3月12日の九州新幹線全線開業に合わせて建設が進められている熊本城「桜の馬場 城彩苑」は、オープン予定の3月5日に向けて工事が急ピッチだ。昨年の6月24日以来、約半年ぶりに坪井川対岸の西嶋三井ビルの最上階に上って全景を眺めてみた。外観はもうすっかり出来上がっている感じだ。おそらく今、内装工事がてんやわんやの状態だろう。ここには大きく分けると、展示や映像体験のゾーン、飲食や物販のゾーン、総合案内や交流施設のゾーンの三つが出来ることになっている。今まで付帯施設が貧弱だった熊本城もだいぶ様変わりするだろう。ただ、僕らの青春時代とともにあった城内プールを想い出すと、ちょっぴり寂しい気持は拭えない。