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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

外嶋宮 年紀祭の延期

2020-05-05 16:36:19 | 歴史
 今朝の熊日新聞に、5月開催予定の玉名市大浜町の外嶋宮住吉神社年紀祭が新型コロナウイルス感染拡大防止のため1年延期されたという記事が載っていた。大浜町は母のふるさとで、先日実家から祭が延期になったことは聞いていたが、実は10年ごとに行われるこの祭を僕はナマで見たことがなく、今年は僕が見ることのできる最後のチャンスと思っていただけに残念。来年こそなんとか!


▼大浜外嶋宮住吉神社年紀祭について
 延久元年(1069)後三条天皇が住吉大神の御神像をつくらせ、小舟に乗せて浪速の浦に流したところ、肥後國大浜に漂着したという。その御神像を乗せた小舟を海士頭(あまがしら)の𦿸父(たんぷ)八郎が発見、村人たちと持ち帰り、村に祀った。その後、村では大浜外嶋宮住吉神社を創建し、約一千年の間大浜町の産土神として人々の尊宗を集めてきた。この神社に伝わる年紀祭は10〜20年毎に実施され、米引き行事、御神幸行事などが盛大に行われる。江戸中後期、大坂へ肥後米を積み出す高瀬港の外港として栄えた大浜町の往時を偲ばせる。
 ところで、外嶋宮住吉神社の発端となった𦿸父八郎の子孫の方は今も大浜町に在住しておられるが、僕の会社時代の同期に大浜町の𦿸父さんがおられた。とても珍しい名前なのでよく憶えている。



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2 コメント

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Unknown (小父さん)
2020-05-06 14:28:43
新聞記事も拡大してしっかり読ませてもらいました。

絵馬の帆掛け船が歴史を物語っていますね。

𦿸父という字、熟語かと勘違いしました(汗)
>𦿸父とは「海士頭(あまがしら)」を意味する
>𦿸父: 推定では約60人。熊本県玉名市岱明町野口に江戸時代にあった。同地、熊本県玉名市大浜町では漁業に従事していたと伝える。

たんぷさんのお名前からして、歴史のテレビ番組の香りを感じます。

FUSAさんは元より、氏子さんたちの残念さを想像してしまいます。
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Re:小父さん様 (FUSA)
2020-05-06 15:18:50
大浜町は今では菊池川河口の小さな田舎町ですが、昔は廻船問屋が軒を連ねる繁栄した港町だったそうです。私が子供だった戦後間もない頃まで蔵造りの家が並んでいたのを憶えています。

私は会社で人事労務を担当していたものですから、最も珍しい名前の社員として𦿸父さんをすぐに憶えました。ご先祖は漁師さんですから八郎という名前しかなかったのでしょうが、漁師の頭という職業がいつの頃からか名字になったのでしょうね。
来年は何として祭を見たいと思っています。10年後は生きているかどうか…(笑)
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