あれは,あれで良いのかなPART2

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ポッポ総理誕生,コント55年体制は崩壊したが・・

2009年09月16日 22時21分15秒 | 政治・選挙
第93代内閣総理大臣として民主党代表の鳩山由紀夫氏が指名されました。
これにより,自民党政権より民主党政権にシフトしました。

鳩山政権誕生 第93代首相 閣僚名簿を発表(朝日新聞) - goo ニュース

キモは国家戦略局だなあ

ついに政権交代が実現しました。55年体制は崩壊しました。以上・・。
っていうオチだけは絶対に止めてほしいです。とにかく,国民が求めているのは単純に政権が変わることではなく,良い方向に生活が変わることです。やったー,与党だー,大臣ダー」と喜ぶことなく,真剣に政治を進めてほしいものです。
もちろん,政権が変わった以上,「膿出し」も積極的にやりましょう。それが政権交代の効果といえます。

さて,今回の組閣ですが,「ベテラン揃い」「バランスが良い」などと言われており,概ね評価がよいですが,これって,見方を変えると「年功序列」,「各派閥から選ぶ」等という自民党の組閣と別に変わらないのではないでしょうか。そういう視点で見ると,この組閣自体は,真新しさも何もありません。
ただし,今回に限っては,ベテラン中心の大臣構成は意味があります。それは,「官僚の言いなりにならない」ことです。ここが民主党の売りなので,単なる人気者ではなく,それなりの人を入れることで,それが実現できる可能性が高くなるでしょう。

あと,民主党の目玉として「国家戦略局」を立ち上げ,そのトップが菅直人氏となりました。この国家戦略局が,これまでの無駄遣い行政を徹底的に洗い直し,公共事業の優劣を精査すると共に,縦割り行政の弊害を排除するべく,政策会議などを行うこととしています。
菅氏であれば,イメージ的にはもってこいのタイプですが,実は,民主党が生きるも死ぬも,この「国家戦略局」にかかっているといえます。なぜなら,「事実上,全権限を掌握した」からです。
特に,公共事業の優劣を決めるとなると,露骨に利害関係が出てきます。そうすると,まず,地方の首長らは,「ぜひ,おらが村の道路を先に作ってくれ」という陳情や要望に連日訪れるでしょうし,民主党議員らもいろんなプレッシャーをかけにくるでしょう。
また,関連企業や団体の人たちも,連日要望にくることが予想されます。
そうすると,菅氏はもちろんのこと,この国家戦略局に携わる議員らがそうした誘惑に負けた瞬間,一気に「泥沼の金権政治」,「賄賂政治」に落ちかねません。ここがこけたら,民主党政権は確実に終焉を迎え,下手すると二度と日の目を見ることはないでしょう。
したがって,菅氏の責任は本当に大きいです。自分自身の身体をきれいにしておくことはもちろんのこと,部下の身体についても常に気を配る必要があるでしょうし,1人2人の意見ですべてが決まるようなシステムにすることも避けた方が良いでしょう。
ここ,本当にキモです。

さて,鳩山総理,まずは「100日ルール」でお手並み拝見です。ちょうど,来年の正月頃が100日ルール満期です。したがって,年内までにある程度の実績を積みましょう。

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