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The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:Mar./04(2025)

2025-03-24 | ブックレヴュー&情報
※ 『銃を持つ花嫁』 フィリップ・マーゴリン

新潮文庫 2025年3月28日発売予定

【内容概略】
≪人気写真家キャシー・モランの回顧展で、小説家志望のステイシーは展覧会の目玉であるモラ
ンの代表作に魅了される。この謎めいたモノクロ写真は、ウェディングドレス姿の女性が海に向
かって立つさまを後ろから撮影したもの。だがこれは、静謐でロマンチックな肖像などではない。
女性の背中には六連発銃を握った手が回されていた。題して「銃を持つ花嫁」。写真に魅せられた
ステイシーは、撮影当時に起きた出来事を明らかにして小説にしようと考える。やがて被写体の
女性メーガンに夫殺しの疑いがかけられた十年前の殺人事件のことを知り、真相をいっさい口に
せず隠遁してきたメーガンに接触しようとするが……。≫

多分初めての作家さん作品だと思うのですが(曖昧)・・・

リーガル・スリラーの巨匠が一枚の写真に秘められた人間ドラマを克明に追い、スリリングかつ
重層的に描きあげたベストセラー・サスペンス。

とのこと。
惹きつけられました。

※ 『鎖された声』 エミコ・ジーン

ハヤカワ・ミステリ(新書) 2025年4月9日発売予定

【内容概略】
≪20年前、妹が誘拐されて以来、刑事チェルシーは誘拐事件を憎んでいた。ある日、2年前に誘拐
された少女エリーが帰ってくる。さらに一緒にさらわれた少女の死体が発見された。だが、エリー
は事件について何も語らない。彼女はただの被害者なのか、それとも? ≫

日本人作家さんとの事ですが、この方の作品も初読みです。
”鎖された” は ”とざされた”と読むのだそうですが、最初は何と読むのかな?という・・・・(恥)。

エミコ・ジーンさんご自身の事も初めてなのですが、経歴を拝見すると、
”Emiko Jean is a New York Times best-selling author of adult and young adult fiction. ”
とあります。

他にも既に何作か上梓なさっているようですね。

※ 『ボニーとクライドにはなれないけれど 』 アート・テイラー

創元推理文庫 2025年3月19日発売

【内容概略】
≪コンビニ店員のルイーズは、学費のために店に強盗に入った青年デルと恋に落ちた。ふたりは
デルの学位取得をきっかけに、犯罪とは無縁の人生を始めることにする。デルの姉の仕事を手伝
うために車で旅に出たが、なぜか次々と事件に巻きこまれる羽目に。窃盗を疑われ、ワイン泥棒
に加担し、教会では強盗の人質にされて……。≫

この作品も初読みの作家さん作品です。

2015年発表の今作は2016年のアガサ賞新人賞の受賞作となったとの事。
他にも幾つかの賞を受賞なさっている様です。

”連作ミステリ短編集”とありますので、何時も読んでいる作品とは少し傾向が違うのかもしれま
せんが、たまにはこんなタッチの作品も読んでみようかと。

”ボニーとクライド” で久しぶりに思い出したので、


こちらがボニーとクライド本人画像


こちらは映画化作品『俺たちに明日はない』”ボニー&クライド”の ウォーレン・ベイティとフェイ・
ダナウェイ← 懐かしいですねぇ(歳ばれる)




(source : 新潮社、ハヤカワ、創元社 & etc.)