夕方、散歩みちの道端に今年もオシロイバナが咲き始めていた。まだ花の数は少ない。オシロイバナは仲秋の季語になっていることを昨年調べたことを思い出した。そういえばあと2週間ほどで立秋。もうそんな時季になっていたのだ。
昨年調べたオシロイバナを使った俳句には次のような句があげられていた。
白粉の花ぬつてみる娘かな (一茶)
おしろいは妹のものよ俗な花(正岡子規)
おしろいをつけれは湯女や五加木(ウコギ)つむ(高濱虚子)
これらの句からオシロイバナはどうやら素人女性のイメージではないようだ。
江戸時代の頃、実際にオシロイバナの種子をつぶして白粉として使っていたことがあるらしい。花びらに鼻を近づけると微かに甘い香りがする。その香りを嗅ぐと花魁道中を思い出すのは、花魁が目の前を通り過ぎて行く時の微かな残り香と似ているのかもしれない。
花魁道中
昨年調べたオシロイバナを使った俳句には次のような句があげられていた。
白粉の花ぬつてみる娘かな (一茶)
おしろいは妹のものよ俗な花(正岡子規)
おしろいをつけれは湯女や五加木(ウコギ)つむ(高濱虚子)
これらの句からオシロイバナはどうやら素人女性のイメージではないようだ。
江戸時代の頃、実際にオシロイバナの種子をつぶして白粉として使っていたことがあるらしい。花びらに鼻を近づけると微かに甘い香りがする。その香りを嗅ぐと花魁道中を思い出すのは、花魁が目の前を通り過ぎて行く時の微かな残り香と似ているのかもしれない。
花魁道中