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みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

初冬の読書日記

2009-12-13 17:24:19 | 本と雑誌

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①②「羆撃ち」の本の表紙も気に入ってます。

③かごミーミー♪

久保俊治「羆撃ち」(小学館)お世話になっているノマドの宮下さんのブログで見て、読んでみたいなあと思いました。昔テレビで話題になった「大草原の少女みゆきちゃん」の父が作者であり、自叙伝です。「みゆきちゃん」は予告編しか見なかったけど、泣きながらヒグマが出そうな道を登下校するみゆきちゃんの姿がすごく印象に残っています。そのみゆきちゃんの父である俊治さんは、ハンターであり、今は牧場をされています。牧場をされる前は、ハンター一本で暮らし、山にこもり、エゾシカやヒグマを追う毎日を過ごします。こんな生き方もあるんだなあ、こんな世界もあるんだなあと思い、その自然と共に生き、命をいただく過程一つ一つに、一緒に山に入っているかのような気持ちになって読んでいました。そして、何よりもアイヌ犬の相棒「フチ」との山行には、ドキドキハラハラ、そして、大いに感動し、また、別れには号泣してしまいました。犬は飼ったことがないけれど、やっぱり犬には犬の凄さ、素晴らしさがあるんだとしみじみ思いました。

向谷地生良、辻信一「ゆるゆるスローなべてるの家~ぬけます、おります、なまけます」(大月書店)「べてるの家」の本を読むのは久しぶりです。「べてるの家」はいつか訪ねてみたいところの一つ。本を読むと、どれだけ自分も含めて今の人間が気を張って、緊張して、闘って、追いつめられて生きているか・・・と考えさせられてしまいます。そうじゃないとやっていけない、生きていけないのも今の時代の一つの真実かもしれないけど。でも、だからこそ「降りていく生き方」「大事なことは何をしないかということ」「安心して絶望できる人生」「弱さによって人はつながる」「弱さの情報公開」「変革は弱いところ、小さいところ、遠いところから」などなど、べてるを語るときに出てくるキーワードにすごく共感もするのだと思います。

瀬尾まいこ「図書館の神様」(ちくま文庫)よぎょさんが以前すすめてくれた1冊。文芸部の垣内君がとてもいいです。何か好きなものを持っていて、熱中できるってとてもステキだし、それが文学というのもいいなあ。その垣内君と「私」との関係も、距離が程良くて、いいです。

村松友視「アブサン物語」(河出文庫)猫好きには有名な村松さんの愛猫「アブサン」との出会いから21歳での別れまでのお話。初めて読みました。とにかく泣けて泣けてしかたなかったです。うちのにゃんちんとも何だかだぶってしまいました。

宮本雅史「『電池が切れるまで』の仲間たち 子ども病院物語」(角川文庫)病院での待ち時間に読んでいたら、涙がつつつーっと流れてしまい、読むのを断念して、家に帰ってからまた読みました。「電池が切れるまで」を読んですごく感動しましたが、この本を読んで、また感動を新たにしました。子どもたちの前向きに生きていく姿と支える家族、医療スタッフ、教師、それぞれの思いがずーんと伝わってきました。私もしっかり生きていかなくては。

茨木のり子「よりかからず」(ちくま文庫)題名となっている有名な詩、「よりかからず」(「よる」の字がうまく変換できませんでした・・・)もいいですが、他の詩もいろんなことを感じさせる、考えさせられるいい詩ばかりです。たまには詩もいいものだなあ。


秋の読書日記

2009-10-12 21:18:21 | 本と雑誌

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①本たち

②あたちがうずまき猫よ(みーみー)

③おいらもうずまき猫(にゃんちん)

「この世でいちばん大事な『カネ』の話」西原理恵子(理論社)理論社の「よりみちパン!セ」シリーズは中高生向けに書かれているみたいだけど、大人でも十分に面白く、ためになります。この本もサイバラ節がさえ渡っていて、面白く、でも、リアルに、素直に、「そうなんだ」と思いながら読めます。やっぱり経験から出てくる言葉って違います。「おわりに」の「覚えておいて。どんなときでも、働くこと、働きつづけることが『希望』になる、っていうことを。ときには、休んでもいい。でも、自分から外に出て、手足を動かして、心で感じることだけは、諦めないで。」という言葉。今は働きたくても働けない人がいっぱいいる現状だけれども、でも、この言葉には大人も励まされるんじゃないかな。何より、それが西原理恵子さんの言葉でもあるから。

「いけちゃんとぼく」西原理恵子(角川書店)これは映画で見たいなーと思っていたけれど、見られなくって、それで本で読みました。本で読んだのが正解だったかも。西原さんの絵は正直に言うとあんまり好みじゃないけれど、やっぱりお話がいいんです。いけちゃんの正体が明かされるとき、泣きたくないけど、やっぱり涙が出てしまいました。だれにでも、いけちゃんのような存在はそばにいるのかもしれません。

「少年たちはなぜ人を殺すのか」宮台真司、香山リカ(ちくま文庫)題名と香山さんが気になって読んだ本です。でも、読んでいくと、宮台さんの繰り出す話が興味深かったです。特に、浜崎あゆみの下り。私は、どうして浜崎あゆみって人気あるのかなって思っていたんだけど、これを読んで納得いきました。なかには、「う~ん、そうかな?」と思うところもあるにはありましたが、どうやって事件をとらえたらいいのかな、そして、自分たちはどう生きていったらいいのかなっていう部分でストンと落ちるところが多々ありました。

「うずまき猫のみつけかた」村上春樹(新潮文庫)村上春樹の本はほとんど読んだことがありません。でも、日本を代表する作家だし、エルサレムの演説はすばらしかったし、いつかはちゃんと読んでみなくてはいけないような気がしていました。で、とりあえず「猫」だし、軽く読めそうだし、ということでこの本を手に取りました。なかでは、猫のことはそんなに頻繁に出てくるわけではありません。93~95年にかけての日記のような感じで、村上春樹の一端をかいま見ることができます。文体がなんだか面白かったです。

「言葉を育てる~米原万里対談集」(ちくま文庫)入院中に米原万里さんの本を何冊か読み、大好きになったけれど、その翌年にがんで亡くなってしまい、本当に残念に思っています。でも、今も続々と新刊が出ており、これもその一つ。どの対談も良く、通訳という仕事についての話も面白いのですが、私には米原さんの子ども時代の話が一番興味深かったです。「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」を始め、いろんな著作で子ども時代の話は出てくるのですが、このプラハ・ソビエト学校時代、そして、日本に戻ってきたときのギャップの話は何度読んでも興味深い。特に、冒頭のプラハ・ソビエト学校時代の同窓生でもある小森陽一さんとの対談で詳細に語られており、欧米と日本での授業の違いには「へ~」と思わされます。

「奇跡の宅老所『井戸端げんき』物語」伊藤英樹(講談社)私と同年代の伊藤さん。初めは彼の子どもの頃の話から始まるのだけれど、なんだかその時代の空気を場所は違えども一緒に吸ってきた者として、「うんうん、わかる」と思うところが多々ありました。私も引きこもりまではいかなくても、ずっと人とうまく関わりたいと思いながらも、人間関係づくりはうまくできなかったから。(今もですが)でも、父親の介護を通し、それが宅老所「井戸端げんき」「縁側よいしょ」、共同民家「かっぱや」へとつながり、地域に、そして日本全国にその考えを広げていった伊藤さんのバイタリティーはやっぱり引きこもりを経たからこそなのかもと思ったりもしました。おじいちゃん、おばあちゃんになっても自分らしく生きられる、お年寄りだけじゃなくて子どももしょうがいのある人もいろんな人の居場所となって支え合える、そして、働いている人も生き生きと働けるようなこういう場所が全国に増えていくといいなあ。

「地球家族~世界三十か国のふつうの暮らし」マテリアル・ワールド・プロジェクト(TOTO出版)写真集は大好きだけれど、買うには高すぎるので、いつも立ち読みばかり。久しぶりに買った写真集です。それぞれの国の民家の中の家財道具等を全部家の前に出してもらって撮影するというプロジェクト。まだ隅から隅まで読めていないんですが、日本の圧倒的に多い物の数、そして、家族の人数の違い、持ち物や風景からわかる文化の違い・・・いろんなことに気づかされますが、ここで思ってしまうのは豊かさや幸せってなんだろうということ。戦争と平和、富の分配、食べ物、女性の人権、環境問題・・・。さまざまなことを考えさせられます。


「ブッダ」

2009-09-12 21:53:42 | 本と雑誌

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①祈り(バリ・ウブドにて)

②叫び(みーみー)

③悟り(ぶっちゃん)

正直に言うと、今まで手塚治虫の漫画はじっくり読んできませんでしたし、アニメもあまり見ていませんでした。

でも、BSで手塚治虫を特集した番組を時々見て、「いやあ、すごい人だし、すごいマンガだ」と思い、じっくり読んでみたいと思いました。

作品は本当にいっぱいあるけれど、まず、ブックオフで大人買いしたのは、「ブラック・ジャック」と「ブッダ」。

「ブラック・ジャック」は唯一漫画やテレビで見たことがあったけれど、「ブッダ」は知らなかった。でも、テレビを見たことと、にゃん太ママさんも読んでいると聞いて、読んでみたいと思ったんです。

で、まずは「ブラック・ジャック」を読んで、先週、ブッダを読み終えました。

まずは、「カースト制」については、これもある意味生きる知恵だったのかもしれないけれど、やっぱり自分はとてもなじめないし、人としてどうなのかと強く思います。

実は、バリに行ったとき、ホテルの車をチャーターして、キンタマーニ方面へ出かけたのですが、そのときドライバーさんの会話にも「カースト(カスト)」という言葉が出てきてハッとしたのです。

「今までヒンドゥー教のいいところばかり見てきた気がするけれど、そうか、バリもヒンドゥー教だから、カーストがあるんだ」と。

とはいえ、インド・ヒンドゥー教と比べ、不可触はないようですし、あまり厳密ではないようですが、それでも、やっぱりカースト制はあるんです。

(私の英語の聞き取りは非常にあやしいですが)ドライバーさんはバリはすごくいいところという話をいっぱいしてくれたんですが、その後で「自分はカーストの下にいるから。」というような話をされて、「日本は教育は無償なんだよね。いいよね。こっちではお金がすごくかかるんだよ。」というようなことをおっしゃっていました。そんなことも思い浮かべてしまいました。

それから、「ブッダ」があまりにも人間くさいのが面白かったです。神格化された人ではなくて、生身の人間だということを感じさせる場面が満載でした。確かにすばらしい人なんだけれど、人間くさいブッダにすごく親近感を覚えました。

そして、私がすごく心惹かれてしまったのは、アッサジです。彼は、仏典とはかなり違った描き方をされているそうですが、死期を知った上での彼の生き方、死に方には衝撃がありつつもなんというか共感するものもあったのです。

私も病気を知り、死がとても身近な存在になって、「さて、残された時間をどう生きたらいいのか」と今でも時々考えます。

そんな私に、この「ブッダ」は考える材料を与えてくれたように思います。


Bali ☆ 読書日記

2009-08-08 23:58:14 | 本と雑誌

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①こんな感じでプールサイドでのんびり読書するのはなにより贅沢な時間でした。

②テガラランのカフェ、テラス・パディからライステラスをながめるの巻。

③夕暮れの森もいいものです。

「ぼくと1ルピーの神様」ヴィカス・スワラップ 子安亜弥・訳 講談社  「スラムドック$ミリオネア」の原作本として知られていますが、映画のアイディアはここからいただいているものの、内容はかなり違うものと考えた方がいいと思います。でも、どちらにしても、読み始めるとやめられない面白さです。政治や貧困、宗教など、さまざまなリアルな問題が次から次へと出てきて、その度に考えさせられます。でも、いろんな困難な、まさに生死をかけるような場面が出てきても、そこを一つ一つしたたかに、たくましくラムは乗り越えていきます。生きていくことに必要なものってなんだろうなと、これまた読み終わって考えさせられたりもするのですが、なんだかさわやかな気持ちにもなるのでした。

「温室ディズ」瀬尾まいこ 角川文庫 瀬尾まいこさんの作品を読むのは3作目です。「幸福な食卓」「天国はまだ遠く」も面白かったですが、こちらもなかなか良いです。「ぼくと1ルピーの神様」のような劇的な出来事や展開はないけれど、こういう一見小さな身近な出来事からなるお話も好きです。小・中学校でのいじめや学級崩壊は多かれ少なかれ誰もが体験したり、見たことがあると思います。そんな自分の学生だったときのことを時々ふと思い出し、胸を痛めながら読む部分も多くあります。でも、こうやって周りから見れば小さな、でも勇気を持って行動することの積み重ねで物事は見えないところからちょっとずつ良くも悪くも変わっていくのだろうなとしみじみ感じました。

「ガール」奥田英朗 講談社文庫 「おとこなのに、なんでこんなにおんなのこの気持ちがわかるの?」のひとこと。働いている女子の気持ちがユーモアもたっぷりに描かれている短編です。こうやって働いている人、結構いるんだろうな、私もがんばろうっと、とちょっと思えます。

「他諺の空似~ことわざ人類学」米原万里 光文社文庫 「惜しい人を亡くしてしまった」と解説で養老孟司さんが書いていますが、私も本当にそう思います。世界の政治や経済に対する批判をパシッと、ユーモアを含めながら書いてしまうところがすばらしいです。ことわざも知っているようで知っていないことも多い私。他の国のことわざを読んで、なるほどと思ったり、それぞれの国の文化や考え方なども垣間見られて、面白かったです。


最近の読書日記

2009-06-14 22:46:18 | 本と雑誌

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①最近の2冊。

②旬です。ウニです。おすそ分けいただきました。

③今日のおやつ、柳月の「きなごろも」。

④あららー、にゃんちん。おなか冷やすよー。

⑤今日は寒かったね、ぶったん。

しばらく記録していなかった読書日記。

積ん読ゾーンが拡大中で、ベッドサイドには中途半端に読んだ本やまだ読んでいない本が山積みです。

疲れのせいか、じっくり読書をする余裕が心にないのかもしれません。

ついかるーく読めるものばかり読んでいます。

そんななかでも、最近「ほんと良かったよー」と思ったのはこの2冊です。

ロッキング・オン・ジャパン特別号「忌野清志郎 1951-2009」(ロッキング・オン)発売日翌日に札幌の大型書店で買いましたが、最後の1冊でした。「王様のブランチ」のブックランキングでも、村上春樹の新作上下巻の次いで3位。さすがロックの王様です。

中高生の頃はよく読んでいたロッキング・オン。ここからいろんな音楽の情報を集めたものです。久しぶりの渋谷陽一さんのインタビュー記事。もちろん清志郎目当てではあったのですが、少し懐かしい気分で読みました。

率直に語られる清志郎のこれまでのことや思いやいろいろことが胸にズシンと響きました。

清志郎は世の中を変えようとかそんなことよりも、ただ自分が思っていることを素直にまっすぐに表現していたんだなと思いました。それは簡単なようで、実はとても難しくて、誰でもできるようなことじゃないんだけど。

そして、とても優しくて、シャイで、人間に対するあたたかいまなざしがあって、でも、鋭くて。どんなことも「楽しんでやろうぜ!」ってところがある清志郎。ああ、本当に大事な人をなくしてしまったんだなあと改めて感じる1冊でした。

チャボのインタビュー記事。「シンガーとしてはいいよ・・・。美しいし。かっこいいし。いかしているけど・・・。~友達としては生きててほしかったよ、やっぱり。ベッドにいても。~」という下りもほんとに泣けました。

「正社員が没落するー「貧困スパイラル」を止めろ!」(堤未果、湯浅誠 角川書店)堤未果さんの著書「アメリカ弱者革命」「ルポ 貧困大国アメリカ」は衝撃的であり、日本の未来を考えると絶望的にもなり、でも、少しだけ希望を感じさせてくれる本でした。湯浅さんはNPO「もやい」での活動や「派遣村」での活動で注目された方ですが、著書「反貧困」も読みごたえのあるすばらしい本でした。

そんな二人の共著には、またさらに衝撃を与えられました。

今、アメリカで急激に貧困層に落ちているのは、中流、もしくは上流とみられていた医者と教員、公務員、製造業の管理職だというのです。

ということは、今アメリカには一握りのお金持ちはそのままとしても、中間層は大幅に少なくなり、貧困層が増大しているということなのです。

私たちが今市場原理主義社会のもとでより安く、より良いものを求め、喜んでいるとしても、それは全体としてみてみると、労働条件の極端な低下を招き、結局は自分の首を絞めているということになるのでしょう。

医者については医療過誤保険の保険料の高騰、教員についてはチャータースクールと教育改革法(落ちこぼれゼロ法)~民営化、市場原理主義の導入~が大きな原因のようです。

どちらも日本でもあり得る話だなあと感じました。

それから、医療のことでいうと、ここ数年多くなったがん保険を始めとした医療保険のCMにちょっと胡散臭さを感じていたんですが、「あ、そうか」とうなづける話もありました。

アメリカでは、公的医療保障もありますが、それもまたさまざなな民間に任せています。そうなると、民間は医療費を抑えるためにさまざまな手だてを立てます。治療法までも保険によって限られてしまい、患者は治療を選べず、入院期間を短くされ、必要なものは包帯のたぐいまで一つひとつ決められる。医師には、金額等さまざまなノルマや制約がかせられる、事務処理が膨大化する、過重労働になる、医療過誤が起きる、そして、さらに保険料が上がる・・・等々。

日本でもその流れが来ているそうです。結局、いろんな民間企業が入ってきたことの原因にはアメリカの要望に沿ったさまざまな規制緩和がありますが、さらに、2007年から保険法についてさまざまな検討がされているようです。そのなかで民間保険の支払い手段に現物支給(現金以外、つまりサービス、治療そのものということです)があがっているのだそう。また、医療保険は民間が引き受けた方がいいという話もあるのだそう。

私自身もたまたま入っていたがん保険に実際にお世話になった立場であり、大きなことは言えないけれど、基本的には北欧のように医療費、教育費についてはすべて保険料、もしくは税金でまかなうべきという考えを持っています。

日本はこれからどのようになっていくのか・・・。小手先やその場しのぎの政策ではなく、未来にどんな理想を掲げていくのかをまずみんなで考える時期なんだろうなと思います。

そのことを考えるとき、一つの示唆を与えてくれる1冊だと思います。

・・・と、ちょっと長くなってしまった・・・。