徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本と飛騨高山のゆかり

2020-10-08 19:10:54 | 歴史
 今から17年前の平成15年(2003)。岐阜県高山市で全国知事会議が開かれ、当時の熊本県知事、潮谷義子知事も出席されました。その時、知事会議が始まる前、岐阜県の職員の方から「熊本と高山はゆかりがありますね」と言われて何のことかわからなかったそうです。会議が終わる頃、熊本県庁から連絡があり、「寛永9年(1632)に加藤家が改易となり、高山に配流となった加藤光正公(加藤清正公の嫡孫)が当地で亡くなり、その菩提を弔う高山の法華寺では、370年にわたり篤く法要され続けている」と知らされたそうです。潮谷知事はさっそく法華寺にお参りに行かれたそうですが、県の秘書課は知事会議の前にその程度のブリーフィングはしないのだろうかと思ったりしたものです。
 加藤家の改易については光正公の軽率な行動がその一因になったとも言われますが、諸説あり真相はさだかではありません。


法華寺本堂


   ▼高山音頭