ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド日比谷野音ライブ(7/1)5

2023-08-05 18:10:00 | ライブ
「氷のくちびる」「ポップコーンをほおばって」という鉄板メドレー?(笑)に続き
これまた王道の「翼あるもの」が始まると
先刻までの「ポップコーンをほおばって」のリズムの余韻で
「イントロだけは『トントン拍子』なんだよね(笑)」と奥さん(笑)

大サビ前の間奏で、テンポアップすると、再び「トントン拍子」の手拍子になるため
最初からずっと「トントン拍子」を続けていればいい説を提唱しております(笑)
…って、アルバム「誘惑」がリリースされた当時のライブでは
皆さん、フツーに「トントン」なさっていたそうだけど…(笑)

…で、その大サビ前の間奏に入った途端に、ステージ上手側のPA席をご覧になる甲斐さん
奥さんは「デッド・ライン」や「冷血」で、歌詞がアヤシくなられた直後に
右耳を押さえていらしたので、左耳に装着されたイヤモニの調子が悪いのかと
ヒヤヒヤしていたのが「ああ、ついに…?」と思いきや
甲斐さんが「頼むよ、よろしくね」といった感じの笑顔を見せておられたことにひと安心(笑)

そのあと、マイクスタンドからマイクを引き抜かれ、スタンドをポイっと放られた時は
ヒットを打ったバッターが、走り始める際に、バットを放り出すのと
同じような感覚だろうと思い、特に気にしてなかったものの
その放り投げられたマイクスタンドを、三好さんが立て直されたのも束の間

WOWOWの映像には、映っていなかったんですが
ステージ中央で後ろ向きに立たれた甲斐さんが
松藤さんのドラムセットの方へ、マイクスタンドを蹴り倒されたらしく
大サビをお歌いになっていたゴキゲンなご様子からは予想も出来なかったみたいでビックリ!

「松藤さんに何か言ってる?」風に見えたそうだけど、原因は不明…(汗)
もっとも、そのあと、ご自身で倒れたスタンドを足に引っ掛けて起こしていらしたし(笑)
表情が険しくなられることもなかったし…で、ホッと胸を撫で下ろしたんだとか…(笑)

甲斐さんは「サンキュー!今夜は、みんな来てくれて感謝してる!サンキュー!ありがとー!
世界中ね、ゴーストタウンのような時期を、みんなナンとか乗り切って…乗り切った、みんな
だから、今夜は楽しんでっていいんだよ!
最後まで楽しんでって下さい!やるよ!OH YEAH!」…って

いくら雨にも負けず、コロナ禍にも負けず、ライブ活動を続けて来られたとはいえ
今年になって、ようやく「大手を振って」というか
「マスクを着用していれば、声出しOK!」となった訳で
奥さんはもちろん、演者の皆さん、スタッフの方々も含め
精神的に解放された気分になられた方も少なくなかったんじゃないかと…?

そして、本編ラスト曲「漂泊者」へ…って、先刻、甲斐さんのご機嫌が悪くなっていらしたら直後のこの曲は荒れ模様だったかも…?(失礼!)
実際、この曲でもハウった瞬間があったし…(汗)
まあ、奥さんは、リリース当時の「漂泊者」をお歌いになる甲斐さんは
「ホントに『爆発しそう』で怖かったなあ」と思い出していたらしい(苦笑)
ナンせ「この人は、あまりに生き急いでる…」と「短命説」まで飛び出したみたいだし…(汗)

ともあれ…演者の皆さんが、一旦ステージを降りられ
アンコール待ちの間、再び場内の様子などが映ると
ようやく日が暮れたって感じに暗くなっていて
まあ、本編終盤に照明が入った時…特に「冷血」では、かなり「映え」ていたとはいえ
まだ、観客の皆さんのお顔が見えるくらいには明るかったし、夏のライブらしいなあと…

しばらくして、メンバーの皆さんがステージに戻って来られ
甲斐さんは、スタッフの方に抱き抱えられるようにして、そっとドラムセット裏にスタンバイ(笑)
奥さんにとっては、永遠のオープニングナンバー(笑)「きんぽうげ」が始まると

この曲の作詞を担当された長岡さんが、佐藤剛さんの訃報をお知りになった際に綴られていたこと
「私が甲斐バンド在籍中にマネージャーだった『佐藤剛』氏…
出逢いはミュージックリサーチという音楽情報誌の取材でした
雑誌編集をしていた彼を強引に誘い、マネージャーになってもらった…という記憶があります

そして、私が作詞した作品のタイトルで悩んでいる時に
『きんぽうげ』という毒のある花がある…そんなタイトルはどう?と
アドバイスをくれたのが佐藤剛さんでした
その後、バンドマネージャーから独立して、アーティスト発掘などをして活躍されていました

残念です!私と同年齢でした…一緒に仕事した仲間が少しずつ減って行く事が哀しいです
謹んでご冥福をお祈り申し上げます」…を思い出しうるうる…
それでも「マイクスタンドを持ち歩く甲斐さん(笑)」のお姿に萌え
オーバーヘッドの手拍子は休むことなく…(笑)

エンディングで、イチローさんが、イナピーさんの方へ歩み寄って行かれたものの
シールドが伸びずに(苦笑)手前で立ち止まられたのを拝見して
やっぱり、今の「甲斐バンド」には、野音のステージが狭いんじゃないか?と思ったトコで
「きんぽうげ」が終わり「サンキュー!サンキューサンキューサンキュー!OK!」と甲斐さん(笑)

本編で、3曲演奏なさったサックスの丹澤さんが再び登場され「無法者の愛」
奥さんは、リリース当時、あまり好きではなかったこの曲の歌詞が
長岡さんに宛てられたものじゃないか?と思った途端に
気持ちの振り子は正反対の方へ持って行かれたようで
さっきの「うるうる」を引きずっている内に、また長岡さん繋がりの曲を聴いてうるうる…(苦笑)

演奏が終わると…「サンキュー!もう一度、メンバーの紹介をやります」と甲斐さん
「ベースギター、OS、岡沢茂!拍手を!ギター、稲葉政裕!オーメン!
ジェントルマンだと思いますが…パーカッション、マック清水!OH YEAH!
ドラムス、佐藤強一!OH YEAH!キーボード、前野知常!OH YEAH!
ドラムス、松藤英男!オーメン!ギター、田中一郎!」とコールなさって

「ねぇ?最後の汗を振り絞って、ねぇ?俺たちはクライマックスへ向かう
えー、そして、その瞬間をみんなと分かち合う…それが俺たちのライブです!ねぇ?」
…と、おっしゃったものの、甲斐さん以外のほぼ全ての皆さんが
「後ろ!後ろ!」「忘れてますよ~!」と
メンバー紹介から外れてしまわれた丹澤さんに気を取られていて
せっかくのお言葉が「全然入って来なかった(笑)」んだとか…(笑)

背後から声をおかけになるタイミングを計っていらしたイチローさんのおかげで
やっと後ろを振り返られ「そうだよねぇ?」と甲斐さん(笑)
丹澤さんは、お顔の前で両手を合わせて「恐縮」のポーズ(苦笑)
「前に出て来る?」という甲斐さんの言葉に従われ
「サキソフォン!丹澤選手、拍手を!」とのコールを受けられてました

「イヤー、ホント失礼した…あそこ(丹澤さんの立ち位置を指差されながら)見えないのよ
ゴメンね!えー、せっかく良いMCやったのにね、忘れてくれ!みんな(笑)
OK!みんな、最後に…老いぼれるなよ!みんな!もう一度!老いぼれるなよ!みんな!
まだ何も終わっちゃないんだから!OK!」と
去年からおっしゃるようになった「老いぼれるなよ!」というフレーズを口にされてたけど

奥さんは「そのフレーズが、甲斐さんの口から出ること自体が寂しい…」と相変わらずの反応
確かに、健康な時には、病気を気にしないというか
健康であること自体、意識していないと思うし
「老いぼれ」というフレーズを思い浮かべられるということは
何かしらの兆候やご自覚がおありなのかなあと…?(失礼!)

ただ、ライブ終了後にツイッターを拝見したら
この「老いぼれるなよ!」というフレーズが刺さっておられる方が多かったらしくて
「ちょっとビックリした!」と奥さん(苦笑)
まあ、どれだけ「シニア」に見られようと、本人に「老いぼれ」たとの自覚はなく(笑)
「頑張ってる人に『頑張れ』と言うのは失礼って言うなら
老いぼれてない人に『老いぼれるな』って言うのも失礼じゃないか?」
…みたいなツイートを発見してハゲ同しておりました(笑)

ともあれ…21曲目は、40周年ツアーだったか?この野音でのライブで
ナゼか甲斐さんがブチ切れていらした(苦笑)「観覧車'82」
この日は、特に問題はなかったようで、小雨がパラつき、例の照明が映える中
きっちりと歌い終えられた甲斐さん…が「♪WOWWOWWOW…♪」を歌えの指示がなく
「えっ!?歌っちゃダメなの?」と思った途端に指示が…(笑)

そして、大ラスは「破れたハートを売り物に」
いつぞやの「SONGS」ご出演以来、逆三角形に並べられたマイクスタンドにも
ずいぶんと見慣れて来たとはいえ、奥さんは、やはり4本横一列が落ち着くみたいです(笑)
…っていうか、この曲が、薬師寺ライブのオープニングを飾った際に
「甲斐さん以外」のお三方しか見えなかった恨みは根深いらしく(苦笑)
「あの時、こうやって並べられてたら、甲斐さんが見えたのに…(笑)」とポロリ(笑)

それはともかく…ナンとか最後まで、雨に降られることも、暑さでブッ倒れることもなく
メンバーの皆さん全員での「ご挨拶」を見届け…って
先に楽屋へ通じるドアの方へ向かわれた方もいらしたけど(笑)
ライブ自体は「楽しかった~!」と大満足で会場を後にする途中で
久々の再会となる甲斐友さん達に次々バッタリ!

もっとも、この日は、次のライブの予定が発表されなかったので
とりあえず「また来年!」と告げて別れたんだとか…(笑)
まあ、その前に、長岡のイベントやディナーショーがあるとはいえ
甲斐バンドの50周年プロジェクトが、本格的に始動するのは来年からでしょうし
休みを確保するための根回しに勤しむ日々になりそうです(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする