「ムダなダム」と鳩山さんが言ったとか言わないとか。回文なんてシャレてる場合じゃない。大蘇ダムほど、ずさんなダム建設の話は初めてだ。熊本県には他にも、川辺川ダム、荒瀬ダム、路木ダムなど、いくつものダム問題を抱えているから、われわれ県民も、大蘇ダムについては関心が低かったようだ。利水の受益者がほとんど大分県側になることも影響していたのかもしれない。30年、600億円をかけて造ったダムが用をなさないというのは、なんとも情けない話だ。当初から火山灰性の土壌だから水が浸透してしまうのでは、という予測はあったらしい。そんなことは無視して建設を強行したのは、やはり、とにかく公共工事がほしかったということなのだろう。水が漏れないように塞いでしまえば、なんていう乱暴な意見もあるが、とんでもない。水が浸透するというのは、ごく自然なことで、その伏流水が湧き出て潤っている地域もあるはずだ。ダムには見切りをつけて、別の利水策を早急に考えないと、水を待っている農業従事者の方たちを苦しめるばかりだ。
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こんなことがあるんですね。
土木工事のことはとんと疎いですが、
事前調査がずさんだったのか、施工上に
問題があるのか、監理を含めて信じられない
ことが起こっているんですね。
責任の所在もあやふやになっているんでしょうね。
人知の及ばないことでもなさそうな気がします。
なにか手立てを打ってもらわなくてはいけないでしょう。