小田原市米神 国道１３５号の高波対策工事 2012

2007年9月の台風上陸時に高波で大きな被害が出た国道135号の小田原市米神から石橋にかけての区間では、昨年から高波対策工事が行われている。冬に一旦休工したが今年の春から再開したので工事の様子を見に出かけた。小田原市米神から石橋にかけての国道135号の低くなっている区間に防波壁を設置する工事が昨年から行われている。米神地内の区間では海岸から10ｍ近い高さの防波壁が完成している。昨年度工事の未完成区間と今年度の着工区間は米神のシーフードレストラン周辺。今年の着工区間はシーフードレストランの前から少し小田原方面に向かった場所から始まっている。海岸に下りて今年度の着工区間を撮影。既に基礎部分も完成していて消波ブロックも積まれ始めていた。石橋寄りの区間はまだ基礎部分のみ完成している。波消ブロックは米神方面から積まれているようだ。工事区間の一番東側。昨年完成した区間よりも今年の着工区間の方が長いので、来期も継続して工事か行われるのかもしれない。一番東側の防波壁の基礎部分。従来の国道１３５号の擁壁前に2ｍほどの厚みで設置されている。その基礎の上に２ｍほどの消波ブロックを３個から5個程積む。消波ブロックは今年も酒匂川左岸の河口で作っている。今年度の工期は８月末まで。夏の終わりの頃にまた進捗状況を見に訪れたい。