ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

あっ、あれはなんだっ、鳥かっ、空飛ぶ豚かっ?????

2008-04-12 22:00:36 | 第1紀 生きる
ってなわけで、見ちゃいました。
定例のお昼の散歩道。
移転して新しくなった映画館通りのお店を見たりなんかしながら、グランドホテルアネックスの裏通りを過ぎ、食堂園さんの裏口辺りにさしかかったとき、ふとビルに囲まれた狭い空を見上げると、そこにはなにやら浮かぶ物体が。

まるでおもちゃみたいで、こんなもんかなと思ったその物体は「飛行船」。
わりと早いスピードで南上しています。



時は、4月12日(土)午後1時56分。

早い、早い。
もうビルの谷間の狭い空からはみだしそう。



なんだかいいですね。飛行船。

良いもの見たよと、店に帰りました。

ただそれだけで、思い出してもほんわかとする、飛行船でした。

ある週末、金曜日夜の情景

2008-04-12 00:44:32 | 第1紀 をかしら屋
金曜日、夜8時半。
盛岡中心部のビジネス街にある「をかしら屋盛岡大通店」はカウンター2席を残し、満杯。
やはり週末。
一週間の疲れを吹き飛ばす週末の飲み会があちこちで。

ぎちぎち38席の小さい店だから8掛けで32~3人が満席状態のいいところ。
現在、29名。
うち、男性15名、女性14名です。
こんな感じで週末は特に女性のご来店が多いように思います。

良く、「なぜっ」て中年男性客に聞かれます。
確かに一頃の「ホルモン屋」といえば男性客中心。比較的年齢の高い層に好まれたもので、煙もくもく脂ぎとぎと、ついでに紫煙ももくもく、大人の世界で口ももぐもぐ会話ももくもくのイメージだったと思います。
今は、東京なんかでは博多もつ鍋の再流行もあり、なぜかホルモンが人気。
女性誌なんかでも取り上げられて火がついたようです。
盛岡、大通付近も昨秋から5~6軒の「ホルモン屋」さんが開店。まだまだ新規参入の噂も絶えません。
でも、皆さん、けっこう入っているらしくて、幸い当店も細々ながら暖簾を開けることができています。

女性客の特徴は、やはり料理や酒の質・内容と価格のバランスに敏感なことでしょう。
きちんと選んで、きちんと評価する、厳しい目をもつ賢いお客様という感じ。
「今日は何がおすすめですか」などと聞いてくれるのも女性客が多い。
この質問はお客様にとってもお店の良い情報を得られるメリットがありますし、お店側にとってもこれを進めたいといろいろ考えたメニューを評価していただけるため、気が張りますしありがたく感じます。

それに、女性客は飲み方もいいですね。
若い方はお飲みになる量もなかなかなものですし、バラエティーも多い。
日本酒や焼酎、ワインも少しは幅を持たして提供しようとしている当店にとっては、ありがたいお客様です。

男性客も週末は負けてられませんね。
ビールを豪快に空け、お銚子を重ね、焼酎のボトルを追加する。
今週もいろいろあったなと友と語り、口あわやビルの泡とともに憂さを晴らすのもいいことであります。

さてさて店内は明るい声が飛び交い、宴たけなわとなってきました。
お~い、酒だけは切らすなよ~。樽生はまだあるかな~。