あれは,あれで良いのかなPART2

世の中の様々なニュースをばっさり斬ってみます。
ブログ界の「おか上彰」を目指し、サボりながらも頑張ります!

我が子を犯罪者にさせない方法

2005年11月09日 23時43分04秒 | 裁判・犯罪
ここ数日,少年犯罪に関する報道が多いです。

板橋区両親殺害事件で初公判
冒頭陳述に対して,少年が「動機が単純すぎる」というコメントを弁護人に対して発していたそうです。
ちなみに,これは公開法廷でしたが,裁判所が少年事件であることからかなり配慮したようです。

交番で消火器噴射
何が楽しくてこんなことやるんだかなあ。

女子高生タリウム殺人未遂事件
以前否認しているそうですが,雑談には応じているようです。ただ,捜査員を「おまえ」呼ばわりするなど,人としての基本ができていないみたいです。勉強できても人間できてないとなあ・・。

[犯罪白書]少年院教官73%「処遇困難な少年増えた」
以前より大きくなっている少年の問題を聞いたところ,「思いやりや人の痛みへの理解力・想像力に欠ける」(63%)▽「対人関係を円滑に結べない」(58%)▽「感情をコントロールできない」(55%)などを挙げる教官が目立ったようです。さらに気になったのは,『83%の教官が「指導力に問題のある保護者が増えた」と答え,白書は「少年への処遇だけでなく,保護者に自覚を促す働きかけの強化も重要」と分析している。』としている点です。
やっぱり親にも問題がある場合が多いのですね。

以上代表的なものをあげましたが,最後の記事の白書でも分析しているとおり,少年犯罪の多くは,「基本的に家庭環境」にあるといえるでしょう。子供達が対人関係がうまくいかないのは,外で遊ばずに室内でずーっとゲームばかりやっている点も影響していると思いますが,やはり「親の躾」が重要であるといえるでしょう。

いくら勉強やスポーツを教え込んでも,人としての基本をたたき込まなければ,子供はちゃんと育たないぞ,ということを改めて考えてほしいと思います。親が基本的な人の道を子供に教えることで,それだけでも少年犯罪の抑制につながるのではないでしょうか。
そのためには,まず親自身が自己中心的な考え方を改め,他者に思いやりがもてる,他者の意見を傾聴できるような生き方をする必要があるでしょう。
それができない親は,少年院のような教育施設「中年院」でも作って,そこに数年閉じこめて再教育させても良いのではないでしょうか(非現実的なのは承知の上ですが)。

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