小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



開成あじさい祭りが終了したのが6月19日。祭り終了後にのんびりと散策に出かけようと考えていたが、結局夕涼みがてら6月22日に出かけたきりとなっている。もう7月の中旬に差し掛かり花の見頃はとっくに過ぎてはいるが、開成町のあじさいの里に出かけてみた。朝方は雲が多く蒸し暑かったが、昼近くになって青空が広がりうんざりする暑さ。涼しげな用水路沿いの道を選らんで開成町方面に向かった。道沿いには所々でノウゼンカズラが咲き乱れていた。自転車で走っていてもフラフラするほどの暑さ。途中、神社の境内や公園で休憩しながらのんびりとあじさいの里に向かった。 3週間ほど前には祭りのゲートが設けられて、来場者でごったがえしていたあじさいの里の入口。暑さのせいか、散歩をしている人もいなくて閑散としている。あじさい農道沿いの紫陽花の多くは剪定されていた。アナベルが咲いていた通りも綺麗に剪定されている。途中、所々に剪定されていない株も残っていた。枯れていく姿に美を感じる境地には達していないが、開花前から何度か写真を撮っていたので、花が終わる姿も撮影できて良かった。あじさいの里周辺の田んぼの稲もだいぶ伸びている。田んぼを渡る風にそよぐ稲の音がとても心地よい。稲作を続けてきた日本人が古くから聞いてきたであろう音だから遺伝的に心地が良く感じるのだろうか。あじさいの里を散策した帰りに開成駅近くのたちばなで昼食。地味な外観であまり気に留めていなかったが、開成町在住の知人が良く行くと話していたので立ち寄ってみた。天丼もりそばセットの大盛り1365円を注文。天丼はエビ天が2つ乗っており、もりそばも美味くて満腹になった。常連さん達が次から次へと来店して、地元で人気の蕎麦屋のようである。帰りに酒匂川2号橋の橋脚工事と南部地区開発の様子も見に立ち寄った。どちらも完成はだいぶ先だが、完成後は駅周辺もだいぶ変化しそうである。梅雨明けの昼下がり、なかなか楽しい散策となった。

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