※ 『邪馬台 蓮丈那智フィールドファイルⅣ』北森鴻、浅野里沙子
角川文庫 2924年8月23日発売
【内容概略】
≪古代、魏の書に登場する邪馬台国は、優れた製鉄と酒造技術を誇りながらも消えた、謎の国だ。
民俗学者・連丈那智に届いた「阿久仁村異聞」は明治時代に地図からも抹消された村の記録だが、
邪馬台国への手掛かりとなる文書だった。だが、調査を始めた矢先、次々と不穏な出来事が襲いか
かる――。歴史の壮大な謎に、異端の民俗学者と助手が意外な「仮定」や想像力を駆使して挑む。
怒濤の知の奔流に圧倒される本格民俗学ミステリ! ≫
触れてはいけない領域がある。 だが、触れなければ真実は見えない――。
このシリーズはとても好きで、これまでも読んできましたが 今作はシリーズ最初にして唯一の長編。
過去何度か他社から発売されていますが、今回は角川改定版です。
北森氏は惜しくも急逝なさったのですが、公私ともにパートナーであった浅野氏が遺作を引き継いで
完成なさった作品とのことです。
※ 『雪と毒杯』エリス・ピーターズ
創元推理文庫 2017年9月29日発売
【内容概略】
≪クリスマスが迫るウィーンで、オペラ界の歌姫を看取った人々。チャーター機でロンドンへの帰途
に着くが、悪天候でオーストリアの雪山に不時着してしまう。彼らが避難したのは小さな山村――だ
が雪で外部とは隔絶していた。小体なホテルに落ち着いたものの、歌姫の遺産をめぐって緊張感は増
すばかり。とうとう遺書が読み上げられた直後に、事件が起きて――。修道士カドフェル・シリーズ
の巨匠による、本邦初訳の傑作本格ミステリ! ≫
クラシックミステリの傑作の一つですが、何故か読むのが遅れていたようです。
楽しみな作品の一つです。
※ 『ビッグ・ボウの殺人』イズレイル・ザングウィル
ハヤカワ・ミステリ文庫 1980年1月29日発売
【内容概略】
≪霧深い冬の朝、ボウ地区で下宿屋を営むドラブダンプ夫人は下宿人を起こしに二階へ上った。
ドアには鍵がかかり返事はなかった。そして数時間後、新聞売り子が威勢よく叫んでいた--身の毛も
よだつ自殺事件、博愛主義者喉を掻っ切る! 『モルグ街の殺人』の衣鉢をつぐ密室ミステリの古典的
傑作。≫
原作は1892年発行の傑作です。
何度か翻訳出版されたようですが、この版は”改訳決定版”とされています。
(とは言っても、大分古い感がありますが・・・・)
何故か読んだことがなかったのですが、某所で紹介されていてとてもそそられた作品です。
今回はクラシックミステリや、少々趣が異なる作品が重なりましたが どれもとても楽しみな作品です。
(source : カドカワ、創元社、ハヤカワ & etc.)
角川文庫 2924年8月23日発売
【内容概略】
≪古代、魏の書に登場する邪馬台国は、優れた製鉄と酒造技術を誇りながらも消えた、謎の国だ。
民俗学者・連丈那智に届いた「阿久仁村異聞」は明治時代に地図からも抹消された村の記録だが、
邪馬台国への手掛かりとなる文書だった。だが、調査を始めた矢先、次々と不穏な出来事が襲いか
かる――。歴史の壮大な謎に、異端の民俗学者と助手が意外な「仮定」や想像力を駆使して挑む。
怒濤の知の奔流に圧倒される本格民俗学ミステリ! ≫
触れてはいけない領域がある。 だが、触れなければ真実は見えない――。
このシリーズはとても好きで、これまでも読んできましたが 今作はシリーズ最初にして唯一の長編。
過去何度か他社から発売されていますが、今回は角川改定版です。
北森氏は惜しくも急逝なさったのですが、公私ともにパートナーであった浅野氏が遺作を引き継いで
完成なさった作品とのことです。
※ 『雪と毒杯』エリス・ピーターズ
創元推理文庫 2017年9月29日発売
【内容概略】
≪クリスマスが迫るウィーンで、オペラ界の歌姫を看取った人々。チャーター機でロンドンへの帰途
に着くが、悪天候でオーストリアの雪山に不時着してしまう。彼らが避難したのは小さな山村――だ
が雪で外部とは隔絶していた。小体なホテルに落ち着いたものの、歌姫の遺産をめぐって緊張感は増
すばかり。とうとう遺書が読み上げられた直後に、事件が起きて――。修道士カドフェル・シリーズ
の巨匠による、本邦初訳の傑作本格ミステリ! ≫
クラシックミステリの傑作の一つですが、何故か読むのが遅れていたようです。
楽しみな作品の一つです。
※ 『ビッグ・ボウの殺人』イズレイル・ザングウィル
ハヤカワ・ミステリ文庫 1980年1月29日発売
【内容概略】
≪霧深い冬の朝、ボウ地区で下宿屋を営むドラブダンプ夫人は下宿人を起こしに二階へ上った。
ドアには鍵がかかり返事はなかった。そして数時間後、新聞売り子が威勢よく叫んでいた--身の毛も
よだつ自殺事件、博愛主義者喉を掻っ切る! 『モルグ街の殺人』の衣鉢をつぐ密室ミステリの古典的
傑作。≫
原作は1892年発行の傑作です。
何度か翻訳出版されたようですが、この版は”改訳決定版”とされています。
(とは言っても、大分古い感がありますが・・・・)
何故か読んだことがなかったのですが、某所で紹介されていてとてもそそられた作品です。
今回はクラシックミステリや、少々趣が異なる作品が重なりましたが どれもとても楽しみな作品です。
(source : カドカワ、創元社、ハヤカワ & etc.)
そうそう、「黒い睡蓮」、こういう手があったか、と構成の妙には感心してしまいました。フランスのミステリー作家は搦め手がうまいですね。ただし登場人物の性格設定や大げさなセリフがどうにも違和感があって。
英国ミステリーに慣れているとおフランスはやっぱりちょっと苦手です。
「黒い睡蓮」読了ですか。事前の情報は殆どなしで読んだ記憶があるのですが、結構ビックリさせられまし
た。あれは”禁じ手”というか、”掟破り”というか・・・斬新ではありますね。
私も基本は英国ミステリなので、おフランスもですが、他国のミステリはそれぞれ独特の風合い(?)があ
り、好みが分かれるかも・・・と感じます。
ただ、あれこれ何でもトライはしてみていますよ。