続いて、志村けんさんに代わって沢田研二さんが主演を務められた映画
「キネマの神様」の映画館のシーンは、甲斐バンドの楽曲をモチーフにしたオムニバス映画
「破れたハートを売り物に」の舞台挨拶が行われた川越スカラ座で撮影されたとの投稿に
「そうなんですよ!僕、これ…実はこの話知ってて、ええ…」と甲斐さん
「えー、で、川越スカラ座がこの『キネマの神様』の時に
何回も、まっ、出て来るらしいんですけど
最後の方のシーンで、ジュリーがですね、映画館の中にいて、思わず後ろを振り向いた時に
実は、その川越スカラ座の…えー、スタッフとか
僕の知り合いの、スカラ座のトップの舟橋くんとかが、バチッと映ってるそうです、ハイ
えー、それを僕の知り合いがみんな知ってて
『じゃあ、観に行かなきゃなあ』って、みんな、ええ…助監督のノモトくんも言ってました
『もう、しょうがない、観に行かなきゃなあ』って言ってて…そういうことらしいんで…」
…と話されてましたが、その甲斐さんと光石研さん、舟橋支配人による
舞台挨拶ならぬ「舞台下挨拶(笑)」に参加した奥さんも
「『キネマの神様』観たいけど、わざわざ映画館に行くのはねぇ…」と
「邦画はテレビ観賞派」の人間らしく言っていたのが
俄然「観に行きたい!」に変わったみたいです(笑)
ともあれ…「これ、あの…『キネマの神様』…一番最初の週とかはもうホントに
川越スカラ座から、えー、ランクインしたらしいんで…
えー、何日も使って貰って、しかも、対面の鰻屋さんとか…
今日は、まっ、対面の鰻屋さん、明日は他の違う所の食べ物屋さんって
その辺でずーっと、あの…川越の、あの…有名処の、えー、食べ物屋さんを
毎回毎回(キャストや撮影クルーの)食事(する場所)を変えて頂いてですね
そいで、みんなホントに潤って『ありがとうございました!』って…
さすが『山田組』スゴイ!というですね
僕は、吉岡(秀隆)くんからも、その辺の話、聴いてましたけど…
昔からずっとね、ご当地で…色んな所で撮影してる配慮ですよね
ホントに映画産業って、そういうことも含めて、えー、成り立ってるトコがあるんで
ナンか、ホント素晴らしいなと思いますけども…」…とおっしゃってましたが
何十日もの間、その撮影地の住人になられる訳ですし
スムーズに撮影するためには、地元の皆さんの協力が欠かせないでしょうし
地元の皆さんにとっても、ロケ地に選ばれて作品に親近感が沸いたり、街が活気づいたり
将来的に「聖地巡り」で観光地化するといった効果があると思うし
「孤狼の血」の舞台になった広島県呉市の皆さんも
「LEVEL2」の撮影を大いに歓迎なさって、協力を惜しまれなかったそうで
…って、前作では「尾谷組事務所」で、今作では上林(鈴木亮平さん)による最初の殺人事件…
「めんたまグリグリ~(汗)」が起きる「看守の家」は、一般の方のご自宅だったらしく
そういう血まみれの残虐なシーンだとお聴きになった上で快諾して下さったんだとか…
ちなみに…上林が、看守の家のリビングに飾ってあった家族写真を眺めるシーンで
看守(青柳翔さん)とその妹(筧美和子さん)と共に写真に写っていらした
お二人の母親らしき女性が、このお宅の方だそうです(笑)
なので、白石和彌監督は、コロナ禍で前作の時みたいに
広島へ「凱旋」出来ないことを、ものすごく心苦しく思っていらして
緊急事態宣言が明けたら、もしくは動員数100万人を達成したら
キャスト・スタッフ全員で、すぐにでも広島へお礼を言いに行きたいと話されてました
まあ、今回の撮影時は、外食や打ち上げも自粛モードだったらしく
呉市の閉店店舗を居抜きで借りた専用居酒屋(笑)「孤狼の血」で
コミュニケーションを図っておられたそうだけど…(笑)
それはともかく…
「じゃあ、俺もしょうがないから観に行くか…ねぇ?山田洋次、久しぶりに…」と甲斐さん
「ということで、先ほど、えー、チャーリー・ワッツの…えー、亡くなった話をしましたが
これもねぇ…もう、残念です…えー、ZZトップ
ベースが、ダスティ・ヒルが亡くなりました、ハイ
えー、ツアーをコロナで…罹ったって言って、休止してたんですけど…
僕、あの…2~3年前に行った…ラスベガス(旅行)の時に、空いてる時間で、ZZトップ…
『あっ!(ライブ)やってんだ!?今日』っていうのがあったんですよ
あそこで観とけばねぇ…もう、良かったんですけど
他の用事を作っちゃって、結局、行かなかったんですよね」…と話されてましたが
奥さんは、長岡さんが脱退なさる前のツアーに参戦していたものの
まさか、そのライブが、長岡さんが在籍していらっしゃる
オリジナル甲斐バンド最後のステージになるとは夢にも思わず
いつも通り、歌って手拍子して「やっぱりライブは最高!」と熱狂していたらしく(笑)
あとになって、もっと1本1本のライブを噛みしめるように
「今日しかないんだ!」という気持ちで観ないといけないと反省したんだとか…(汗)
それはさておき…「ZZトップって、もう…トリオなんで
特に、そのギターと、えー、このダスティ・ヒル…ベースの2人が
もう、双子のように、白いヒゲでそっくりなんですよね
で、もう1人、ドラムがいるんですけども…
あの3人のアンサンブル、サイコーだったんですけど、観れなくなりましたね
ZZトップ…この曲だな、聴くんだったらやっぱり…」
で…「ラフ・ボーイ」を流されたあと「告知ですね、お知らせです」と
7月10日にWOWOWで生中継された、甲斐バンドの横浜赤レンガ倉庫ライブの再放送
…今月17日(金)夜7時45分から、WOWOWライブとWOWOWオンデマンドで放送…の告知
「まっ、歌詞の多少のトチリとか、そういうのはいいんですけど
その再放送に関して、最初の22分くらい…
(ライブ開始)直前、えー、コンピューターが壊れたんですね、ええ…
まっ、そういうこともあって…まあ結局、ほら、僕らのドラムとかベースの人たちは
あの…イヤモニで、あの…カウントを聴いてるんで
えー、そういうのが必要だったんですけど…あと、サンプリングも多少あるんで…
えー、それを直している間に、まっ、ちょっと時間が経ったという…
そこの部分を、その二十何分を(笑)また放送するの忍びないじゃないですか
そこをどういう風に短縮するかっていうのを
えー(生中継が)終わって、WOWOWのトップと話し合ってるんで
スムーズにパーカッションに行って、バンドで1曲目始まるみたいな風になってると思います、ハイ」
…と、当日のあの長い甲斐時間が上手く編集されているみたいです(笑)
ただ「多少のトチリとか、そういうの」の中に、あのシーンも入ってるんでしょうか?(笑)
奥さんは、この放送を聴くなり、弟くんに録画のお願いをしておりました(笑)
そして更に、そのライブグッズ販売の告知があり
高校卒業以来、甲斐バンドから離れていらした方からの投稿へ…
前述のWOWOWの生中継をご覧になって、ご実家から甲斐バンドのアルバムを持って来られ
そのレコードをお聴きになって「再びドハマリ」なさったそうで
「GOLD」までのアルバムは揃えていらしたのに「新宿のド真ん中でライブしてたことも
ずっとライブ活動をしていたことも」全くご存知なかったらしく
「これから知らなかった35年分の甲斐バンドをチェックして行きたい」と思っておられること
この「LEGENDS」も初めてお聴きになり「40年前に甲斐さんのラジオを必死で聴いていた頃が甦った」こと
「当時、ファンクラブはなかった」けど「今回入会」なさったことなどが記されていたんですが
「あったわ!ファンクラブは当時も…(笑)
えー、当時もありました!えー、ねぇ?」と甲斐さん(笑)
でも、奥さんは「機関紙BEATNIKの購読者のこと言ってる?」と首をかしげ
「『ファンの集い』みたいなのをやるのがイヤだからって作らなかったのに…」と苦笑い(苦笑)
まあ、その辺は、まだ「歌謡界のしきたり」的な風潮が強かった頃のことでしょうし
おかげで、全国に私設ファンクラブが出来たんですよね?(笑)
ともあれ…「しかも、これ、BIG GIG知らなかった訳でしょ?
『GOLD』発売してから、3~4ヶ月くらいでやってんのに…
えっ!?違うか!2ヶ月後くらいでやってんだよね」…って
「GOLD」は7月21日リリースで「BIG GIG」は8月7日となってますが…?(笑)
「だから、彼女は大学…大学入ってすぐ『GOLD』買って、もう大学の生活の方が楽しくなっちゃって
そっからピタッと切れて行ったってことでしょ?これ?スゴイねぇ…
あと数ヶ月待てばねぇ、BIG GIGも、えー、観れたかも知んないのに…
まあねぇ…まっ、でも、そういうもんです、ハイ。大学楽しいですもんね、ハイ
僕もよく、あの…授業に潜り込んでましたけど、心理学の…(笑)」…とおっしゃってましたが
潜り込まれたのは、もちろん福大でしょうね?(笑)
門田一郎さんも「彼は、我々の合宿所で充分、大学生気分を味わっていた」と記されてましたし…(笑)
「ハイ、ということでね、今日の最後のナンバーですか、ハイ
えー、ビルボードライブ2015『10$の恋』」を流され、曲明けにメール募集の告知
そして「えー、ナンかあの…パラリンピック始まって、オリンピックの時ほどね
えー、ザワザワザワザワした…混乱したあの感じ…
えー、たぶん、その辺はおとなしくなってるんじゃないかなと思います
まあ、高速は相変わらず、あのー、止められてますけどね、ハイ、一部分は…
えー、まあ、オーストラリアの選手たちが、帰りのね、貸し切りの飛行機の中で
大騒ぎして、トイレからナンから汚したりとか
ナンかこうね、ジョージアの選手が…えー、警備員殴ったとか色々あったかも知んないけど
えー、ただ、集中して、あの時間帯はやっぱり面白かったですね、ええ…
ナンか、アレはアレで、すごく気持ちの張りが出来たんで…
やっぱり、ずっと悶々とこもってる感じを、どう自分の中でね、解きほぐすかっていう…
まっ、毎回このラジオで言ってますけど
目の前にある小さな楽しみを見つけて、それをこう…ナンか…
まあ、見つけながら楽しく生きて行くのが、一番いいんじゃないかと…
まあ、そういう意味では、ねぇ?仕事も楽しいんですよ、そういう意味じゃ…
ただ、リモートは終わりがないんで、ホントにリモートやってる人たちは大変だよ
逆にリモートの方が、仕事増えてるんで、すごい…あの終わりがないんで…
えー、ということでね、また日々、仕事ね、楽しみ頑張りましょう、ハイ」…で放送終了♪
まあ「仕事が楽しい」と思えたら、人生の大半の時間が楽しくなるんでしょうが
ナカナカその境地には至りませんねぇ…(苦笑)