徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

タイガーマスク現象と日本人のこころ

2011-01-11 20:18:20 | 音楽芸能
 児童保護施設にランドセルなどを匿名で届ける、いわゆる“タイガーマスク現象”が全国に広がり、39都道府県、92箇所に及んだそうだ。送り主名もタイガーマスクから矢吹丈、肝っ玉母さんなどいろんなパターンがあるという。最初のうちは「ほう!奇特な人もいるもんだ」と感心してござった御仁も、こう数が多くなってくると、その動機にうさん臭さを感じている向きもあるように聞く。しかし、動機はどうであれ、それで実際に助かる子ども達がいるということは実に喜ばしいことじゃないか。子どもは親だけでなくコミュニティのみんなで育てるという意識があったと言われる江戸時代の、日本人のこころが今も生き続けていると僕は信じたい。
 ほのぼのとしたニュースを聞いたついでに、ほのぼのとした音楽を聴きたくなった。若手バイオリニストのホープ、花井悠希の「北の国から-遙かなる大地より-」