雨が降り続く。庭にも畑にも出られない。
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けけけけけけけけこ
ここここここここけ
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車屋さんに来た。定期点検に。一時間以上はかかりそう。⭐
読書して待つ。コーヒーをもらった。熱いコーヒーを。
雨が降り続く。庭にも畑にも出られない。
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けけけけけけけけこ
ここここここここけ
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車屋さんに来た。定期点検に。一時間以上はかかりそう。⭐
読書して待つ。コーヒーをもらった。熱いコーヒーを。
即興童話 「るんるんのる」
るるるるるるる。えんぴつが/そう書く
やがて/一時間後
「る」の正体が/いきなりとびだしてきて/さわぎだす
正体は/みんな/るんるんの「る」だったんだ
だから「る」はみんな/「るんるん」が/ちじこまってたんだ
るるるるるるるは、
るんるん/るんるん/るんるん
るんるん/るんるん/るんるん
るんるん/する。
みんながはねる/とびまわる/
ゆかいに、かいかつに/はねる/とびまわる
「る」は/とっても活気のある「る」なんだ
みじかく「る」と言ってごらん
ためしに「る」と書いてごらん
るんるんするよ/ほんとにるんるんするよ
僕の即興詩 「詩はイースト菌」 (むしろ即興童話なのかな、これは)
詩で/ここの部屋を/ふくらませてもいいよ/やってみようか
部屋だけじゃなくて/野原まで/ふっくらにしてもいいよ
野原の先の海を/ふっくらにしてもいいよ/やってみようか。
詩はイースト菌なんだ/だからすぐにはできない
一晩ねかしておかなければならない
一晩たったら/野原も海も/ふっくらとふくらんでいるよ
イースト菌の詩は/今度は白い雲になって/大空に浮かぶ
それだけのパワーがあるんだ/詩には/
パワーは/どこへでも行って/みちみちるものなんだ/やってみようか
詩はことばのイースト菌/パンの匂いもするよ
お昼のおやつに/焼いてみようか
バターを塗って/ふたりで食べてみようか/やってみようか
今日の夕暮れ時の僕の即興詩 「ねんねする」
寝るのを<ねんねする>って言う。言うと幼くなる。
<ねんねする>は、幼い人しか遣わない言葉、だからだ。
じゃ、それでほんとに<ねんねしてしまったら?>
そりゃ、さあ、寝ている間に、幼くなってしまうよ。
じわりじわり体の芯まで、幼くなってしまうよ。
寝るのを<ねんねする>って言う。言うと幼くなる。
幼くなりたくて、今日、お昼寝の時に、風に向かって、
<わたしはねんねします>と言ってみた。
するとどうだ、風が団扇を仰いで、
<ねんね><ねんねよ>と子守歌を歌ってくれた
寝るのを<ねんねする>って言う。言うと幼くなる。
これは魔術だ。まじないだ。こころが幼くなる。
ふんわりする。ほんわかする。とろりとろりになる。
額の皺が延びるわけじゃない。ほっぺたの垂れがなくなるわけでもない。
でもそう言うと、口の辺りが幼く幼くなって、にっこりしてしまう。
おお、涼しい。気温26度、湿度75%。半ズボン半袖シャツの下着だけでは寒い。ひんやりする。戦いでいる風のせいかもしれない。網戸を閉めようか。
今日は10時半から、近くのdocomoショップで、スマホ初心者講座が開催される。此処へ行く。もうこれで合計すると10回ほどにもなる。習っても習っても、なかなかスマホが思い通りに動かせない。むしろ、立ち止まってしまうことが多い。わたしは老人老爺。頭がやわらかではないらしい。
おお、涼しい。気温26度、湿度75%。半ズボン半袖シャツの下着だけでは寒い。ひんやりする。戦いでいる風のせいかもしれない。網戸を閉めようか。
今日は10時半から、近くのdocomoショップで、スマホ初心者講座が開催される。此処へ行く。もうこれで合計すると10回ほどにもなる。習っても習っても、なかなかスマホが思い通りに動かせない。むしろ、立ち止まってしまうことが多い。わたしは老人老爺。頭がやわらかではないらしい。
2
今日は金曜です。障子戸も硝子戸も開けました。よいお空が広がっています。聞き慣れない小鳥の声がします。これは南の島から来た渡り鳥なのでしょう、きっと。南方へ行くと聞けそうな鳴き声です。風はありません。ぴたりと止んでいます。コスモスが花を咲かせて静かです。三尺ササゲ豆が姫林檎の木に這い上ってそこからぷらりぷらり。