なんでそうなるのか

青森県八戸市で公務員試験塾オクトを主催する岡政也のブログです。

勝負所

2013-01-26 17:32:49 | インポート
試験勉強をしていての、一番の勝負どころは、そりゃあ試験本番、だが、毎日の勉強においてだって勝負所はある。

①重要な理論の流れをきっちり理解する。
②理解したら、自分で再現できるか試してみる。
③再現できなければもう一度。

①から③を貫くのでなければ、決して学力は伸びない。
②の部分が欠けている勉強をしている受験生が多い。

②の部分が最も肝心なのだ。勝負どころなのだ。それを避けていたら、受験勉強ではない。
教養を身に着ける、だけなら構わないが。


中心

2013-01-25 16:46:25 | インポート
 総体的な観点を極めていけば、どこに宇宙の中心をおいてもよく、つまり、自分が宇宙の中心である、としたところで間違いではない。

 しかし、そのような傲岸不遜な思い上がりを抱いていたのでは生きていけないから、「世の中」での「標準」を学んでいく。
そして、最も一般的な、「スタンダード」を体得した、とする。これもまた、勘違いだ。

 世の中から偏った自分でも、それを貫けばまたそのようなありようも正しい、と考えられる。

問題は他者との関わり合いだ。どのような考え、思想信条もあり得るだろうが、関わり合いで他者を不快にしてしまう行為は慎まなければならない。



滑る路面

2013-01-24 17:31:26 | 日々雑感
ここ数日、路面がすごく滑る。
歩いて通勤しているので、転ばないようにするだけで一苦労だ。

しかし、これは、ボディバランスを培う非常に良いトレーニングなのではないだろうか。
ちょっとバランスを崩した程度では転ばないように、体の力を抜いて、体重移動を慎重に行わなければならない。
足腰も強くなる。

そうはいっても、転んだ時のダメージはデカい。下手をすれば怪我をする。
アイスホッケーのプロテクターを付けて歩くことにでもしようか。

しかし、平常時にそんな恰好で歩いていたら、ジェイソンと呼ばれてしまうか。


こうすれば受かる

2013-01-23 16:23:06 | インポート
この通りにすれば受かる、といった内容の本が数多く出版されている。

そこで紹介されている問題集や参考書、たいていの場合異論はない。
ただ、タイトルは「この通りにできれば受かる」とすべきだ。

例えば、大学受験の数学の例でいうと、「青チャートを一冊完璧にこなせば大丈夫」と書いてあっても、
実際に高校生で青チャートにちゃんと取り組むことができる生徒はほんの一部だ。

もちろん、難関大学はその、ほんの一部の生徒の戦いになるから、間違ったことは言ってないのだが、
そこまでの学力がない、大多数の生徒にも影響するのは問題だ。

私の指導上の経験でいうと、大多数の生徒は、教科書レベルの内容がちゃんとわかっていないことが最大の悩みなのだ。
教科書ベルのことが分かっているのであれば、その生徒はその時点でかなりできる、と思う。

自分の成功体験、ごく少数の合格例のみで一般論を述べようとするのは幼稚な思い上がりだと思う。


あっかんべー

2013-01-22 16:01:00 | 日々雑感
その日は、目の中に何か異物が入ったのだろうか、むずがゆく、涙が出てきた。
その状態でスーパーに入った。

目をこすってもよくならない。ちゃんと、状態を確認してみたい。

すぐ横に、自分の姿が映ってた。
スーパーの中、鏡のように反射する場所が何か所かある。

鏡にむかって、「あっかんべー」をしてみる。いや、「べー」はしていないのだが。
鏡の中の自分は、しかし、うごかず、踵を返して、そそくさとその場を離れていった。

反射してる、と思ったその場所はただのガラスで、その向こうに自分とそっくりの恰好、同じ背丈の人がいただけだった。

全くの見ず知らずの人にあっかんべーをしてしまった。

殴られなくてよかった。