ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ミュージックライン(4/10)3

2018-04-21 14:08:00 | メディア
「先日、4月7日は甲斐さんのお誕生日でした
おめでとうございます!」と南波さん
「ちなみに、今まで貰ったプレゼントで
一番ビックリしたものってありますか?」と質問

甲斐さんは「ビックリしたものって…あんまりないですけど
ただ、この年齢まで未だにまだ、みんなから祝って貰える…
長きに渡り…っていうのは、ちょっと有難いですよね」とおっしゃって

思い出し笑いをなさってるのか?(笑)
「あの…(笑)…その関連めいた話じゃないですけど」と笑いながら
「あの…スティーヴィー・ワンダーの【ハッピー・バースディ】って知ってます?
『♪ハッピーバースディ♪』ってアレ…
あの曲って『♪ハッピーバースディ♪』って行くまでに2分近くあるんですよ

イントロは長いし、Aメロも結構長いし…
(『サビ始まりとかじゃないんですね』と南波さんの声に)違うんですよ
その2分近くまで来ないと『♪ハッピーバースディ♪』にならないんですけど…

西麻布のレストランで、後ろの…僕、ちょうど誕生日だったんですけど
その…俺、誕生日だとか、そんなこと言わないじゃないですか
後ろの(席の)人が誕生日だったらしく
いきなりパーン!と灯りが落ちたんですよ、真っ暗ね

で、それで、ハッピーバースディの時にパッと点けたいんでしょうけど
イントロ長い、Aメロ長いで2分近くも真っ暗なんですよ
それで、やっと来た!っていう感じで
パッと『おめでとうございます!』とか言ってるんですけど
お前、他の客のこと考えろ!(笑)

フツー、あの曲って、洒落た店は編集するんですよ
程よく編集して、せめて1分以内でサビが来ないとツライですよね
関係ないですもんね、僕ら…(笑)」と話されてましたが
その日が甲斐さんのお誕生日だとご存知ない方と食事されてたんですね?(笑)

南波さんが「暗闇で食事することになりますもんね(笑)」とおっしゃると
「それも、ナンか生牡蠣が出たばっかりだったんで
ひんやりしたものを真っ暗な中でっていう…どーゆーこと!?っていう…(笑)
それが一番ビックリしました(笑)」と甲斐さん

南波さんは「闇鍋みたいになっちゃって…(笑)
超おもしろエピソードでしたね(笑)」と笑っておられたけど

この放送前、番組サイトに「誕生日にまつわる衝撃エピソード」と
アップされているのを見た甲斐友さんから
「なんでしょうね?」とLINEが来たらしく
奥さんは、甲斐さんがお母様から
「誕生日は4月6日だとずっと言われていた」話じゃないかと答えたそうです(笑)

小学3〜4年生の甲斐少年が「『平凡』とか『明星』を眺めながら
好きな歌手や俳優の中に同じ誕生日はいないか?そっと探してみたりする」ものの
「誰もいないのだ。ひとりも。」(笑)

「誰もいないんだと隣の席の女子にボヤいたら、調べて来てくれて
それ以降、僕の心の隙間を埋める支えの一部は『伊東ゆかり』になった」みたいで(笑)

「家で生ギターを弾きながら上手く歌えない時でも
音程が良く歌が上手い人と誕生日が同じなんだから大丈夫
これから成長著しく良くなる一方だと思い込む」とか(笑)

「毎年、通知表に落ち着きがない、私語が多いと
小学校6年の間で18回ほど書かれたが
いずれ大人になれば、ああいう風に知性的なたたずまいの人間になれるのだと信じられる」とか(笑)

「『伊東ゆかり』は、あたりが柔らかい割に
軸がブレてない内面の強さが透けて見えて
小指も噛まれるくらいキュートな感じも好きだった」のに(笑)

戸籍謄本に4月7日と記されているのをご覧になって
「じゃあ心の支えの一部だった『伊東ゆかり』は何も関係ない
ただの他人じゃあないかと愕然とした
もともと他人なのだが…少しアセった」と振り返っておられました(笑)

もっとも、甲斐さんと同じように
お母様の勘違いで、違う誕生日を教えられていらしたお兄様の方が
より衝撃が大きかったらしく(笑)
甲斐さんは、3日後にお母様に問い質されたのに対して
お兄様は、1ヶ月悩まれたんだとか…(汗)

それはさておき…「ここで、まずは1曲、聴いて頂きたいと思います」と
「甲斐バンドの去年7月にリリースされたベストアルバム
『Best of Rock set かりそめのスウィング』から」
【非情のライセンス】が流れたんですが
曲が終わってから、南波さんが話し始められるまで数秒、無音の間があり
「えっ!?7秒で放送事故だっけ?」などと焦りました(苦笑)

「哀愁を纏った大人のラブソングで
そのあまりの色気に、ナンかひれ伏したくなりました
ドキドキしちゃいました」と南波さん(笑)
甲斐さんは、このコメントに大笑いしながら「ありがとうございます」と…(笑)

「甲斐バンド名義としては、久しぶりの新曲となりましたが
この曲をカバーされたのはどういう…?」との質問に
「久しぶりにベストを出すんで、バンドのまあ…今の存在証明っていうのをね、やっぱり、こう…出したいんで…

そうすると、まあ、オリジナルをやるか?カバーをやるか?
…っていうことになると思うんですけど
今回、カバーが良いかなと思って…
これ、もうホントに大昔のドラマの主題歌なんですけど
やりたいなーとずっと思ってたんで…

去年の3月に全部レコーディングやって、で、終わって
僕、6月くらいにニューヨークにいたんですけど…
あのー、えーと…U2とか…U2はワシントンDCかな?で、観て…7万人の…
で、トム・ペティとハートブレイカーズの…とか観に行ったんですけど

その時に、あのー…この歌を歌ってる野際陽子さんがお亡くなりになって…
僕、あの…歌としてもすごい好きだったんですけど
表現者として、すごい好きだったんで、野際さん…

すごい、もう…ちょっとね残念ながら…ショックで…
まあ、スポーツ紙からいっぱい電話がかかって来る…みたいになったんですけど
(そんな)感じもあったりとかして…
まあ、これも何かの縁なんだなとちょっと思ったんですけど

やると、でもまあ非常にキャッチーで
甲斐バンドのサウンドにぴったりな感じで仕上がったんでね
そこはまあ出来が良かったんで、有難いなと思ったんですけど…うん」

…と、去年は口が酸っぱくなるほど話されたエピソードですが
「この街で暮らす」人間でさえ「もう1年経ったのか…」と思うくらいだから
「この街で暮らす1年のよう」な
東京の一夜を1年分過ごされれば、記憶も遠くなりますよねぇ(笑)

南波さんが「ベストアルバムでは、40年ほど前だったり
その当時の自分の楽曲を聴き直したりして、新たな発見とか
初期衝動を思い出すような場面もあったりしますか?」とお訊ねになると

「イヤ、基本的には、ずっとライブでやって来てるんで
まあ、そこの中で、どれだけ今の時代に合う…
今の時代にリアルな曲を選ぶかっていうことで選びましたね、うん

ナンか、やっぱり、どうしても『歌』っていうのは、時代が過ぎて行くと
やっぱ錆び付いてくっていう部分があるのは、言葉から錆び付いて行くんで
だからやっぱり、その魂がどれだけ時代に対してリアルなのか?っていう…

やっぱ歌詞が錆び付くっていうのが
たぶん古くなってる…古くなってく原因なんで
まあだから、そこら辺は気にして選曲しましたけどね」と甲斐さん

「2年前の曲を2年前と同じような感じでは歌えない」方ですし
そもそも、ご自身の身の周りで起きたことを歌詞になさる訳で
「その気持ちの整理がつかないと歌えない」とおっしゃる以上
ファンの耳に届く頃には「初期衝動」が治まっておられるでしょう

どんなに素晴らしい曲でも、その作者が目を閉じたまま
自分の中に閉じこもるように歌われたら
音源はともかく、ライブでは何も伝わらないんじゃないかと…?
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