徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

“お米ばあさん”の七回忌

2012-10-18 23:14:12 | 音楽芸能
 「ばってん荒川七回忌追悼公演」を観に行った。亡くなってもう6年経つわけだ。でも、もしご存命であってもまだ75歳。いかにも早過ぎた。ばってん荒川さんというより“お米ばあさん”の存在を僕が初めて知ったのは、たしか小学3年か4年の頃だった。ラジオ熊本(RKK)で放送されていた「肥後にわか」の番組を僕の祖母が大好きで、毎回聴いていたので同じ部屋で寝ていた僕も必ず一緒に聴いて大笑いしていた。その頃から“お米ばあさん”の存在感が印象強かったものだが、なんとその頃荒川さんは20歳になるかならないくらいだったという。ラジオの声だけで姿を想像していたので、てっきり60歳くらいの人かと思っていた。
 老け役といえば思い出すのが同じ熊本出身の俳優・笠智衆さん。笠さんの場合は30歳を過ぎたばかりの頃から老け役を演じ、俳優としての地位を確立していくのだが、分野こそ違えど、この二人は「老け役」を得意として名を成した、熊本が生んだ偉大な役者であることは間違いない。
※写真は若い頃のばってん荒川さん(左側)


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