”Odd Thomas” 2013年

もう何年も前にこの原作は読んでいたのですが、映画化されている事は知りませんで 以前情報
を頂き初めて知った次第です。
その後特に注意していた訳ではないのですが、先日偶然にもHuluで配信されている事を知りよう
やく映画版を見る機会を得ました。
原作はディーン・クンツのオッド・トーマスシリーズ1作目”Odd Thomas”「オッド・トーマスの霊感」。
このシリーズは、「オッド・トーマスの受難」”Forever Odd”、「オッド・トーマスの救済」”Brother
dd”、「オッド・トーマスの予知夢」”Odd Hours”と続きます。(翻訳されているのは4作品です)
一作目が面白かったので全作読みました。とは言え、恒例のフレーズで細部は霧の中ですが。
キャスト:
監督:スティーブン・ソマーズ
脚本:スティーブン・ソマーズ
出演:
オッド・トーマス :アントン・イェルチン
ストーミー・ルウェリン : アディソン・ティムリン
ワイアット・ボーター : ウィレム・デフォー
他
概略は、
20歳の主人公のオッド・トーマスは死者(悪霊)を見る事が出来るという能力を持っている。
母親はトッドと命名するつもりであったが、出生証明の誤りと父親の意向により オッド "Odd”
(”奇妙な”とか”変な”の意味を持つ)という名前になってしまった。
オッドはとある町のダイナ―に勤務する平凡な青年だが、ただ1つ他の人と違うのは死者の霊が
見えるという事。
ある日職場のダイナーで大量のボダッハを目撃。凄惨な死に群がる悪霊のボダッハが出現する
という事は、町に危機が迫っているという事。
町の平和を守る為立ち上がるオッド。
果たしてオッドは惨劇を防ぐことが出来るのか・・・・。

因みに、ボダッハの語源はスコットランドで「悪霊」の意味だそうで、ボダッハは人に直接危害
は与えないが、その出現は惨劇の前触れだという事です。
オッドにとって幼い頃から「運命の人」というガールフレンドのストーミーはモール内のアイス
クリーム店の店長を務めているが、オッドを信じて応援している。 この2人の関係が微笑ましく、
そして何よりストーミー役のアディスン・ルウェリンが可愛い!


又、ピコムンド警察の署長ポーターも、オッドの良き理解者。
何と、ウィレム・デフォーです。 何時もの強面ぶりとは異なり、優しさも感じる流石の存在感
ですね。

一応ホラー系なのでしょうが、何処で、どんな惨劇が起きるのか、誰が犯人なのかを追い詰めていく…
といったミステリー性もあり、オッドの人間としての成長も描き、又オッドとストーミーのラブス
トーリーも描いているという 様々な要素を含んだエンターテインメント作品だと感じました。
ボダッハは確かに怖ろし気で、ホラーの要素もありますが、「ハムナプトラ」を手掛けたスティーブ
ン・ソマーズの作品ですので霊の描き方は似ている様でもありますし、おどろおどろしさは余り感じ
られなかったと思います。(個人的にホラー系は苦手な私でも、それ程怖ろしさはなかったと思います)。
本当に怖いのは悪霊ではなく、人間です・・・って事ですね。
そして、思いもよらぬ結末には胸が痛くなります。
(そう言えば、原作を読んだ時も最後にえッ?となりましたっけ)
続編の映像化も観たかったのですが、オッドを演じたアントン・イェルチンは2016年、不慮の事故の
為27歳という若さで亡くなったそうですね。
残念です。
(何処かで見た様な・・・と思ったら、映画版『スター・トレック』のチェコフでしたね。ロシア語
訛りの英語が記憶に残っています)
ディーン・クンツのオッド・トーマス シリーズ原作は10冊刊行されているようですが、翻訳本は最
初に書きました様に4冊のみです。
『オッド・トーマスの霊感』 ”Odd Thomas”、

『オッド・トーマスの受難』 ”Forever Odd”

『オッド・トーマスの救済』 ”Brother Odd”、

『オッド・トーマスの予知夢』 ”Odd Hours”


もう何年も前にこの原作は読んでいたのですが、映画化されている事は知りませんで 以前情報
を頂き初めて知った次第です。
その後特に注意していた訳ではないのですが、先日偶然にもHuluで配信されている事を知りよう
やく映画版を見る機会を得ました。
原作はディーン・クンツのオッド・トーマスシリーズ1作目”Odd Thomas”「オッド・トーマスの霊感」。
このシリーズは、「オッド・トーマスの受難」”Forever Odd”、「オッド・トーマスの救済」”Brother
dd”、「オッド・トーマスの予知夢」”Odd Hours”と続きます。(翻訳されているのは4作品です)
一作目が面白かったので全作読みました。とは言え、恒例のフレーズで細部は霧の中ですが。
キャスト:
監督:スティーブン・ソマーズ
脚本:スティーブン・ソマーズ
出演:
オッド・トーマス :アントン・イェルチン
ストーミー・ルウェリン : アディソン・ティムリン
ワイアット・ボーター : ウィレム・デフォー
他
概略は、
20歳の主人公のオッド・トーマスは死者(悪霊)を見る事が出来るという能力を持っている。
母親はトッドと命名するつもりであったが、出生証明の誤りと父親の意向により オッド "Odd”
(”奇妙な”とか”変な”の意味を持つ)という名前になってしまった。
オッドはとある町のダイナ―に勤務する平凡な青年だが、ただ1つ他の人と違うのは死者の霊が
見えるという事。
ある日職場のダイナーで大量のボダッハを目撃。凄惨な死に群がる悪霊のボダッハが出現する
という事は、町に危機が迫っているという事。
町の平和を守る為立ち上がるオッド。
果たしてオッドは惨劇を防ぐことが出来るのか・・・・。

因みに、ボダッハの語源はスコットランドで「悪霊」の意味だそうで、ボダッハは人に直接危害
は与えないが、その出現は惨劇の前触れだという事です。
オッドにとって幼い頃から「運命の人」というガールフレンドのストーミーはモール内のアイス
クリーム店の店長を務めているが、オッドを信じて応援している。 この2人の関係が微笑ましく、
そして何よりストーミー役のアディスン・ルウェリンが可愛い!


又、ピコムンド警察の署長ポーターも、オッドの良き理解者。
何と、ウィレム・デフォーです。 何時もの強面ぶりとは異なり、優しさも感じる流石の存在感
ですね。

一応ホラー系なのでしょうが、何処で、どんな惨劇が起きるのか、誰が犯人なのかを追い詰めていく…
といったミステリー性もあり、オッドの人間としての成長も描き、又オッドとストーミーのラブス
トーリーも描いているという 様々な要素を含んだエンターテインメント作品だと感じました。
ボダッハは確かに怖ろし気で、ホラーの要素もありますが、「ハムナプトラ」を手掛けたスティーブ
ン・ソマーズの作品ですので霊の描き方は似ている様でもありますし、おどろおどろしさは余り感じ
られなかったと思います。(個人的にホラー系は苦手な私でも、それ程怖ろしさはなかったと思います)。
本当に怖いのは悪霊ではなく、人間です・・・って事ですね。
そして、思いもよらぬ結末には胸が痛くなります。
(そう言えば、原作を読んだ時も最後にえッ?となりましたっけ)
続編の映像化も観たかったのですが、オッドを演じたアントン・イェルチンは2016年、不慮の事故の
為27歳という若さで亡くなったそうですね。
残念です。
(何処かで見た様な・・・と思ったら、映画版『スター・トレック』のチェコフでしたね。ロシア語
訛りの英語が記憶に残っています)
ディーン・クンツのオッド・トーマス シリーズ原作は10冊刊行されているようですが、翻訳本は最
初に書きました様に4冊のみです。
『オッド・トーマスの霊感』 ”Odd Thomas”、

『オッド・トーマスの受難』 ”Forever Odd”

『オッド・トーマスの救済』 ”Brother Odd”、

『オッド・トーマスの予知夢』 ”Odd Hours”
