
今朝の熊日新聞地域面の片隅に、「加藤清正の大河ドラマ制作・放映要望署名提出」という小さな記事が載っていた。これによれば、加藤清正公生誕450年・没後400年記念事業実行委員会のメンバーが、県内外で集めた署名をNHK熊本放送局に提出し、これで昨年から始めた署名数が合計15万4千人に上ったという。かくいう僕も昨年署名した一人だが、はたして大河ドラマ化は実現するだろうか。これまで文禄・慶長の役が、対韓国との関係上ネックになっているという話を聞いたことがある。しかし、幸山熊本市長によれば、現在それは全然問題にならないと言う。先日たまたま出会った加藤神社の氏子のおじさんの話では、それよりも加藤清正の物語には女ッ気が少なく、ドラマになりにくいのだというご説であった。実際のところは、現在まだ他の題材に比べてNHK内部での優先順位が低いというだけなのかも知れない。熊本では横井小楠を大河ドラマにという運動もあるようだし、大河ドラマが数年のうちに終わるということも考えにくいので、過度な期待はせず、気長に待つことにしよう。