徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

危険がいっぱい

2005-10-26 23:20:42 | 映画
 今日は日本シリーズもあったが、ロッテが3点取った時点で、今の阪神には逆転する力はないだろうと(案の定そうなったが・・・)、衛星放送の映画、ルネ・クレマンの「危険がいっぱい」を見た。彼の作品の中では小品の部類に入るのかも知れないが、お気に入りの作品だ。たしか大学に入った年に日比谷だか有楽町だかで見て以来なので実に41年ぶりぐらいになる。大好きだったジェーン・フォンダがまだ初々しくて可愛らしい。アラン・ドロンも当時はあまりに美男過ぎて今いち好きになれなかったが、今あらためて見てみるとほんとにいい男だ。話はちょっとコミカルなサスペンスで、一番弱い存在に見えた娘が一番したたかだったり、逃げ回る生活から脱したいとあれこれ画策していた男が、気が付いたら籠の鳥になっていたりと、洒落の利いたラストが面白かった。ラロ・シフリンのミステリアスな音楽もgood! 

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