を齧って事の本質を見誤り憲法改正を崇高理念とする保守主義者をのさばらしてはいけない。健全なる常識を堅持する大多数の国民の叡智ある結集を促す。・・・

体重と血圧の測定で気づいた事!

2015年03月10日 | Weblog

測定時は安静にして<測るように>心がけているが変動が激しい。朝と夜、偶には昼も測定する。最高血圧は155以下、最低血圧は85以下が私の通常の測定値である。最高は150~157の間なので高齢の割には健康測定値である。最低は問題なく何時でも85以下をキープし70~80の間である。正常値を維持している。ところが飲酒の後は違う。朝と昼、夜の変動が激しい。同一人物なのに、こんなにも変わるのだろうか、と我ながら驚嘆する。最高が170になる時が有るのだ。最低も95とかをマークする時が有る。もう、その時は一日中、不安定で何もやる気になれない。もう、飲酒は止めよう、と、その時は決意するのだが実行した試しがない。・・・人生、苦あれば楽あり、で我を慰め、運を天に任せよう、と決め込む?!。・・・須らく我に都合の良い様に解釈するのもこれ又、人間様の知恵なのではなかろうか、と思うようになったが、ご都合主義もいいところだ。我ながら一人、苦笑している。・・・

学問は人間への収斂!?

2015年03月09日 | Weblog

夢を見た。途方も無い奇想天外の夢であった。有り得ない様な陳腐?!な夢かもしれない。でも<哲学的?!>なものだった。即ち、・・・あらゆる学問は“人間とは何か?!”への収斂ではないのか?と、考えさせられる夢だった。<人間への執着>を“核”として、その解を求めての試行錯誤の試練の様な気がしてのものだった。世知辛い世の中、途方も無い事に暫し思考の浮遊で彷徨するのも強ち無駄ではなかろう。そう考えての夢想・遊泳?だった。正に奇想天外そのものだった。諸学問はその探求への一里塚かもしれない、と自分を納得させての思考の遊泳だった。失笑あれ!・・・

郷愁の彼方に銀河・大河を観る!

2015年03月08日 | Weblog

大宇宙の銀河、星空に吸い込まれ晴れた日の天空を観る。仰向けに寝て手足を大の字に宇宙空間の星空を仰ぎ観る!その爽快さは他のどんな事にも勝る事象である! 正にこの世の至福の境地だ。人の世の出来事の全てを忘れ、払拭し、暫し我を忘れる。人事の煩わしさを乗り越え、其処・彼処にこの世とあの世、彼岸の彼方を観る(想像と創造の心身ゲーム)。辟易した政治と経済、社会の現状に絶望し一人、非日常の世界を彷徨い堪能する。現実のリアルな世界からの暫しの逃避だ。誰でもそういう心境は少なからず持っているはずである。・・・あゝ!後、幾ばく、この世に我は存在するのか、考えてみれば儚い夢幻の如く過ぎ去った過去を想起する。振り返ると走馬灯の様にあの事、あの事態が頭を過ぎり(よぎり)駆け巡る。・・・もう、今となっては喜怒哀楽の全てを良き過去の出来事として享受するしかない。そうしないと、後悔し惨めな過去を抱くようになる。さて、私は、そう、受け止め、一月(ひとつき)に一回程度、ある晴れた日に大宇宙、銀河の大河・星空を観る事にしている。・・・

国家統制が強まる「教科書検定」!

2015年03月07日 | Weblog

安倍首相の執念が功を奏し国家統制が濃厚な「教科書検定」が着々と進んでいる。ほんとに、それでよいのか。この国は戦前への回帰にまっしぐらに突き進んでいるのではないのか。そういう疑問が生じる。小学校で使う社会科の教科書全てに韓国が領有権を主張する島根県の竹島や中国が領有権を主張する尖閣諸島が両方共、“日本固有の領土である”と明記している(出版社が安倍首相に配慮し先取りしたかたちである)。“愛国心と矜持・誇り”の養成を前面に打ち出した文脈である。勿論、尖閣諸島も竹島も日本固有の領土であることには間違いはない。でも、もう少し相手を刺激しないような配慮も必要だったのではないのか。既に、中学校や高校の教科書には竹島も尖閣諸島も「日本の領土」であると記述している。小学校も後追いしたかたちだ。<領土教育を強め「愛国心」の養成に寄与する>、そういう安倍総理の意図が前面に打ち出された。安倍首相の“一国ナショナリズム”、<右傾化が濃厚>になった記述になっている。教科書は本来、主張や結論が何故、そうなのか、という「判断力をつける」事に本来の意義がある。竹島も尖閣諸島も何故、「日本固有の領土」なのかという丁寧な説明がなければならない。“何故、固有の領土なのか”という説明が無ければ教科書の意義が薄れる。もう、「教科書検定」も国家統制が強まった、としか思えない。今こそ、私達国民は賢明な判断、叡智が必要な時だ。