先日、熊本県立美術館で行われている「浮世絵にみるファッションの世界」展を観に行った。歌川豊国、宮川一笑、鳥文斎栄之ら江戸時代に活躍した浮世絵師たちの名品47点が展示されていた。これらの浮世絵が描いているのは江戸時代の風俗そのものであり、服装や髪型、アクセサリーなどはそれぞれの時代の最先端のファッションだそうだ。つまり描かれている町娘や花魁・遊女や芸妓たちは当時のファッションリーダーだったわけだ。こういった浮世絵が19世紀後半、ヨーロッパに紹介され、「ジャポニズム」と呼ばれた日本美術ブームが起きた。それから100年、現代の日本の漫画やアニメ、そしてファッションが「カワイイ(kawaii)」という形容詞とともに欧米やアジア諸国にブームを起こしている。これは平成の「ジャポニズム」なのか!?
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