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小田原の端々



昨年の3月末で閉鎖された小田原市久野のJT小田原工場。取り壊し工事が始まったのは昨年の7月頃で現在も続いている。工事も終盤を迎えているJT小田原工場に先日様子を見に立ち寄った。小田原市久野、県道74号久野交差点からJT小田原工場を撮影。敷地は工事フェンスで囲まれている。JT小田原工場の取り壊し工事現場のフェンスは所々が透明のアクリル板になっている。敷地内の工事の様子を見ることが出来るので良心的な配慮がなされている。 6月上旬の段階でJT小田原工場のほぼ全ての建物が取り壊されている。杭抜き作業が重点的に行われているようで、敷地内には専用の重機が何台も置かれていた。引き抜かれた杭も片隅に集められている。工場南側から北方向を撮影。工場の建物が無くなり坂下方面の住宅街がよく見えるようになった。工場西側から東方向を撮影。この場所から取り壊し工事を定点撮影していた。全ての工事が終わったら時系列で紹介しようかと考えている。工場北側のフェンス。北側は住宅街に接しているので工事の様子を撮影できる場所がほとんど無かった。このフェンス周辺には建屋があったのでメインの工場建屋の取り壊し風景をこの場所からは撮影することが出来なかった。北側のフェンスから東方向を撮影。建屋が取り壊されて、この場所からも敷地内を一望できるようになった。工場東側の県道74号から正門方向を撮影。JT小田原工場の取り壊し工事現場で残っているのは正門横の守衛室のような建物だけ。正門は工事車両の出入り口になているので、取り壊しは一番最後になるのではと思う。正門付近から西方向を撮影。敷地内では舗装やコンクリート壁の撤去が西側からだんだんと東へと行われてきている。東側の正門付近はまだコンクリート舗装の部分が多い。正門もまもなく取り壊されるようで、正門前のアスファルトには、正門や塀に沿ってカッターの切り込みが入れられている。正門前の県道74号の反対側はグラウンドのあった敷地。グラウンド内にあった樹木の伐採も終わり、所々にコンクリートガラが積まれている。小田厚側にあったネットもいつの間にか撤去されていた。JT小田原工場のあったことを示すのは、交差点角に立っている看板くらいになった。このJT小田原工場の取り壊し工事の工期は、労災保険の看板によると6月30日までとなっている。気になる跡地利用だが、小田原市のホームページの内容を要約すると、旧工場部分は工業地域、旧グラウンド部分は第1種住居地域と定めているので建築等に規制があるが、一定規模以下のものであれば商業施設の整備も可能のようである。ただ近隣の道路状況などを考慮すると、商業施設への転用はふさわしいものではないと考えているようだ。新たな工場を誘致するのか、商業施設が出来るのか今後の動向に注目したい。

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