あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

初めての胃カメラ

2007年04月24日 00時43分49秒 | 徒然日記
しばらく選挙ネタが続きましたが,実は選挙選挙と叫んでいる場合じゃありませんでした。
実は,体調不良が続いたことから「胃カメラ」を飲む羽目になったのです。もちろん,食べ物以外を飲み込むのは生まれて初めてのことなので,数日前からビビリまくりでした。

でも異常なし

結果は「胃袋の中はきれいで問題なし」とのことで,とりあえず一安心でした。
しかし,胃カメラ飲むまでの儀式は本当に大変でした。
まず,ガウンに着替えると,胃の中をきれいにする水薬を飲みます。これは普通に水でした。
その後,のどの奥に麻酔をかけるためのゼリー状の薬をのどにかけるのですが,これがしんどい。「上を向いて5分間のどにためる」からです。しかも,これを2セット。つまり10分間やるのです。
この間がしんどかったです。途中から薬が流れ始めてくるし,むせてくるし,だけど飲めないし,口の中に唾液もたまってくるし,さらにはだんだん舌の感覚までおかしくなってくるし,もう「これが一番しんどいぞ」状態でした。
その後,なんとか悪夢の10分間をクリアすると,今度は腕に注射をします。胃腸の活動を抑えるためのものらしいですが,これは普通に痛い注射でした。

さて,いよいよカメラを飲みます。横向きになり,マウスピースを加えられるとカメラ片手にドクターが「はい,入りますよ」と優しく声をかけます。でも,手元にはグロテスクな黒い管が。
死刑囚の土壇場の気持ちってこんな感じなのかな?」と訳も分からないことを思っていると,黒い謎の管が口の中に。
最初は「おえ,吐きそう」という感じになりましたが,ほぼ同時に「一番狭いところを通過しました。もう大丈夫です」との説明が。さすがプロ,こっちがつらいところまでお見通しだ,って感じです。
後は,何ともいえない違和感がしばらく続きます。事前の説明どおり呼吸は普通にできるのですが,やはり,慣れないものが口に入っているため,無意識に力が入ってしまいます。
しかも当たり前のことなのですが,胃カメラってカメラ以外にもいろいろな機能がありまして,空気を送ったり吸ったりすることができるのです。これで胃に空気を送り,人の胃袋を勝手にふくらまして撮影し,撮影が終わると勝手に空気を抜くということができるのです。これにはまたまたビックリ。
そうこうしているうちに,「撮影終わりましたので,カメラ抜きます」といわれ,あれよあれよと口から黒い管が出てきます。エイリアンが出てくるのか,はたまた人間ポンプのおじさんなのか,そんな心境にさせられました。
それで検査は終了。あとはうがいして帰ります。

のどの麻酔があるので,飲食は1時間くらいはダメといわれました。しかし,実際食べられるようになったのは,3時間くらいたってからです。いやあ,やはり変なものが体にはいると何となく調子が悪いものです。

とはいえ,ポリープなどもなかったため,献体採取もなく,また映像上は問題ないと言われたため,本当に安心しました。きっと,単なる「ストレス性胃炎」だったのだと思われます。
正式には後日ドクターからお話しがあるみたいですが,ガンや潰瘍ではないことが分かっただけでも安心しました。

そんなわけで,初めての胃カメラにビビリまくりの1日でした。

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いろいろな選挙運動

2007年04月24日 00時19分49秒 | 統一地方選挙
統一地方選挙もとりあえず終わりました。いろいろなドラマがあったようです。関係者の皆様,お疲れさまでした。
さて,公職選挙法でがんじがらめになっている選挙運動ですが,今回も様々な工夫を凝らした運動を繰り広げていました。
そこで,いくつか紹介したいと思います。

1 実況中継
  選挙カーでは名前の連呼しかできません(連呼以外は法律で禁止しています)。政策を訴えるなどは御法度なのです。だから選挙カーはうるさいとの批判を受けます。
  そこで,候補者が自動車に乗らず,自転車で町を走り,選挙カーがそれを実況中継するという「実況中継車」とする手法をとる候補者が増えました。
  自転車にはのぼり(ただし,こののぼりに名前を書くとこれまた御法度なので,「本人」と書くに留まるのですが)を立てて,町中を走り回ります。そして,選挙カーは,園は知る姿を中継するのです。これにより,「単なる連呼」ではなく,多少なりともソフトな連呼に変えることができます。そして,自転車という点で,細かな機動力(その場で演説会など)が活かせるというメリットがあります。
  これは,民主党の河村たかし議員が考案した手法といわれています。

2 BGM
  選挙カーうるさい対策として,BGMを流す人も増えてきました。
  曲はオリジナルソングの人や既存の曲を使う人など様々です。
  ちなみに,選挙カーで曲を流す場合,ジャスラックの許可は不要です。ジャスラックの見解は次のとおりです。
  選挙カーにおいて特定アーティストの曲を流しても,音楽著作権協会に対して使用料を支払う必要がない,即ち著作権法上使用して差し支えありません。
  ただし,著作権の中には「著作者人格権」というものがあり,これは著作者個人の問
題になります。具体的には,音楽の作詞,作曲者についての権利ということになります。これについて,金銭の問題は発生しませんが,例えば作詞者,作曲者が政治的なものに使用して欲しくないという申し出があれば,使用をすることはできなくなります。これが,事後判明して,事後的に何らかの申し入れがあった場合,場合によっては損害賠償などが発生することもありえます。
  よって,このようなトラブルを未然に防ぐため,選挙目的で使用する場合も,事前に作詞者と作曲者に対して,使用許諾を申し入れた方がよいでしょう(実際は,レコード会社やプロダクションが最初の窓口になると思います。)。

  以上が公式見解でした。

3 オリジナルソング
  曲を流すのは自由だという点を利用して,オリジナルソングを作り,それを流す候補者がいました。
  ただ,これは結構きわどい事例が多かったような気がします。
  例えば,「さかな天国」を明らかにぱくったような替え歌はさすがに著作権の問題出てきそうですし,政策を曲にして流している事例は,完全なる脱法行為というか,禁止事項に引っかかるのでは,と思います。
  単純なるオリジナルソングが限界点でしょうね。

4 連呼しない
  選挙カーにスピーカーを搭載しないという候補者も増えてきました。
  連呼はうるさいということから,逆転の発想として「連呼をしない」として,その分ミニ演説会などを増やしていくというものです。
  確かに,別の町でイラっと来るほどうるさい選挙カーに出くわしました(案の定,その候補者は落選しました。)。選挙だからなんでもあり,というのはかなり高飛車な考え方だと思います。
  選挙期間中は子供が昼寝できなくて困るという話もよく聞きます。そういう点からも,連呼しないという戦術は今後はやるのでは,と思います。

5 夜の訪問者
  演歌のタイトルではありません。
  マイクを使う選挙運動は朝7時から夜8時までとなっています。そこで,夜8時以降は,マイクなしで駅前で挨拶をするという候補者がいました。
  これも,マニフェスト配れない以上,少しでも帰宅サラリーマンをそこで狙うしかないでしょう。

6 ダジャレ
  以前とある選挙で武部前幹事長がダジャレ戦術を使い,見事落選しましたが,意外とダジャレを使う候補者は多いものです。
  ダジャレ好きとしてはそれ自体ありなのですが,「かなりオヤジギャグ」なのが玉に瑕です。

以上でしょうか。
最近の傾向としては,「うるさい選挙をやめる」「人に顔をだす」という点に重きを置いているように思えました。

しかし,公職選挙法は本当に古いです。毎回話題になるように,ネット利用も含め,もっと自由な運動が可能となるような制度としてほしいものです。それだけでも,「うるさい選挙」は減ると思います。

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