― ”The Wars of the Roses”『薔薇戦争』 : Richard III (1) ―

BBC2での ドラマのUK放映は今年4月と言う情報が出ているので、そろそろ予習を始め
ようと思います。 (と言っても 日本では何時観られるのか・・・・)
先ず、Richard III (リチャード3世)についての簡単なおさらいですが、
リチャード3世(1452年10月2日 ~ 1485年8月22日)
ヨーク公リチャード・プランタジネットとセシリー・ネヴィルの8男で即位前はグロスター公
に叙されていた。
1945年8月ヘンリー・テューダー(後のヘンリー7世)とのボズワースの戦いで味方の裏切り
に合い壮絶な戦死をしたと言われている。
シェークスビアの戯曲やサー・トーマス・モアの「リチャード3世伝」により 兄エドワード4世の
遺児であり、リチャードにとっては幼い甥2人をロンドン塔に幽閉、殺害後王位を奪った等稀代
の悪王として後世に言い伝えられている。
又シェークスビアは リチャード3世は背骨が大きく曲がってこぶがあり 足を引きずる特異
な容姿の人物として描いているが、これは遺骨が発見され調査された事により異なる事実が
証明されている(遺骨発見に関しては追ってご紹介するつもりです)。
一方王直属の機関としての紋章院を創設した事でも知られ、悪名を覆す説も多く2002年BBC
が発表した「100名の最も偉大な英国人」では82位に選出された。
というところが入門編ですが、追加の情報は追って続けようと思います。
先ず、BBCドラマの ”The Wars of the Roses” 『薔薇戦争』-これはシェークスピアの
戯曲を元にしているので、多分これまで通りの”悪王”として描かれているのでしょうね。
そして、映像を見る限り ベネディクト/リチャードも足を引きずって歩いている様です。
(ほんの一部しか観られないのではっきりとは分かりませんが・・・)
ドラマの撮影は一昨年夏頃から開始されたと記憶していますが、その時の画像を残して置
きましょう。
最初の公開野外撮影時は抽選で一般のファンも受け入れていたのですが、撮影開始直後に
ネットにアップされた画像がこれ、
↓

時系列で云うと、これが若い頃のグロースター公リチャードでしょうか。

↓
King Richard III 即位後の画像
話が前後しますが、リチャード3世の旗印は白い猪、銘は ”Loyaultre Me Lie” (ロワ
イイヨテ・ムリ)-意味は古いラテン語で(忠誠が我を縛る)だそうです。
ベネディクト/リチャードのネックレス(ペンダント?)も”猪”が使われています。



↓
ボズワースの戦い。 ここで壮絶な戦死を遂げます(涙)

この時に有名なセリフ、”A horse, a horse, my kingdom for a horse !”
(馬だ、馬だ 馬と引き換えに大国をやるぞ!)が出てきますね。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ところで、Huluで ”The Hollow Crown”を観始めているのですが、Huluでの邦題 (嘆きの王冠)
は(空しい王冠)の方が良いんじゃないかしら?(全く個人的な感想ですが・・・)・
兎に角シェークスピア英語は難しく、大袈裟で難解な言い回し、古英語等で取っつきにくい
かもしれませんね。
”Thy ”(= You), ”Thou”(=your), “Thee” (you) は聞いて 大昔に講義で習った事を
思い出しました。 古英語で ”なんじ” とか ”そなた” って感じでしょうかね。
今回はシェークスピアプロジェクトの為の制作なので 舞台の演出をそのまま野外、セット
撮影で構成している様に感じます。
先にも書きましたが、兎に角配役が豪華です。
そんな中 事前には全く気付いていなかったのですが、トム・ヒューズがヨーク公の息子
でオーマール公の役で出演していました。
・・・・to be continued です

BBC2での ドラマのUK放映は今年4月と言う情報が出ているので、そろそろ予習を始め
ようと思います。 (と言っても 日本では何時観られるのか・・・・)
先ず、Richard III (リチャード3世)についての簡単なおさらいですが、
リチャード3世(1452年10月2日 ~ 1485年8月22日)
ヨーク公リチャード・プランタジネットとセシリー・ネヴィルの8男で即位前はグロスター公
に叙されていた。
1945年8月ヘンリー・テューダー(後のヘンリー7世)とのボズワースの戦いで味方の裏切り
に合い壮絶な戦死をしたと言われている。
シェークスビアの戯曲やサー・トーマス・モアの「リチャード3世伝」により 兄エドワード4世の
遺児であり、リチャードにとっては幼い甥2人をロンドン塔に幽閉、殺害後王位を奪った等稀代
の悪王として後世に言い伝えられている。
又シェークスビアは リチャード3世は背骨が大きく曲がってこぶがあり 足を引きずる特異
な容姿の人物として描いているが、これは遺骨が発見され調査された事により異なる事実が
証明されている(遺骨発見に関しては追ってご紹介するつもりです)。
一方王直属の機関としての紋章院を創設した事でも知られ、悪名を覆す説も多く2002年BBC
が発表した「100名の最も偉大な英国人」では82位に選出された。
というところが入門編ですが、追加の情報は追って続けようと思います。
先ず、BBCドラマの ”The Wars of the Roses” 『薔薇戦争』-これはシェークスピアの
戯曲を元にしているので、多分これまで通りの”悪王”として描かれているのでしょうね。
そして、映像を見る限り ベネディクト/リチャードも足を引きずって歩いている様です。
(ほんの一部しか観られないのではっきりとは分かりませんが・・・)
ドラマの撮影は一昨年夏頃から開始されたと記憶していますが、その時の画像を残して置
きましょう。
最初の公開野外撮影時は抽選で一般のファンも受け入れていたのですが、撮影開始直後に
ネットにアップされた画像がこれ、
↓

時系列で云うと、これが若い頃のグロースター公リチャードでしょうか。

↓
King Richard III 即位後の画像

話が前後しますが、リチャード3世の旗印は白い猪、銘は ”Loyaultre Me Lie” (ロワ
イイヨテ・ムリ)-意味は古いラテン語で(忠誠が我を縛る)だそうです。
ベネディクト/リチャードのネックレス(ペンダント?)も”猪”が使われています。



↓
ボズワースの戦い。 ここで壮絶な戦死を遂げます(涙)

この時に有名なセリフ、”A horse, a horse, my kingdom for a horse !”
(馬だ、馬だ 馬と引き換えに大国をやるぞ!)が出てきますね。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ところで、Huluで ”The Hollow Crown”を観始めているのですが、Huluでの邦題 (嘆きの王冠)
は(空しい王冠)の方が良いんじゃないかしら?(全く個人的な感想ですが・・・)・
兎に角シェークスピア英語は難しく、大袈裟で難解な言い回し、古英語等で取っつきにくい
かもしれませんね。
”Thy ”(= You), ”Thou”(=your), “Thee” (you) は聞いて 大昔に講義で習った事を
思い出しました。 古英語で ”なんじ” とか ”そなた” って感じでしょうかね。
今回はシェークスピアプロジェクトの為の制作なので 舞台の演出をそのまま野外、セット
撮影で構成している様に感じます。
先にも書きましたが、兎に角配役が豪華です。
そんな中 事前には全く気付いていなかったのですが、トム・ヒューズがヨーク公の息子
でオーマール公の役で出演していました。
・・・・to be continued です
お身体具合悪かったんですか? 少し元気になられたらのなら良かったですが、どうぞ
お大事になさって下さいね。
ワタクシめも風邪ばかりひいていますし、花粉症も加わりもう齢のせいか免疫力が落ちて
いるせいか・・・(涙)
暫らく停滞気味でしたけど、これから久々に忙しくなりそうですよ。
野村萬斎のリチャード3世あったんですかぁ。 知りませんでした。 萬斎さん結構好き
なんで観てみたかったですが、シェークスピアヴァージョンだったんですね。
ベネディクトのリチャードもシェークスピアヴァージョンなので、悪いリチャードに
なっている様ですね。 背中はあまり目立っていない様ですが、足を少し引きずっている
様です。でも、美しいですよ。是非是非観たいですよね。
リチャード3世の実像はシェークスピアが描いた姿とは違っている様で、続きで少し書い
て見るつもりです。
ホロウ・クラウンもやっと放映になっている位なので、日本での放映はあるとしても随分
先の事になるのかも知れません。となるとDVDを待つほかないのかしら(涙)
でも、UK版だと難解な英語だし・・・もう何とかしてくれ~ッ!って感じです。