徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

プログラムミス

2006-06-16 21:51:01 | その他
 高校生の死亡事故に端を発したシンドラー・エレベータの問題で、シンドラーエレベータ社は、各地で相次いで発生したエレベーターの扉が開いたまま動き出すトラブルについて、コンピューターのプログラムミスが原因であることを明らかにした。しかし、問題の死亡事故を起こしたエレベータはこのプログラムは使っていないという。本当だろうか。仮に本当だとしたら、まだ見つかっていないプログラムミスがあるのではないか。
 今から25~6年も前になるが、当時は会社でパソコンが使われ始めた頃で、表計算ソフトみたいなものもあるにはあったが、今日のExcelのような使い勝手のいいものはなく、ほとんど自らプログラムを組んでいた。事務計算系の私は、NECのN5200というパソコンの上でCOBOLという言語を使っていたが、プログラムミスは日常茶飯事。ちょっと大きなプログラムになると何100ステップ、時には1000ステップを超えるものもあり、ひとたびエラーが発生すると、ミスを探すのにひと苦労。何度も徹夜した。プログラムミスと聞くと当時の嫌な思い出が甦る。
 おそらくシンドラー・エレベータの制御プログラムは何1000ステップにもわたると思われるが、世界各国での事故発生状況やまだ原因がよくわかっていないという話を聞くと、他にもまだいくつかのプログラムミスが解明されていないのではないかと推測される。もちろんメンテなどの運用上の問題もあろうが。

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