小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



かねてから西湘高校の敷地内にある観測施設を撮影したいと思っていたところ、6月23・24日の二日間は文化祭のため一般開放されることを知り23日のお昼に出かけた。目的の観測施設はすぐに見つかり写真も撮ることが出来たので、ついでに校舎も探索しながら撮影することにした。小田原市酒匂の西湘高校。巡礼街道周辺が発展するなか、西湘高校は昔から変わらない佇まい。学校入口周辺で校舎の配置図を探すも見つからず。玄関内を覗いてみる。玄関を入った場所に校舎の配置図があった。道路側がA棟でグラウンド側のD棟まで4つの校舎が並列に配置されている。その他敷地西側にE棟、東側には体育館がある。A棟の東側を通り中庭へ。右がA棟で左がB棟。中庭の真ん中に池があった。西側からA棟を撮影。西湘高校では2007年から耐震補強の改修工事が行われ、A棟の外側は外付けのコンクリートブレースで補強されている。工費は約5億3千万円とのこと。A棟とB棟の間を抜け西側へ。西側にはB棟と接続したE棟がある。E棟の1階部分は通路になっているが、ここも耐震補強で鉄骨ブレースが設置されている。E棟の横からB棟とC棟の間へ。B棟も耐震補強のコンクリートブレースが外壁に設置されている。教室の窓からはどのように見えるのだろうか。一番グラウンド側にあるD棟。この校舎も耐震補強されていたが、施工方法が違うようで鉄骨ブレースが建物内に設置されていた。グラウンドからD棟南側を撮影。西湘高校の校舎は昭和時代の画一的なデザインだが、耐震補強の色々な構造が見れてなかなか興味深い。せっかくなのでA棟まで戻り校舎内も見学することにした。<後編に続く>

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