小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



5月20日、ホームカミングデーのため一般開放された小田原高校の5代目校舎を見学。従来の高校の校舎と違い、色々と設備も整っていてなかなか興味深く校舎の中を見終えて再び正門に戻った。目的だった鎮遠の鐘と新校舎を見学したので、あとは敷地内をのんびりと探索。正門前から南館方面へ。正門横には体育館。この建物は4代目当時のものを現在も使用しているようだ。体育館の反対側には柔剣道場。こちらの建物も4代目当時からあったもの。柔剣道場の入口は施錠されていたので、入口扉の小窓から中を内部を撮影。柔剣道場からグラウンド沿いを南側へ。この日はサッカーの試合が行われておりグラウンド内からの写真を撮ることが出来なかった。グラウンド脇を歩き学校敷地の南側にある南館へ。この南館も4代目当時の建物。南館の3階に校史展示室があるので入ってみる。南館は以前どのような用途に使われていたのかは分からないが、1階と2階は現在文科系の部室に使われているようだ。南館3階の校史展示室。色々と小田原高校に関する資料や記念品が展示されている。 3階の校史展示室の隣の部屋は、閉校した小田原城内高校の展示室になっていた。南館のすぐ横には4代目校舎当時の正門が残されていた。この旧正門を下ると競輪場の近くに出る。旧正門付近には木々が多く、小田原高等学校の樹叢として神奈川県の天然記念物に指定されている。正門には校名を記した古い表札が取り付けられていた。県の字は旧書体が使われている。旧正門から敷地の東側へ。4代目当時プールがあった場所付近には、体育会系の部室が建てられている。この建物は結構新しいので、5代目校舎の建設時に整備されたのかもしれない。敷地の東側。グラウンドのフェンス外側の通路を探索。グラウンドのフェンス外側の通路からの眺望。ちょうど木々の間から小田原駅周辺が見渡せた。敷地の東側、弓道場横の出入り口から校外へ出る。小田原高校は出入口が東西南北にあるので色々なルートで登下校できるようだ。実は小学生の頃にこの弓道場横の出入り口から小田原高校に入り込んではいろと探索をしていたので結構懐かしい。5代目校舎の整備に伴い塞がれてしまったのかと思っていたが、ちゃんと通れたのでよかった。弓道場横の出入り口から校外に出て、住宅街を抜け坂道を下る。この周辺も昔と変わらない風景。某病院前を通り階段を下って青橋方面へ。階段横の区画にあった廃屋もいつの間にか解体され現在は空き地になっている。小田原高校の新しい校舎も見れて、昔のままの出入り口も通れてなかなか楽しい探索となった。

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 5月20日、ホームカミングデーで一般開放されている小田原高校に出かけた。目的の一つは2007年に落成した5代目の新校舎の見学。校舎のまわりをぐるっと一周してから校舎の中に入った。校舎東側のロッカールームから校舎内へ。生徒一人ずつにそこそこの容量のあるロッカーが割り当てられているようでロッカーがずらりと並んでいた。ロッカールームを通り階段の前へ。とりあえず校内の教室の配置が分かるものを探す。ほどなく案内板を発見。位置関係は左側が南、右側が北。1階から3階までの案内板を見たが学年毎の教室は南側に配置されており、北東西側には事務室や専門の教室が配置されている。とりあえず南側の学年毎の教室を覗く。今の黒板はアールがついていて少し横長なものが使われていた。学習机は昔とそれほど変わってないように見える。廊下の所々にはプリントや標語が貼ってある。進学校だけあって、掲示板には朝から勉強しようと書かれていた。中庭に面した廊下を歩く。ガラス張りで開放感があって良い。1階西側には食堂があった。メニューを見るとお弁当類を販売しているようだ。食堂の反対側にはスカイラウンジ。吹き抜けでここも開放感がある。1階をぐるっとめぐり2階へ。階段の近くにはエレベーターも設置されていたが生徒は使用出来ないようだ。2階北側にはパソコンが並んだ教室があった。私が高校時代にはこのような設備は無かったが、今時の高校生は授業でパソコンも学習するのだろう。2階には純和風の作法室もある。作法の授業もあるのだろうか。この日はイベント出演者の控え室になっていた。2階から3階へ移動。窓から中庭を撮影。中庭の真ん中には鎮遠の鐘。3階の渡り廊下を歩き南側の校舎へ。窓も大きくて開放感がある。3階にある学年の教室へ。天井にはエアコンが設置されている。窓の外は緑が多くてなかなか良い環境で学習できて羨ましい。3階西側にある工芸室。窓の外の木々の緑と室内の薄暗さがなんとも良い雰囲気。最後に視聴覚教室を覗く。この視聴覚教室は集成館ホールとも言うようで席が段々に配置されている。2階からも3階からも入ることが出来るように作られている。この日は、同窓会総会で使用されていた。校内を色々と見てから、再びロッカールームを通り校舎外へ。従来の高校の校舎と比べかなり設備は充実しているように感じた。さて最後に学校の敷地をブラブラ探索してから帰路につこう。<その3に続く>

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小田原市内の様々な施設の写真を撮っているが、学校関連の施設は普段は立ち入ることが出来ずなかなか思うような写真を撮ることが出来ない。先日、ホームカミングデーで小田原高校の校舎が開放されることを知り、以前から見たかった鎮遠の鐘の見学がてら新校舎の撮影に出かけた。 5月20日、ホームカミングデーで開放されている小田原高校へ。2007年に落成した新校舎を以前から撮影したかったのでこの日を楽しみにしていた。私はOBでは無いので、以前の校舎の位置関係が良く分かっていない。幸いなことに以前の校舎の配置が書かれている案内板が残されていた。案内板には障子堀などの遺構と前校舎の配置が記されている。前校舎は現在のグラウンド部分に建っていたのが分かった。また、前校舎時の正門は競輪場側だったことを初めて知った。校内に展示されていた空撮写真。1964年に落成した4代目の校舎で、現在でも残っているのは南側の一棟と体育館と柔剣道場くらい。さっそく新校舎を見学。校舎棟は3階建てで屋上にはプールもあるとのこと。正門を入り正面にはなかなか立派な玄関。高校の校舎といえば味気ないRC造りの殺風景な校舎を思い浮かべるが、小田原高校の新校舎は結構綺麗。新校舎の配置図。以前グラウンドだった場所に校舎棟が建設され、2つの中庭を取り囲むように校舎が建てられている。校舎に入る前に、新校舎を時計周りに1周。北東角には玄関。東側の校舎沿いを歩く。東側の校舎沿いを進み、玄関方面を振り返ったところ。右側がグラウンド。校舎南側に向かう途中に中庭に入る。芝も青々としていて整然としていた。私が高校生だったころは教室にエアコンは無かったが、小田原高校には空調設備が整っているようで、窓の下には空調の室外機が置かれている。校舎南側から西側へと歩き、西門の外から撮影。校舎西側から北側へ曲がる。左側は体育館で、前校舎のときからあった建物。左右新旧の建物の対比が面白い。体育館と校舎棟の間を通り、体育館入口へ。とりあえずなんとなくの配置と外観の写真を撮ることが出来た。さて校舎内に入ろう。<その2に続く>

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神奈川県では平成14年から、救急救命センターへの搬送時間の短縮と救命率の向上を目的にドクターヘリの運行を行っている。ドクターヘリの基地病院は伊勢原市にある東海大学医学部付属病院で神奈川県内の消防などから要請があると臨時の離着陸場にドクターヘリが着陸する。小田原市の臨時離着陸場は何ヶ所かあるようだが、酒匂川右岸の酒匂川スポーツ広場が使用されることが多いようだ。先日、散策の途中にドクターヘリの離着陸を見ることが出来た。先日、酒匂川沿いを散策していると、酒匂川スポーツ広場に消防車両が停まっているのが見えた。グラウンドの四隅には消防員が立って立ち入りを規制している。まもなく東の空からヘリコプターが飛んできた。赤いラインの入った機体にはDoctor-Heliの文字。酒匂川スポーツ広場上空で旋回すると着陸態勢に入った。ドクターヘリの離着陸は何度か見たことがあるが、やはり目の前50mほどの場所でヘリコプターが着陸するのは迫力がある。ドクターヘリは川崎重工製のBK117C-2機。操縦士のほか救急医療の専門医師や看護師が搭乗している。ドクターヘリ着陸後に、救急車で搬送された患者をヘリ内に収容。ほどなく伊勢原の東海大学医学部付属病院に向け離陸した。ドクターヘリのここ数年の運行実績は年間300件前後。事業費は年間1億8千万円ほどで、過去に予算難で運行中止の危機もあったが現在まで継続している。神奈川県西部の小田原市は救急救命拠点も少なく、伊勢原までの陸路を搬送するのにも時間を要するので、ドクターヘリ運行の恩恵は大きい。これから年々財政的に厳しくなっていきそうだが神奈川県のドクターヘリ事業が継続することを願っている。

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5月27日、小田原は清々しい晴天の一日。夏のような日差しで午前8時過ぎには気温が20度を超えた。昨晩はろくに夕食もとらずに寝てしまったので、朝食を食べに行きがてら散策に出かけた。午前8時、スクランブル交差点からお堀端通りへ。かなり空腹なのでなにかボリュームのあるものを探しながらの散策。お堀端通りの栄町交差点角のフレッシュネスバーガーの前を通ると入口に閉店のお知らせの張り紙。来月10日で閉店とのこと。フレッシュネスバーガーも結構前から営業していただけに残念。せっかくなのでフレッシュネスバーガーでアボカドバーガーとモヒートジンジャーエールを注文。お会計は1000円。ジンジャーエールが爽やかな味わいでハンバーガーと良くあって美味しかった。フレッシュネスバーガーで食事後、お堀端通りから二の丸広場を横切り南堀へ。ほんの数週間前は蓮の葉もまばらだったが、もうお堀を埋め尽くすほど茂っている。南堀から御幸の浜の突堤へ。荒久海岸方面を撮影。海風が気持ちよい。御幸の浜から国道1号へ。本町の国道沿いに建設中のマンションは上層階まで躯体工事が進んでいる。10階建てで年内に完成するようだ。国道1号沿いから扇町方面へ。旧ユアサ跡地に建設中の小田原ロジスティクスセンターの工事の様子を見に立ち寄る。もう躯体工事が始まっており。鉄骨が組まれている。かなり大きな建物で5階建ての倉庫が出来るようだ。完成は来年6月末とのこと。扇町からいろいろと寄り道しながら最後に曽我方面へ。下曽我駅近くの住友大阪セメント下曽我包装所へ。敷地内では撤去のための準備が進んでいたが、建物にはまだ足場は組まれておらず。住友大阪セメント下曽我包装所近くの休耕田の雑草が綿毛をつけていた。白くふわふわとした綿毛と錆びついたセメントサイロの風景が素晴らしかったが、写真に撮るとそれほど綺麗に写らないのが残念なところ。解体工事まであとわずかだと思うが、また写真を撮りに訪れたい。

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