小田原市高田～永塚の制限速度20ｋｍ道路

普段、車で小田原市内を移動する際に通行する道路の多くは制限速度50ｋｍ～30ｋｍで、制限速度を示す標識や路面表示は50ｋｍ～30ｋｍまでのものを多く目にする。たまに仕事の関係で大きな工場に入ると、構内には制限速度20ｋｍの標識が立っているのを見かけるくらいだった。先日、高田周辺を散策中に、住宅街の中の制限速度20ｋｍ道路を見つけた。小田原市高田の高田公民館前。永塚方面から斜めに合流する道路が制限速度20ｋｍ道路で約1.2ｋｍほど続いている。高田公民館前の道路との合流点近くには制限速度20ｋｍの標識が立てられている。　20ｋｍの標識の下には矢印の標識。ここから制限速度20ｋｍとなる。自転車でも速度超過をしそうな制限速度なので、写真を撮りながらのんびりと進む。高田公民館前を斜めに曲がってから数十メートルで千代地内に入る。この制限速度20ｋｍ道路は市道のようだが、管理者を示すようなものは無かった。周辺の道路と比べ極端に狭いわけでなく、車もなんとかすれ違えるくらいの道幅はあるが、結構蛇行しているのであまり見通しは良くない。高田公民館前から430ｍほど進むと県道716号に出る。県道の反対側の上府中駐在所横からも制限速度20ｋｍとなる。区間の所々に制限速度20ｋｍの標識が立てられている。ポールに貼られたシールによると平成13年頃に設置されたようだ。標識だけでなく制限速度20ｋｍの路面表示を探すが区間中には無かった。高田公民館前から1ｋｍほど進むと永塚地内の曽我病院裏手に出る。この制限速度20ｋｍ道路の区間内では一番各種施設が集中しているエリア。曽我病院裏手から200ｍほど進むと突き当たりになり制限速度20ｋｍ区間が終了。突き当たりの道路は同じくらいの道幅だが制限速度は30ｋｍ。突き当たりから、振り返って撮影。永塚側の制限速度20ｋｍ区間の起点。周辺住宅街の道路のほとんどが制限速度30ｋｍのなか、なぜこの区間だけ20ｋｍの制限速度なのか不思議だが、追々調べていければと思っている。この区間の他にも、小田原市内の住宅街の中に制限速度20ｋｍ道路があるかもしれないので、散策の途中に標識に注意してみたい。