だらだら散文詩 「ふしぎだね」
夜が朝になるってふしぎだね。途中で止まるなんてことがない。いっぺんもそういう事故を起こさない。回転軸が外れて動かなくなるなんてことが、まったくなかった。
冬が春になるってふしぎだね。途中で止まるなんてことがない。いっぺんもそういう事故を起こさない。回転軸が外れて動かなくなるなんてことが、まったくなかった。
雨が霧になるってふしぎだね。途中で止まるなんてことがない。いっぺんもそういう自己を起こさない。回転軸が外れて動かなくなるなんてことが、まったくなかった。
海が空になるってふしぎだね。途中で止まるなんてことがない。いっぺんもそういう事故を起こさない。回転軸が外れて動かなくなるなんてことが、まったくなかった。
過去が未来になるなんてふしぎだね。途中で止まるなんてことがない。いっぺんもそういう事故を起こさない。回転軸が外れて動かなくなるなんてことが、まったくなかった。
死んでまた生まれるなんてふしぎだね。途中で止まるなんてことがない。いっぺんもそういう事故を起こさない。回転軸が外れて動かなくなるなんてことは? それはありえない。