今日は原宿にある「太田記念美術館」に浮世絵名品展を観にいってきた。
太田記念美術館は個人経営のこじんまりとした小さな美術館だ。
でも、小さいながらも原宿という場所を忘れさせてくれる、居心地のいい
美術館。
毎年3~4回ここに足を運ぶ。
今回はこの美術館でフランスのギメ美術館で発見された、葛飾北斎の対の掛け軸を
世界初、100年ぶりに鑑賞できる。
この対の掛け軸のもう1つの持ち主が太田記念美術館である。
その他、浮世絵の世界屈指のコレクターであるギメ美術館に所蔵されている170展
あまりを今回2回に分けて展示する。
そんなこともあり、今朝の開館の時間には今だかつてない人だかりとなり、
TVの撮影も行われるという張り紙があった。
実物の北斎~龍虎図は、静かながらもすごい迫力に満ちた掛け軸だった。
でも、私は北斎の浮世絵で特に好きなのは、花鳥図や植物、昆虫、動物だ。
おのおのの特徴をユーモアに描いている。
北斎が天才といわれる由縁はそんなところにあると思う。
全てを威圧するような絵を描いたかと思えば、江戸の町人たちの何気ない日常
を書いていたり、自然や動植物、四谷怪談~北斎バージョンを書いていたり。
多才でありながら、人としての位置を理解していた仙人のような人だと思う。
長くなってしまったけれど、来月また2回目の展示を楽しみに~。
太田記念美術館は個人経営のこじんまりとした小さな美術館だ。
でも、小さいながらも原宿という場所を忘れさせてくれる、居心地のいい
美術館。
毎年3~4回ここに足を運ぶ。
今回はこの美術館でフランスのギメ美術館で発見された、葛飾北斎の対の掛け軸を
世界初、100年ぶりに鑑賞できる。
この対の掛け軸のもう1つの持ち主が太田記念美術館である。
その他、浮世絵の世界屈指のコレクターであるギメ美術館に所蔵されている170展
あまりを今回2回に分けて展示する。
そんなこともあり、今朝の開館の時間には今だかつてない人だかりとなり、
TVの撮影も行われるという張り紙があった。
実物の北斎~龍虎図は、静かながらもすごい迫力に満ちた掛け軸だった。
でも、私は北斎の浮世絵で特に好きなのは、花鳥図や植物、昆虫、動物だ。
おのおのの特徴をユーモアに描いている。
北斎が天才といわれる由縁はそんなところにあると思う。
全てを威圧するような絵を描いたかと思えば、江戸の町人たちの何気ない日常
を書いていたり、自然や動植物、四谷怪談~北斎バージョンを書いていたり。
多才でありながら、人としての位置を理解していた仙人のような人だと思う。
長くなってしまったけれど、来月また2回目の展示を楽しみに~。