徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

なすとかぼちゃ

2015-04-09 15:50:03 | 音楽芸能
 通称「茄子かぼ」と言われるお座敷さわぎ唄の定番。明治27年発行の「芸者虎の巻」の中にもこの曲が収められている。
 笹木美きえさんのサイト「江戸端唄・俗曲の試聴と紹介」によれば、「幕末より唄い出され、お座敷や寄席でも踊られた。大正まで流行が続き、立花家橘之助が ♪奥州・・・から甚句形式を加えた賑やかな“浮世節”で唄うようになった。」と紹介されている。
 導入部の三味線を聞くと一瞬「あれ!さいこどん節肥後の俵積出し唄)?」と思ってしまう。また、笹木美きえさんによれば後半の甚句形式の歌詞には「品川甚句」と同じ歌詞が出てくるものもあるという。



2015.4.4 熊本城本丸御殿 「春の宴」
振付:中村花誠
立方:花童めぐみ・花童かな
地方:本條秀美社中/中村花誠と花と誠の会


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