BBC ”The Coroner”

S1 : 2015年 BBC初放送(10 エピソード)
S2 : 2016年 BBC初放送(10 エピソード)
このドラマは数年前に観ていたのですが、何となく途中になっていて そのまま忘れていました。
先日来シーズン2を放送していたのを何気なく見始めたのですが、何故か以前より面白い様に感じ
まして、たまたまHuluでシーズン1から配信していたので、改めてS1最初から観直しました。
一話完結のクライム・ミステリです。

出演は、
ジェーン・ケネディー:クレア・グース
ディーヴィ―・ヒギンス:マット・ハードック
ジュディス・ケネディー(ジェーンの母親):ビーディー・エドニー
クリント・ホルマン(ジェーンの助手):オリバー・ゴム
ベス・ケネディー(ジェーンの娘):グレイス・ホッグ=ロビンソン
他
ドラマの日本語タイトルが「検視法廷」となってはいても、いわゆる法廷ドラマではありません。
このドラマの概略は、
イギリス、デヴォン州の小さな港町に暮らすジェーンは元弁護士で現在は検死官をしています。
シングルマザーで娘と共に母親と同居。その母親はラブラブな彼氏と共にパブを経営しています。
検死官としてのジェーンは、街で起こる事件や、不可解な死の真相を納得できるまで徹底的に調
べ上げて行きます。
相棒であり、元恋人である刑事のディヴィーとは衝突しながらも 協力して数々の事件を解決し
ていきます。
ジェーンの仕事である「検視官」”Coroner”という役職は、チョット分かりずらいのですが、検死
解剖をしたりはしません。
警察の捜査に参加して行動をともにしながらも、捜査内容とは一線を引き 別の視点で被害者の
行動、被害者の周辺の関係者等と話をしながら 物言えぬ死者の代弁をし、法廷で死因を特定し
報告する役割なんですね。


なので、クライム・ミステリとは言いながら、むしろヒューマン・ドラマの様な雰囲気を持っていて、
謎解きと共に、登場人物達の関係性が色濃く表れています。
ジェーンとディービーは高校時代の恋人同士であったのに別れ、ディービーは結婚してはいてもどう
やら難しい夫婦関係になっている様。
そんな事もあり、ジェーンとディービーの微妙な間合いの関係、又、難しい年ごろである15歳の娘と
の関係、同居する母親がボーイ・フレンドのミックとイチャイチャするの様子に辟易としたりする中、
ちょっと頼りないジェーンの助手であるミックが良い緩衝材でユーモラスな雰囲気も加わっています。
一話完結なので、毎回物語の最後は ジェーンが検視法廷に入廷し、死因を確定する形式になっています。

そして、
物語の舞台になっているデヴォンの長閑な風景がとても素敵な雰囲気を出しています。
余り込み入ったプロットではなく、脳味噌をフル回転する必要もない、ミステリではありながら 何と
なくマッタリ観ていられるドラマです。
ただ、日本語タイトルが「検視法廷」となっているので、勘違いしやすそうだし(“The Coroner” は ”検
視官” なんだから、そのままの方が良かったんじゃ?)
因みに、「検視法廷」は ”Coroners Court”。
それと副題の「美人検視官ジェーン」ってのは何だかね~・・・。
まぁ、確かにスマートな美人なんですけどね。
(何時も日本語タイトルに文句をつける私です)
そうそう、もう一点、
このドラマはテーマ曲と挿入曲がとても情感溢れる柔らかい曲になっています。
その点もこのドラマの特徴になっているのかも知れません。

S1 : 2015年 BBC初放送(10 エピソード)
S2 : 2016年 BBC初放送(10 エピソード)
このドラマは数年前に観ていたのですが、何となく途中になっていて そのまま忘れていました。
先日来シーズン2を放送していたのを何気なく見始めたのですが、何故か以前より面白い様に感じ
まして、たまたまHuluでシーズン1から配信していたので、改めてS1最初から観直しました。
一話完結のクライム・ミステリです。

出演は、
ジェーン・ケネディー:クレア・グース
ディーヴィ―・ヒギンス:マット・ハードック
ジュディス・ケネディー(ジェーンの母親):ビーディー・エドニー
クリント・ホルマン(ジェーンの助手):オリバー・ゴム
ベス・ケネディー(ジェーンの娘):グレイス・ホッグ=ロビンソン
他
ドラマの日本語タイトルが「検視法廷」となってはいても、いわゆる法廷ドラマではありません。
このドラマの概略は、
イギリス、デヴォン州の小さな港町に暮らすジェーンは元弁護士で現在は検死官をしています。
シングルマザーで娘と共に母親と同居。その母親はラブラブな彼氏と共にパブを経営しています。
検死官としてのジェーンは、街で起こる事件や、不可解な死の真相を納得できるまで徹底的に調
べ上げて行きます。
相棒であり、元恋人である刑事のディヴィーとは衝突しながらも 協力して数々の事件を解決し
ていきます。
ジェーンの仕事である「検視官」”Coroner”という役職は、チョット分かりずらいのですが、検死
解剖をしたりはしません。
警察の捜査に参加して行動をともにしながらも、捜査内容とは一線を引き 別の視点で被害者の
行動、被害者の周辺の関係者等と話をしながら 物言えぬ死者の代弁をし、法廷で死因を特定し
報告する役割なんですね。


なので、クライム・ミステリとは言いながら、むしろヒューマン・ドラマの様な雰囲気を持っていて、
謎解きと共に、登場人物達の関係性が色濃く表れています。
ジェーンとディービーは高校時代の恋人同士であったのに別れ、ディービーは結婚してはいてもどう
やら難しい夫婦関係になっている様。
そんな事もあり、ジェーンとディービーの微妙な間合いの関係、又、難しい年ごろである15歳の娘と
の関係、同居する母親がボーイ・フレンドのミックとイチャイチャするの様子に辟易としたりする中、
ちょっと頼りないジェーンの助手であるミックが良い緩衝材でユーモラスな雰囲気も加わっています。
一話完結なので、毎回物語の最後は ジェーンが検視法廷に入廷し、死因を確定する形式になっています。

そして、
物語の舞台になっているデヴォンの長閑な風景がとても素敵な雰囲気を出しています。
余り込み入ったプロットではなく、脳味噌をフル回転する必要もない、ミステリではありながら 何と
なくマッタリ観ていられるドラマです。
ただ、日本語タイトルが「検視法廷」となっているので、勘違いしやすそうだし(“The Coroner” は ”検
視官” なんだから、そのままの方が良かったんじゃ?)
因みに、「検視法廷」は ”Coroners Court”。
それと副題の「美人検視官ジェーン」ってのは何だかね~・・・。
まぁ、確かにスマートな美人なんですけどね。
(何時も日本語タイトルに文句をつける私です)
そうそう、もう一点、
このドラマはテーマ曲と挿入曲がとても情感溢れる柔らかい曲になっています。
その点もこのドラマの特徴になっているのかも知れません。