小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



台風6号の接近にともない昨日から雨が降り続いている。小田原では強く降った時間は短かったが、酒匂川上流の山北や御殿場方面の積算雨量は400mmを越えたところもあり、酒匂川の増水が心配されたが大きな被害は無かったようである。小田原で酒匂川の増水時に影響が出る場所の一つが河川敷の酒匂川スポーツ広場。20日の昼過ぎに様子を見に立ち寄った。 20日の昼過ぎの酒匂川スポーツ広場。一見するとソフトボール場の芝やフェンスなどに大きな被害は無いようである。上流の富士道橋の水位計によると、最も水位が高かった時間は20日の0時頃の1.33m。このお昼過ぎの水位は0.40mとのことで、一概に比較できないが、ピーク時は1m近く水位が高かったようだ。 スポーツ広場に下りると赤土が流れた跡があった。ソフトボール場内の芝にゴミや流れた跡が無かったので、恐らく土手下の排水溝から雨水が溢水してソフトボール場横の赤土を流したようである。赤土の一部はソフトボール場の外野に流れ込んでいた。 ポールに絡みついた草からすると溢水した流れの高さは10cmほどだったようである。 スポーツ広場を横切り酒匂川の護岸へ。酒匂川の水位は護岸の上まであと30cmほどの所まで増水していた。結構ギリギリ。水草も倒れていたのでピーク時は護岸上まで増水していたようである。護岸上の砂利の道路とソフトボール場の境部分に流れた跡のようなゴミの帯があった。ピーク時にはかなりギリギリなところまで増水していたようだが、全面的な冠水は免れたようである。小田原大橋をくぐりサッカー場の様子も見に行った。サッカー場も一見すると大きな被害は無さそうであるが排水溝周辺に赤土が流れた跡があった。夏休みが始まり、このスポーツ広場でも色々な練習や試合が予定されているようだが、今回の台風で大きな被害が無かったようでとりあえず一安心。

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