あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

また選挙中に大地震,だからこそ「便乗候補者」を排除しよう

2007年04月15日 19時41分04秒 | 災害・危機管理
今日から統一地方選挙後半戦がスタートしましたが,その初日から大地震が発生し,三重県亀山市で震度5強とのことでした。
幸い,現在までに死者は確認されておりませんが,家屋一部倒壊などの被害が発生した模様です。

三重県北部で震度5強(朝日新聞) - goo ニュース

今年は地震が多い

まず,三重方面の方,震災お見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。
ところで,前回も知事選挙中に輪島方面で大地震が発生し,大きな被害が発生しました。すると多くの候補者は即座に「防災対策」を口々に叫び始めました。
今回も,選挙初日に発生したために,おそらく多くの候補者が口々に防災対策を叫ぶと思います。
もちろん,防災対策は非常に大切ですし,それを公約にすることは大変重要なことです。安心して生活するには欠かせない内容です。
ただ,果たして本当にその候補者が防災対策を日頃から意識しているのか,また本気でその地域にあった防災対策を考えているのかはいささか疑問があります。
そこで,「便乗候補者」か,それとも「日頃から考えている候補者」かの見分け方を説明しますので,投票の参考になればと思います。

こんな候補者は防災対策を全く考えていない
1 防災対策=地震しか頭にない
  地域によっては水害や風害などが重要な場合がありますし,基本的には防災とは災害すべてをさします。地震しか言わない候補者は場当たり的な公約です。

2 防災と減災をごっちゃにする
  最近重要なのは,発生した災害を最小限にする「減災」です。この発想自体ない人や,防災と一緒にしている人は,防災に対する意識は弱いでしょう。

3 地域防災計画が万能だと思っている
  以前「地域防災計画について考える」で書きましたが,多くの市町村では正直まだまだ不十分ですし,計画は本来は定期的に見直すべきものです。したがって,計画書のとおり動ける体制だけを念頭に置いているようでは,想定外の災害に対応できません。

4 住民以外のことに触れない
  大災害の場合,地域によっては「帰宅難民」など住民以外の被災者が大量に発生します。ところが帰宅難民はその地域の有権者ではありません。そこで,選挙しか考えない人は,帰宅難民のことは度外視します。ところが,帰宅難民を考えないと防災計画は瞬時に破綻します。

5 防災訓練に参加していない。または来賓として偉そうに見ていた。
  訓練は儀式ではありません(詳しくは「防災の日にちなんで,防災を考える」をご覧ください。)。いざ災害が発生したときに,来賓として見ていた偉そうな人ほど本来は率先して動くべきなのですが,偉そうにしているだけだと多分災害時にあたふたするだけです。

6 災害多発地帯への対策よりもよく分からない建設事業を優先している
  説明不要でしょう。住民の安心と安全よりも優先するべき事業って一体何でしょうか?

以上ざーっと説明しました。もちろん,他にもいろんなポイントがありますが,この辺を参考に候補者の主張を聞いてみましょう。案外,「えー,何も知らないのに偉そうなこと言ってる」なんていう候補者がいるかも知れませんよ。

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統一地方選挙第2ラウンド,今度はもっと身近だぞ

2007年04月15日 01時02分34秒 | 政治・選挙
統一地方選挙第2ラウンドが始まります。今回は市町村長選及び市町村議会議員選挙です。

96市長選、15日告示 220人が立候補へ(共同通信) - goo ニュース

より身近なテーマなので,絶対に投票に行きましょう

今回から,市町村長選ではマニフェストが配布可能となりました。知事選挙では枚数制限から入手できた人が少なかったという問題がありましたが,市町村長選挙では,枚数制限があるものの知事選よりは入手可能と思われます。
したがって,できる限りマニフェストを入手して,自分の町の将来をしっかり考えている人を真剣に考えて投票するようにしましょう。
また,市町村長議員選挙では,従来通りとなりますが,今は「しがらみ」が問題となっている以上,投票する私たち自身が「しがらみ」だけで投票するのは止め,やはり「政策重視」で候補者を選ぶべきです。いい加減な投票は,本当に自分自身に直撃弾が戻ってくることになります。

ちなみに選ぶポイントですが,それは人それぞれで違うと思います。私は,次のような基準を持っていますので,賛同できるものがありましたら,パクってください(^_^;)。
1 抽象的ではなく具体的な政策を持っている(当然)
2 なんちゃって無所属ではない(今の無所属ブームに便乗している可能性がある。自分の経歴などはすべてさらけ出している人ほど,その後の情報公開なども行える可能性が高いといえる。)
3 「**します」という公約だけではなく「**しません」というネガティブ公約も持っている(「**します」だけでは,結局無駄遣いをたくさんするという公約に等しく,財政再建にはほど遠い。それはたとえ福祉項目であったとしても同じこと。)。
4 「第2の夕張にしない」「談合はしない」「公共事業抑制」を公約にしているが,裏付けがある(これらの公約だけを主張して具体的な政策を掲げない候補者の場合は,イメージだけでごまかそうとしている可能性がある。)
5 地元ならではの問題点を公約をしっかりと掲げている(みんなが言っていることだけを問題としていない。もっというと,「地元の最大の問題点」を熟知しているといえる。)
6 現職の場合,自分の4年前の公約の検証をしっかりと行っている(自己評価なき候補者にまともに将来を語れるはずがない)。

こんなところです。もちろん,これは私の主観的基準ですが,このような形でそれぞれ自分なりの基準を用意しておくと良いでしょう。
自分の町の将来は自分で決めましょう。そのためにも,やはり選挙に行きましょう。

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