ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

近況報告その後の後1

2022-03-12 21:20:00 | 日記
前回の記事で、甲斐さん推しドラマ「リバースエッジ 大川端探偵社」が
TVerで、今また配信されているとご紹介しましたが
もう1本、甲斐さん推しの「dele(ディーリー)」も絶賛配信中で
我が家に再び「dele」ブームが到来しております♪

再配信が始まる前に、他局の「まつもtoなかい~マッチングな夜~」の第2弾で
「dele」の「圭(山田孝之さん)」と「祐太郎(菅田将暉さん)」の対談があり
菅田さんが、山田さんは、このドラマの撮影中、突然意識を失ってお倒れになったくらい
役に入り込まれ、集中なさっていたと明かされていたので
リアタイした時とは、また違った感じを受けたんだけど

それでも、やはりこの連ドラの白眉は、甲斐さんが絶賛なさっていた第3話…
高橋源一郎さん演じる写真館の店主が、デジタル遺品の削除依頼を遂行する主人公たちの会社を訪れ
自分の死後、削除依頼したデータのコピーを取り
余貴美子さん演じる理髪師に、バラの花と共に渡して欲しいと依頼する…という
ちょっとロマンスの香りがする幕開けから一転

実は、この「写真館さん」は、公安の「S」であり
「かもめ理髪店」の店主は、28年間、その監視対象だったことが明かされ
さびれた港町のシャッター商店街の時間が止まったような世界で、ささやかな店を営み
自死のあと、周囲から「人様の幸せな瞬間を残してやる仕事なのに
ひとりぼっちが身についちまってた」寂しい人生を送ったと思われた男性は

来る日も来る日も、店舗兼自宅の2階の窓から、理髪店を眺め
その店内に仕掛けた盗聴器で、女性店主と客の会話を聴き
「毎日、気にかける存在があったこと」が救いで「寂しくなかったのかも知れない」のに

公安から監視の打ち切りを告げられ「自分の存在理由がなくなったと感じてもおかしくない」ことや
公安が43年前から追っている過激派の男と、その理髪師が年に1回会って
逃走資金を渡していたことを知りながら、見逃していたことが判り

理髪師は理髪師で、長年「写真館さん」に監視されていたことに気づいていて
「もう終わりにします」という写真館さんの閉店の挨拶の真意を受け
恋人である指名手配犯を呼び出し、公安にその日時と場所を通報して
「私も終わりにします」との誓いを実行する…といった展開になるんですが

「理髪店の客と世間話をする」体の余さんのモノローグの声や抑揚が、エグいくらい素晴らしいわ
その言葉を自分への語りかけみたいに感じるようになった高橋さんの笑顔に引き込まれるわ

年齢による身体の衰えや、店の経営も含めた先行きへの不安などに加え
常連らしき客の傘寿を祝ったり、自分の高校時代の同級生カップルに孫が出来たと話したりと
日々の暮らしを重ねている内に、いつしか長い歳月を経ていたことを改めて実感する件は
とても他人事とは思えず、胸に迫るものがありました

そうそう!奥さんは、余さんが人差し指を菅田さんの唇に押し当てて、そっと話を遮る仕草が
「めちゃくちゃ色っぽいよねぇ」とタメ息(笑)
ボクは、山田さんが依頼通りに用意したバラの花を5本にした理由…
「あなたに出会えてとても嬉しい」という意味が込められていたことにグッと来ました♪

あっ!この「5本のバラ」の花言葉?については
菅田さんがスマホで検索して、山田さんに、ニヤリと一言告げるシーンはあったものの
その結果は流れなかったので、ボクが自分でググったものです(笑)

ちなみに…ラス前の回では、SNS上で悩みを打ち明ける女子中学生に
寄り添うふりをして、自殺に追い込む男が登場(汗)
今回捕まっても、5~6年の刑期を終えたら「またやってやる!」とウソぶくのに対し

山田さんが「バカか!?お前!俺がお前みたいなヤツ、見逃す訳ないだろ!
お前が死ぬまで見張り続けてやる!二度とキーボードに触れない
アナログな人生送らせてやる!」と怒鳴るシーンも「超~カッケー♪」でした(笑)

ただ、その女子中学生の事件の際に、同じようにイジメられ
屋上から飛び降りようとする少女の存在に気づいた菅田さんが
「あんな奴等のために死ぬことなんかないよ
居場所がないんだったら、新しい場所を見つければいい

逃げる方法が判らないなら、おじさん達が教えてあげる」と説得するシーンでは
「えっ!?整くんは『ナンで被害者側が逃げなきゃいけないんだろう?』って言ってたよね?」
…とツッコミを入れさせて頂きました(笑)

その「ミステリと言う勿れ」も、いよいよ大詰めで
甲斐さんご贔屓の佐々木蔵之介さんや、門脇麦さんの演技の凄まじさに圧倒され
ついに、奥さんは我慢しきれず、原作コミックの封印を破ってしまったみたいだけど(笑)
ドラマ先で入ったせいか?恐れていたようなイメージ違いによる「ガッカリ感」もなく

それよりも登場人物のセリフが、ほぼ原作のままシナリオ化されていることにビックリしたらしく
「脚本家の人がやったのは、バスジャック事件のシーンをちょっと入れ替えたり
風呂光さんの出番を増やしたり…くらいじゃね?(笑)」と申しておりました(失礼!)

ともあれ…昨夜の日本アカデミー賞では、前評判通り「ドライブ・マイ・カー」が
各部門の最優秀賞を総なめした感がありましたが
我が家はやっぱり、鈴木亮平さんが最優秀助演男優賞を受賞なさったことに拍手喝采♪

甲斐さんと松藤さんが驚かれていた「チャンネルNECO」での放映のあと
アマプラで「孤狼の血LEVEL2」の無料配信が始まり、再び観賞した時も
判ってるはずなのに同じシーンで震え上がったくらい、鈴木さんの演技はスゴかったです(汗)

その日本アカデミー賞発表の直前に、甲斐バンドの楽曲をモチーフにしたオムニバス映画
「破れたハートを売り物に」に、監督・俳優として、2作品に関わっておられた榊英雄監督が
ハリウッドの「Me too」よろしく、週刊文春に取り上げられていたことは、ホントに残念…(汗)

まあ、奥さんは、榊監督のプロフィールの中に「破れた…」の名前が挙がっていないことにホッとしたみたいだけど…(苦笑)
それにしても、キャストの皆さんやスタッフの方々が、苦労して完成させた作品が
こんなことでお蔵入りになってしまうなんて、やりきれませんよねぇ…(汗)

監督と言えば、甲斐さん推しの藤井道人監督が
少し前に「情熱大陸」に出演なさっていたんですが
ナンというか、飄々とした風貌からは、全く想像できないくらい「熱男」な方で
この番組の収録時には、6本のお仕事が同時進行中…(汗)
しかも、オファーが殺到して、スケジュールが2年先まで埋まっている状態でいらしたらしく

朝6時半からロケハン→午前中に衣装合わせ、台本の決定稿を仕上げ、打合せを3本→
午後からヒロインの衣装合わせ→尼崎へ移動…って、これは「ムショぼけ」の撮影かな?(笑)
…といったような毎日に「朝、起きるのが辛くて…(苦笑)」とおっしゃる一方で

「自分の可能性を広げるために、初めてのジャンルや、あえて難しい作品を選び
勝負をかけられる作品が続くんで、きつくはない」とも話されていて
本当に、ご自分のお仕事がお好きなんだなあと…

「常に変わらなきゃいけない、常に新しいものを作らなきゃいけないって思ってる
求められる内が花なんで…求められるっていうのは、人生にとって瞬間的なもの
まあ、保ってあと数年の監督寿命なんで…」
奥さんが「HERO」以降に「生き急いでる」と感じていた甲斐さんの姿に
どこか重ね合わせてしまうような、がむしゃらさや

「『フィクションだから気にしなくていい』って人もいるけど
知っててフィクションにするのと、知らずにフィクションにするのは違うから」と
リアルを踏まえた上で、キャストの皆さんに具体的なアドバイスをなさったかと思えば

「絵コンテをしっかり書く人は、それに合わせて撮影現場を探すけど
状況次第では『こっちでも全然OK』という風になる
がっちり決めつけずにイメージの方を変えることも大事」と柔軟に対応されていて
譲っていい部分と、絶対に譲れない部分の分け方の誠実さや

「今はそういうこと(生活費や撮影予算)に困ってないかも知れないけど
大事なものが抜け落ちちゃうかも知れないってことが怖い
嘘をつこうとしても企みは隠せないし、映像には否応なく今の自分が刻まれるから」と
より良い作品に高めるために、決して妥協しない姿勢は
「自分は、この道で生きて行く」と覚悟を決めた方ならではのものでしょうね?

余談ですが…最近のTVerは「大川端探偵社」や「dele」のみならず
「SPEC」や「カルテット」そして「天国と地獄」と、我が家のドはまりドラマが目白押しで
現在放映中の連ドラは、とりあえず予約しておいて
TVerの空き時間に観るという「それってどうなの?」状態(笑)

でも「准教授・高槻彰良2」が、地上波に降りて来たし
「妖怪シェアハウス」や「オリバーな犬」の続編も始まるみたいだし
「ミステリと言う勿れ」や「妻、小学生になる!」などは
絶対リアタイで見届けたいし、また眠れなくなっちゃう~(笑)
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