徒然なか話

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熊本の風景今昔 ~藤崎宮前~

2022-07-10 20:49:05 | 熊本
 熊本市内の公共交通機関の始まりは、明治40年に営業を開始した熊本軽便鉄道の蒸気軌道、安巳橋~水前寺の区間が最初。当時、熊本市内には菊池軌道の路線もあり、明44年に上熊本~千反畑(廣町)間の営業を開始した。
 この写真は菊池軌道の軽便鉄道が千反畑(廣町)で停車している風景。前方に藤崎八旛宮の大鳥居が見える。
 それから100有余年、軽便鉄道も、大正末期から昭和初期にかけて敷設された熊本市電も姿を消し、藤崎宮大鳥居の前を国道3号線が走る。


千反畑に停車している菊池軌道の軽便鉄道


毎年9月に行われる藤崎八旛宮秋季例大祭の奉納飾馬の馬追いが大鳥居をくぐって出発する。