徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

Sweet Memories 松田聖子

2010-05-20 17:11:49 | 音楽芸能
 昨夜のNHK「SONGS」は、デビュー30周年を迎えた松田聖子の特集第一夜だった。そうか、あれからもう30年か。東京に転勤して間もない頃だった。ある日、職場の上司が言った。「オレの知り合いの娘が歌手デビューするから、ひとつ応援よろしく頼むよ!」。それが松田聖子の名前を聞いた最初だった。彼女がテレビやラジオに出てくると気になった。「あんな田舎臭くて大成するだろうか?」。でも彼女が歌う唄は結構ヒットした。すぐに映画にも出演した。「野菊の墓」。いい映画だったのに、彼女の桃割れ髪姿が出てくると、観客の失笑が洩れた。歌は次々にヒットした。でも80年代の半ばくらいまで、その頃、たくさんいたアイドル歌手のワン・オブ・ゼムに過ぎないと思っていた。それがある曲を聴いてから印象がガラッと変わった。それが「Sweet Memories」だ。この曲を知ったのは横浜のカラオケ屋だった。その頃、懇意にしていただいていたドクターに誘われて、横浜の街を飲み歩いた後、カラオケ屋に行った。同行していたのはそのドクターの取引関係にある製薬会社のプロパーさん。その彼は、学生時代、音楽を専門的にやっていたらしかった。順番に歌い、その彼が歌ったのが「Sweet Memories」だった。ムードたっぷりの素晴らしい歌唱だった。コマーシャルで聴いた記憶はあったが、なんという曲なのか彼に聞いた。松田聖子の「Sweet Memories」という曲で、彼女の曲の中でも特に良い曲だと彼は力説した。彼が言ったとおり、今では松田聖子の代表曲となった。


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