あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

統一地方選挙開票シリーズ 加美町長選

2007年04月23日 01時19分59秒 | 統一地方選挙
夕張市が再選挙になると思っていましたが,無事選挙は成立しました。
一方で,25%ルールに引っかかってしまい再選挙になった町がありました。
宮城県加美町長選挙では,新人5人が出馬し,いずれも25%の得票数に及ばなかったとして,再選挙となりました。

宮城・加美町長選が再選挙へ 全候補、法定得票に届かず(朝日新聞) - goo ニュース

地縁のしがらみがある地域では難しい

この町では,現職が引退したことにより,新人5名が出馬したものの,争点である「財政再建」はみな同じようなことを言い,もうひとつの争点であった「庁舎建設」も一人を除いてみんな抑制するといったことから,争点がぼける選挙となりました。
加えて,地縁の深い地域だっただけに,誰が誰を応援するかというのがあまり露骨にできないという事情もありました。
結局,「地区投票」となってしまい,ほぼ全員横並びとなってしまったわけです。
この「地区選挙」ですが,いわゆる,「おらが村の代表」という選挙スタイルです。
昭和の大合併の頃の旧村単位での出馬はもちろんのこと,平成の大合併においても今後は出てくるのでは,と思います。よく言えば,「ミニ小選挙区」といえますが,言い方を変えると「地元の有志しか出馬できない」ということになり,本当に志のあるものが出馬しにくい状態になってしまいます。
地方ではまだまだ「地区選挙」の地域が多いですね。これを解消することこそが,「しがらみのない政治」への第一歩ではないでしょうか。

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統一地方選挙開票シリーズ 市川市議選と調布市議選

2007年04月23日 01時05分58秒 | 統一地方選挙
これも箸休めです。
千葉県市川市議選では,プリティ長嶋氏が,東京都調布市議選では,日テレキャスターだった真山氏がそれぞれトップ当選しました。

千葉・市川市議選 プリティ長嶋氏、初当選(朝日新聞) - goo ニュース

これは人気もあったかな?

プリティ長嶋氏も真山氏もダントツのトップ当選でした。
首長選挙と違い,議員選挙の場合,マニフェストの配布ができないなどもあり,まだまだ「政策選挙」というよりも「人物選挙」のイメージが強いです。
したがって,「まじめなタレント」は議員選挙では優位に立てるといえるでしょう。
前述の宅八郎氏の場合も,議員選挙であればひょっとしたらひょっとしたかもしれません。
ただし,あくまでも「まじめなタレント」が前提です。ちゃんとビジョンを示していないタレントは,いくらなんでも議員になんかなれません。そこは有権者もしっかりとチェックしているでしょう。

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統一地方選挙開票シリーズ 渋谷区長選

2007年04月23日 00時56分20秒 | 統一地方選挙
ちょっと箸休めです。
渋谷区長選挙は,現職の桑原敏武氏が当選しました。
なぜ話題にしたかというと,オタク評論家の宅八郎氏も黒川紀章氏の応援を受けて立候補したものの,余裕の最下位というオチだったからです。

タレントだから受かるわけではない

有権者はちゃんと見ています。2匹目の東国原知事を目指したのかもしれませんが,東国原氏は本当にまじめに政策を勉強し,住民に訴えてきました。「無党派タレントだから受かる」というわけではありません。
宅八郎氏が本気で渋谷区長を目指すのであれば,これから4年間地方自治制度や渋谷区のことについてもっと勉強するべきでしょう。その上で,自己のオタク知識と政治との融合をうまく図れるような公約を出せれば,有権者の食いつきも変わってくるかもしれませんね。

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統一地方選挙開票シリーズ 長崎市長選

2007年04月23日 00時41分34秒 | 統一地方選挙
選挙期間中に現職の伊藤一長市長が凶弾に倒れたことに伴い,急遽補充候補を受け付けた市長選挙では,伊藤氏の娘婿である横尾氏が弔い合戦で勝つと思いきや,元市課長の田上氏が当選確実となりました。

長崎市長選、元市課長の田上氏が当選確実に(朝日新聞) - goo ニュース

住民も政策を見るようになった

これまでの雰囲気からすると,弔い合戦は圧倒的優位に立てます。大平総理のハプニング解散直後の選挙結果や永岡議員の際もその妻が当選するなど,たいてい勝つことができます。
ところが,今回は,横尾氏の当選となりませんでした。
やはり,大きな要素として「町の問題を把握しないままの立候補」があったといえます。出馬記者会見において,ほとんど長崎市の諸問題に対し何らかの回答や政策を出すことができなかった点が,有権者としてちょいと物足りなさを感じてしまったのではないでしょうか。
そう考えると,長崎市民は,「感情ではなく政策」をしっかりと見極めて投票したと思われます。
横尾氏としては,本当に急な話で仕方なかったかもしれませんが,本気で市長を目指すのであれば,これから4年間しっかりと長崎市のことを勉強し,次回に臨むことが大切でしょう。

長崎市長選挙では,候補者死亡時の法律上の不備などが大きく指摘されたため,公職選挙法改正のひとつのメルクマールになる選挙といえるでしょう。

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統一地方選挙開票シリーズ 夕張市長選

2007年04月23日 00時04分30秒 | 統一地方選挙
財政再建団体の夕張市長選挙では,地元出身で札幌市の会社社長藤倉氏が当選しました。
あの羽柴氏は次点となりました。また,懸念された4分の1ルールは適用されず,再選挙の心配もなくなりました。

夕張市長選、地元出身の藤倉氏が当確確実に(朝日新聞) - goo ニュース

やはり地元の人が強い

住民としては,よそからきたよく分からない人より,地元のことを知っている出身者を選択したのでしょう。また,政治家が町をだめにしたという認識もあるため,政治家以外の人を選択したという節も見受けられます。そして,何よりも,「まじめに投票した」人がかなり増えたと思われます。
いずれにしても,市長としての権限は大幅に削減されており,給与も初任給程度しか出ません。
そんな中で,いかに財政再建を軌道に乗せるか,それが藤倉市長の使命といえるでしょう。

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統一地方選挙開票シリーズ 東洋町長選挙

2007年04月22日 22時30分07秒 | 統一地方選挙
統一地方選挙の開票が進んでいます。
そこで,いくつかの注目市町村について勝手に短評を入れたいと思います。
まずは,高知県東洋町長選挙ですが,核施設調査反対派の沢山氏が現職の田嶋氏をダブルスコアの大差で破り当選しました。

東洋町長選、核処分場調査反対派の沢山氏が初当選(朝日新聞) - goo ニュース

住民はお金よりも核反対を選択した

今回の選挙は,実質的に「核施設」が唯一の争点となってしまいました。確かに住民の意思を確認するために選挙を行った点は高く評価できるのですが,争点がひとつだけになってしまい,町のほかの諸問題がぼけてしまった点は少々残念でした。
しかしながら,住民は「お金より環境」を選択したことになります。当然,この選択は正しいものだったと思います。
田嶋町長としては,説明不足と不透明な手法が大きな敗因であったと思います。
一方で,今後他の市町村でも,かつては票が取れないといわれた「環境問題」も大きな票田となりうるということをしっかり自覚して,自分の政策を考えるべきであろうと思いました。

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少年よ,悪さするベカラズ

2007年04月19日 00時31分47秒 | 法律問題
少年法改正案が衆議院を通過しました。主な改正点としては,少年院送致年齢が12歳まで引き下げられたこと,また14歳未満に対する強制捜査も可能となることなどです。

少年法改正案成立へ、強制調査「14歳未満」も対象(読売新聞) - goo ニュース

厳罰化だけど,警察も動きやすくなる

この問題,国会は専ら「厳罰化反対」が大きな争点となり駆け引きが続いていました。
しかし,少年犯罪が多発ししかも低年齢化していること,また少年院はあくまでも「教育施設」であること,諸外国では小学生でも刑務所に入れる場合すらあることを踏まえると,少年院送致を12歳まで引き下げることは私は賛成できます。
もちろん,少年院内部でもプログラムは見直す必要があるでしょう。特に「更生可能性」はもちろんのこと,「基本的な躾やマナー」などがなっていない子供が多いと思われることから,こういう点を重点的に指導するようなプログラムにする必要があるといえます。
いわば,「少年院が本当に親代わりになる」といえるでしょうか。
もっといえば,低年齢で犯罪を犯す少年の多くは,「親がまともに躾をしていない」場合が多いです。だからこそ,少年院で厳しく躾を学ばせることが,社会に出てからまともな人間として再出発が可能になるといえるのではないでしょうか。

また,警察の強制捜査権ですが,この点は,実は知らない方が多かったのではないでしょうか。
実は,現在の法律では,「14歳未満の少年犯罪の場合,逮捕はもちろん,令状を使っての家宅捜索もできない」のです。なぜなら,刑法では「14歳未満は罰しない」と規定している以上,14歳未満に対する強制捜査ができない,ということになるのです。
ところが,先の長崎の児童殺傷事件などの際に,これが警察の捜査の大きな足かせになってしまいました。結局,逮捕はもちろん,ガサもできない以上,すべて任意で対応するしかないのです。となると,親に拒否されたらそれ以上の捜査は困難になってしまうのです。
しかし,それが本当に真実発見に妥当なのか,またその少年の更生のための資料が集まるのか,大いに疑問がありました。
そこで,今回は警察に一定の強制捜査権を認めたのです。
これは,濫用さえしなければ,非常に有用なツールになると思います。

ただ,究極は,「少年犯罪を0にすること」です。
厳罰化はもちろん重要ですが,同時に少年犯罪を抑制する手法も引き続き積極的に議論をしてほしいものです。

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これは民主主義に対する冒涜行為だ

2007年04月18日 00時28分23秒 | ニュース
長崎市長の伊藤一長氏が,選挙運動の遊説からの帰宅途上で暴力団員から狙撃され,意識不明の重体となりました。
選挙候補者が選挙期間中に何者からかの暴漢行為は極めて異例のようです。

伊藤長崎市長、銃撃され重体 容疑者、殺すつもりだった(朝日新聞) - goo ニュース

なぜ対抗言論で堂々と勝負しない

逮捕された暴力団員の取調はこれから本格的に始まるため,現時点では動機などは明確になっていませんが,現時点で聞こえている話では,伊藤市長に恨みがあったということのようです。
しかし,特に選挙期間中です。まず何らかの恨みや不平不満があるのであれば,暴力行為に出ないで言論行為に出るべきです。それが民主主義であり,自由主義社会です。
もちろん,気に入らない政治家は山ほどいます。しかし,だから殺すというのは愚の骨頂。気に入らないのであれば,まさに「対抗言論」さらには「選挙」という武器を行使すればよい,ただそれだけなのです。
それを狙撃という暴挙に出るのは,まさに民主主義の否定になりかねない行為です。
落語家殺すにゃ刃物はいらぬ,あくび一つですぐに死ぬ」という都々逸がありますが,それは政治家も同じことです。すなわち「政治家殺すにゃ刃物はいらぬ,選挙1票ですぐに死ぬ」といえます。気に入らない政治家は「選挙で合法的に抹殺する」それだけでよいし,それ以上は全く必要はないのです。

ちなみに,民主主義への冒涜行為は,このような殺人等の暴行行為に限りません。以前裏マニュアルにも書きましたとおり,「誹謗中傷行為」も,本来の争点以外のこと,しかもあることないことがいわれること,更にそれが匿名で行われていることから,「藪から石を投げている」としか思えません。
誹謗中傷などにとらわれることなく,正しい言論や主張を行っている候補者を選びたいものですね。

(4月18日追記)
最悪の結果となってしまいました。伊藤市長が残念ながらお亡くなりになってしまいました。お悔やみ申し上げます。
しかし,だからといって絶対にこのような暴力には屈してはならないと思います。そして,何よりも私たち自身もこのような暴力を容認してはならないという強い気持ちを持つべきだと改めて思いました。
今の選挙運動で,まさか暴力団関係者の力を借りて運動している候補者はいないとは思いますが・・。

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また選挙中に大地震,だからこそ「便乗候補者」を排除しよう

2007年04月15日 19時41分04秒 | 災害・危機管理
今日から統一地方選挙後半戦がスタートしましたが,その初日から大地震が発生し,三重県亀山市で震度5強とのことでした。
幸い,現在までに死者は確認されておりませんが,家屋一部倒壊などの被害が発生した模様です。

三重県北部で震度5強(朝日新聞) - goo ニュース

今年は地震が多い

まず,三重方面の方,震災お見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。
ところで,前回も知事選挙中に輪島方面で大地震が発生し,大きな被害が発生しました。すると多くの候補者は即座に「防災対策」を口々に叫び始めました。
今回も,選挙初日に発生したために,おそらく多くの候補者が口々に防災対策を叫ぶと思います。
もちろん,防災対策は非常に大切ですし,それを公約にすることは大変重要なことです。安心して生活するには欠かせない内容です。
ただ,果たして本当にその候補者が防災対策を日頃から意識しているのか,また本気でその地域にあった防災対策を考えているのかはいささか疑問があります。
そこで,「便乗候補者」か,それとも「日頃から考えている候補者」かの見分け方を説明しますので,投票の参考になればと思います。

こんな候補者は防災対策を全く考えていない
1 防災対策=地震しか頭にない
  地域によっては水害や風害などが重要な場合がありますし,基本的には防災とは災害すべてをさします。地震しか言わない候補者は場当たり的な公約です。

2 防災と減災をごっちゃにする
  最近重要なのは,発生した災害を最小限にする「減災」です。この発想自体ない人や,防災と一緒にしている人は,防災に対する意識は弱いでしょう。

3 地域防災計画が万能だと思っている
  以前「地域防災計画について考える」で書きましたが,多くの市町村では正直まだまだ不十分ですし,計画は本来は定期的に見直すべきものです。したがって,計画書のとおり動ける体制だけを念頭に置いているようでは,想定外の災害に対応できません。

4 住民以外のことに触れない
  大災害の場合,地域によっては「帰宅難民」など住民以外の被災者が大量に発生します。ところが帰宅難民はその地域の有権者ではありません。そこで,選挙しか考えない人は,帰宅難民のことは度外視します。ところが,帰宅難民を考えないと防災計画は瞬時に破綻します。

5 防災訓練に参加していない。または来賓として偉そうに見ていた。
  訓練は儀式ではありません(詳しくは「防災の日にちなんで,防災を考える」をご覧ください。)。いざ災害が発生したときに,来賓として見ていた偉そうな人ほど本来は率先して動くべきなのですが,偉そうにしているだけだと多分災害時にあたふたするだけです。

6 災害多発地帯への対策よりもよく分からない建設事業を優先している
  説明不要でしょう。住民の安心と安全よりも優先するべき事業って一体何でしょうか?

以上ざーっと説明しました。もちろん,他にもいろんなポイントがありますが,この辺を参考に候補者の主張を聞いてみましょう。案外,「えー,何も知らないのに偉そうなこと言ってる」なんていう候補者がいるかも知れませんよ。

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統一地方選挙第2ラウンド,今度はもっと身近だぞ

2007年04月15日 01時02分34秒 | 政治・選挙
統一地方選挙第2ラウンドが始まります。今回は市町村長選及び市町村議会議員選挙です。

96市長選、15日告示 220人が立候補へ(共同通信) - goo ニュース

より身近なテーマなので,絶対に投票に行きましょう

今回から,市町村長選ではマニフェストが配布可能となりました。知事選挙では枚数制限から入手できた人が少なかったという問題がありましたが,市町村長選挙では,枚数制限があるものの知事選よりは入手可能と思われます。
したがって,できる限りマニフェストを入手して,自分の町の将来をしっかり考えている人を真剣に考えて投票するようにしましょう。
また,市町村長議員選挙では,従来通りとなりますが,今は「しがらみ」が問題となっている以上,投票する私たち自身が「しがらみ」だけで投票するのは止め,やはり「政策重視」で候補者を選ぶべきです。いい加減な投票は,本当に自分自身に直撃弾が戻ってくることになります。

ちなみに選ぶポイントですが,それは人それぞれで違うと思います。私は,次のような基準を持っていますので,賛同できるものがありましたら,パクってください(^_^;)。
1 抽象的ではなく具体的な政策を持っている(当然)
2 なんちゃって無所属ではない(今の無所属ブームに便乗している可能性がある。自分の経歴などはすべてさらけ出している人ほど,その後の情報公開なども行える可能性が高いといえる。)
3 「**します」という公約だけではなく「**しません」というネガティブ公約も持っている(「**します」だけでは,結局無駄遣いをたくさんするという公約に等しく,財政再建にはほど遠い。それはたとえ福祉項目であったとしても同じこと。)。
4 「第2の夕張にしない」「談合はしない」「公共事業抑制」を公約にしているが,裏付けがある(これらの公約だけを主張して具体的な政策を掲げない候補者の場合は,イメージだけでごまかそうとしている可能性がある。)
5 地元ならではの問題点を公約をしっかりと掲げている(みんなが言っていることだけを問題としていない。もっというと,「地元の最大の問題点」を熟知しているといえる。)
6 現職の場合,自分の4年前の公約の検証をしっかりと行っている(自己評価なき候補者にまともに将来を語れるはずがない)。

こんなところです。もちろん,これは私の主観的基準ですが,このような形でそれぞれ自分なりの基準を用意しておくと良いでしょう。
自分の町の将来は自分で決めましょう。そのためにも,やはり選挙に行きましょう。

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