毎年7月の第4金曜日に開催される富士登山競走に2010年から参加して今年で8回目の挑戦となる。富士吉田市役所前から富士山頂までの区間を走る山頂コースは過去6回エントリーして一度も完走することが出来ていない。今年こそはなんとか完走を目指して7月28日の早朝、大会が行われる富士吉田市に向かった。 小田原を午前4時に出発して大会参加者の駐車場である鐘山グラウンドに午前5時15分に到着。天気が良ければグラウンドの先に富士山が大きく見えるのだが雲に隠れて見えず。鐘山グラウンドから送迎のマイクロバスでスタート地点の富士吉田市役所へ移動する。 午前5時45分に富士吉田市役所前に到着。スタートは午前7時なので1時間ほどウォーミングアップを行う。富士登山競走の山頂コースは5合目と8合目に関門があって、今年から5合目の関門通過時間が5分早まってスタートから2時間15分へと変更された。ここ数年、5合目の通過タイムは2時間10分を切っているが、調子が悪いと2時間10分台の後半までタイムが落ちるので結構プレッシャーを感じる。今年の目標は今まで一度も通過出来ていない8合目関門を制限時間の4時間以内に通過すること。 午前7時、号砲とともに富士登山競走の山頂コースがスタート。ゴール地点までは標高差3000mで距離にして21km。これから4時間半近く身体にきつい状況が続くと考えると腰がひけるが、何とか気持ちを奮い立たせて集団に遅れないように一定のペースで走る。 スタートから1時間5分後の午前8時5分に馬返しを通過。スタートから10.6km地点で標高は1440m。舗装区間はここまで。昨年より30秒くらい早く通過出来たのでまずまず。今年は曇りで涼しいためかなり良いコンディションで走れた。同じ時間帯に馬返しを通過した集団のペースに合わせて5合目までの登山道区間へ。 スタートから2時間8分過ぎの午前9時8分に5合目関門の佐藤小屋前を通過。スタートから15km地点で標高は2230m。とりあえず制限時間内の関門突破と再来年までの出場権を獲得して一安心。5合目の通過時間が2時間10分前後が完走のボーダーラインで2分ほどのアドバンテージがあるが、過去に2時間7分台で通過出来た年が何回かあったがいずれも8合目の関門通過に間に合わなかった。なのでアドバンテージは無いに等しくて完走も黄色信号が点滅。5合目を通過するといよいよ本格的な富士登山が始まる。(中編に続く)
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