ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

夏休暇旅:久美浜湾

2010-09-18 20:00:00 | 旅行
玄武洞を見た後は、京都府北部の日本海側にある久美浜湾へ。

風光明媚のみを知っているだけで、ここも玄武洞と同じく下調べ無しで出っ張る。


豊岡市を横断する国道178号の河梨峠が県境、湾へ。

湾の東側から1周。湾内の海岸線の道を走る。景色が良い。

湊宮地区辺りに来ると漁師町という感じで、古い家屋が多い。


小天橋辺りでは「小天橋」の看板をいたるところで見かける。

ここは、砂州(海岸砂丘)が湾を覆うように西側に延びて日本海と隔てられていることから、

港町であり、白砂青松の潟で海水浴や果樹園などで観光レジャー地だった。

だから、この湾は一見、湖に見えた訳(地図でも、実際にも)である。



通常、湾の出入り口は大きいという感だが、日本海側は砂州により小さな水路で海と。

水路には湊大橋があり、たもと近くに陸橋(海橋?)的な歩行者用の橋が。

湊大橋を渡ると遠廻りになるので、わざわざ渡らなくても向こう側へ行ける。

また、船も通過するので橋桁は高く造られている。

壮観。




湾奥の西側から北東方向を遠望:

兜山(右側の山)、左側の山は大明神御崎のある湾内の半島。





兜山(標高192m)中腹に「大」文字が。毎年の千日会(8/9)夏祭りに火が。

頂上には熊野神社があり、久美浜湾と日本海が一望でき、地元の人は権現山とも呼ぶとか。

国道178号には兜山の案内標識も出ている。



正面をズームアップすると高層ビルが見えた。

そういえば、湾東側を走行中に見かけた、この辺りにはそぐわない大きなビルだ。

このビル、ホテルなのかマンションだったかは知らないが、廃墟となっていた。



湾内は10本の中小河川が流入する汽水性の潟湖で、クロダイ・スズキ・ボラ等の魚類が生息。

カキや車エビなどの養殖も行われている。

湾口が狭く閉鎖性の水域であるため、汚濁物質による水質の悪化が生じ懸念されるとのこと。



夕方が近づいてきたので宿のある城崎温泉へと、引き返しの帰路を取る。

最新の画像もっと見る

post a comment