小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



以前、このブログで紹介した小田原市高田~永塚の制限速度20km道路を見つけて以来、小田原市内にある制限速度20km道路を散策の途中に探している。先日、橘地区を散策中に制限速度20kmの標識を見つけた。小田原市小船、県道709号から下中小学校方面へ向かう脇道の何ヶ所かの入口に制限速度20kmの標識が立っていた。脇道を曲がりしばらく進むと、道路の両側には田畑が多くなってくる。長閑な風景の中に続く道路の所々に制限速度20kmの標識が設置されている。この小船地区の制限速度20km道路は下中小学校を囲むように指定区間が続いている。道路から下中小学校方面を撮影。道路幅は狭いが、田畑が多いので見通しは結構良い。制限速度20km道路を下中小学校方面へ。道路脇には小田原市指定文化財の船津家の長屋門もある。文政年間に作られた長屋門は200年近い年月を経ており、歴史を感じさせる佇まいで素晴らしい。橘地区の住宅街は制限速度30kmの区間が多いが、この周辺が制限速度20kmなのは下中小学校に近く、通学路になっているからだろう。ついでに下中小学校に寄り道。下中小学校の現校舎は昭和57年から58年に建設されたもの。個人的には平成に入ってから建設された新しい校舎より昭和30年から50年代に作られたこのような直線で構成された画一的な外観の校舎が好み。下中小学校前の標識。周辺の道路には標識は結構多く設置されているが、制限速度20kmを示す路面標示は見あたらなかった。学校の周辺は制限速度20km区間の場所がまだありそうなので、散策の途中に探してみたいと考えている。

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